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ダイエットと貯蓄の原理はシンプルなのになぜ達成できないのか

ダイエットができない

お金がたまらない

誰もが悩む問題であり、常にトピックとして扱われる問題ではないでしょうか
これだけテクノロジーや科学、技術などが発達しても解決はされません。
この原因とは何なのでしょうか

これらには共通した原因があります。
なぜ、できないのか?
それは方法論や人の個人の事情にあったもので考えていかないといけないのですが、それはここでは扱わないようにします。

ダイエットと貯蓄の原理は同じ

ダイエットも貯蓄も原理は同じでございます。
入力と出力の調整
この一点に尽きるのです。

ダイエットでいうならば、入力つまりは食べる量を減らして、(摂取カロリーを減らします)出力つまりは運動量を増やします(消費カロリーを増やす)



例を出すと以下の様になります

体重1kgを落とすためには、約7,000kcalのエネルギー消費が必要と言われています。その理由は以下の通りです。

1. 体重1kg減少時の内訳は、体脂肪が約75%(750g)、水分が20%(200g)、たんぱく質が5%(50g)とされています。

2. 脂肪1gを燃焼するのに9.45kcal、たんぱく質1gを燃焼するのに4.35kcalが必要です。

3. 計算式は以下の通りです。
  9.45(kcal/g) × 750(g) + 4.35(kcal/g) × 50(g) = 7,305(kcal)

4. つまり、体重1kgを落とすには約7,000~7,300kcalのエネルギー消費が必要ということになります。

1ヶ月(30日)で1kg減量するためには、1日あたり約230kcal(7,000kcal÷30日)を追加で消費する、もしくは摂取カロリーを230kcal減らす必要があります。

230kcalは、ご飯1杯分やビール1本(500ml)に相当します。運動では、ウォーキング約50分、ジョギング約27分に相当します。

健康的に体重を落とすためには、1ヶ月に1kg程度の緩やかなペースで、筋肉を維持しつつ脂肪を減らすことが理想的とされています。


つまりはこれを遵守してあとはどのように実行をするのか
それだけの事なのです。


では、お金に関してはどうでしょうか
お金を貯めるというのは、これの逆をやればいいのです。
入力、収入を増やして、出力、出費を抑制する。差額の余剰分が貯蓄に回せるわけですからこれを継続すればいいのです。

畢竟ずるに言いたいことは、

ダイエットとお金を貯めることは、確かに原理的には非常によく似ています。
両者に共通するのは、

「余分なものを削ぎ落とし、必要なものだけを残す」という点です。

ダイエットの基本は、摂取カロリーを消費カロリー以下に抑えることです。つまり、食べる量を減らし、運動などで消費するエネルギーを増やすことが重要になります。これは、不要な脂肪を削ぎ落とし、健康的で引き締まった体を作るためのプロセスと言えるでしょう。

一方、お金を貯めるためには、収入から支出を引いた残額を増やす必要があります。不要な出費を削減し、必要なものにのみお金を使うことが求められます。これは、余分な経費を削ぎ落とし、将来に備えて資産を蓄えるためのプロセスです。

両者に共通するのは、自分自身の状態を客観的に把握することの重要性です。ダイエットでは、自分の食事内容や運動量を正確に記録し、体重や体脂肪率の変化を定期的にチェックする必要があります。お金の管理においても、収入と支出を正確に把握し、無駄な出費がないかを定期的に確認することが求められます。

また、両者とも長期的な視点を持つことが不可欠です。ダイエットの効果は一朝一夕に現れるものではありません。健康的な食生活と適度な運動を継続的に行うことで、徐々に体が変化していきます。お金の貯蓄も同様です。一時的な節約ではなく、長期的な金銭管理の習慣を身につけることが重要になります。

さらに、ダイエットとお金の管理には、強い意志力と自制心が求められます。食べたい誘惑や、欲しいものを買いたい衝動に負けずに、目標に向かって努力を継続することが必要不可欠です。

ダイエットで健康的で美しい体を手に入れることは、豊かな人生を送るための基盤となります。同様に、しっかりとしたお金の管理は、経済的に安定した人生を実現するための土台となるでしょう。

両者に共通するのは、「今の自分を変えるための努力」という点です。自分自身と向き合い、より良い状態を目指して行動を変えていく。そのプロセスには、辛抱強さと継続力が求められます。

しかし、その努力は決して無駄にはなりません。ダイエットを通じて健康的な体を手に入れ、お金の管理を通じて経済的な自由を獲得する。そうすることで、人生のさまざまな可能性が広がっていくはずです。

ダイエットとお金の管理。一見すると異なる分野のようですが、実は人生を豊かにするための重要な要素と言えるでしょう。一人ひとりが自分自身と向き合い、より良い状態を目指して努力を重ねること。それこそが、充実した人生を送るためのカギになるのではないでしょうか。


実にシンプルなのですが、人はこれがわかっていてもできません。
これはなぜなのでしょうか

そこからが方法論や個人的な事情というものになるのです。
使えるお金や時間は人それぞれ違うのですからあとは何が自分に合う方法なのか
それをあとは試すだけです。
方法論はネットで調べたものでも、本で読んだもの、テレビで観たものでもいいのです。上記に沿う原理から外れなければ大抵は続けていれば目的は達成されるのですから。

これらを独自に考え解決すればいいのです。

原理はシンプルであるが、方法論は選択肢としてああり
一番難しいのは自分のこころを律するということで、これが一番難しいですね
なによりも

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