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I have a book hangover: “Verity”

昨夜観た日曜劇場「Vivant」が、
衝撃的なレベルで面白かった。


衝撃的な作品といえば、この本も。
(強引に本の話に持っていく)

Verity」の著者Colleen Hooverは
tiktokなどで話題沸騰、
邦訳も出た「It Ends With Us」の著者でもあります。
Collen Hooverの作品はいつも話題になりますな。

私は昨年の10月くらいに読みまして。
もう一気に読み切った。
ヒーヒー言いながら。


主人公は売れない作家、Lowen Ashleigh
そこへ、ベストセラー作家Verity Crawfordの夫、
Jeremyから夢のような仕事依頼が舞い込む。
それは、ある出来事で重症を負い、
執筆活動が行えなくなってしまったVerityに代わって、
彼女の人気シリーズを完成させて欲しいというもの。
Crawford邸で、長年にわたる膨大な資料に目を通し始めたLowenは、
Verityの自伝を偶然見つけてしまう。
誰にも読まれてはいけないはずその自伝で、
彼女は衝撃の真相を語っていた…


何が真実で、何が作り話なのか、
未だに分からない。ひぇー。怖。
途中から気分が悪くなるくらい、ゾワゾワした。
Lowenに感情移入しすぎて、ものすごく疲労。
寝る前に読むと、確実に眠れなくなる。

ホラーも、
ドロドロなロマンスも、
スリラーサスペンスも全部、欲張ったなぁ。
って感じ。映画みたい。
spicyなシーンがね。うん。だいぶね。
過激ですので、ご注意くださいまし。
やっぱりこれはColleen Hoover作品の特徴かな。

文章は比較的シンプルで、
英語もちょうど読みやすいレベルかと。


好みが分かれる作品だが、
洋書好きなら、試してみる価値はあると思う。
私は楽しめた。怖かったけど。
想像力が搔き立てられる。

Colleen Hooverの作品には
いつもメンタルをやられてしまう私がいる。



最後に。

(ネタバレ注意 spoiler alert!!)


読み終わった方にお聞きしたい。
自伝と手紙、あなたはどちら派?

私は自伝派。
手紙を信じたいような気もしたけど、
それだとまた色々怖いしな。
自伝も十分、怖いけどさ。
なぜあのタイミングで手紙を書いたのか。
あの顔の傷はどこから来たのか。
手紙は「付け足した」感じが強い気がする。

誰が一番狂っていたのだろうか。
Verity? Jeremy?
それとも…
Lowen?






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