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最強のコンディショニングで最高のパフォーマンス発揮へ!!

皆さんこんにちは。Laiblitzの中村恭平です。

トレーニングに対する意識の変化


近年、様々なスポーツにおいて競技力の向上が飛躍的に進んでいます。
この競技力の飛躍的向上を後押ししている要因の一つとして、トレーニング技術の進歩と最先端トレーニングを取り入れることによる肉体の進化が挙げられると思います。

各競技でトレーニングやケガ予防に対する注目が集まっており、自身の体のコンディション管理を意識するアスリートが年々増えています。
特にプロスポーツの世界では、より細かなコンディショニングを行うことによって、安定したパフォーマンスの発揮やケガの予防を目的とした取り組みが進んでいます。


InBodyとは?


こうした体の細かな部分までに気を配り、さらにレベルの高いコンディショニングを実現していく上で、欠かせないツールとして用いられている最先端機器といえば、InBodyではないでしょうか?


現在すでに、多くのスポーツチームが活用している事はもちろん、その精度の高さから医療現場においても数多くの実績を上げています。
ただ、名前は知っているけどあまり詳しくは知らない方や、活用法がよくわからないといった方もまだ多くいると思います。
今回はそういった方の為に、InBodyを用いることで何が分析できるのかであったり、プロ野球の現場でどのように活用され競技に活かしているのかをご紹介できればと思います。


InBodyで何が分析できるのか、、


まずInBodyとは、体成分を測定分析する機器になります。

人の体を4つの「水分」「タンパク質」「ミネラル」「体脂肪」に大きく分けて定量的に分析し、栄養状態に問題がないか、体がむくんでいないか、身体はバランスよく発達しているかなど、人体成分の過不足を細かく評価することができます。

InBodyの最先端の測定技術


InBodyでは分子レベルでの分析
を採用しており、従来では知る事の出来なかった、より体の細かい情報を得ることが出来るようになっています。
こういった分析を可能にしているのが、生体電気インピーダンス分析法という分析法です。
BIA法(生体電気インピーダンス分析法)は、1960年代から行われていた分析法でした。
その後、様々な技術の進歩があった後、最新のBIA法(DSM-BIA)がInBodyの創業者によって開発され、InBodyが誕生しました。

これまでInBodyは、様々な人種の健常者・疾患者・アスリート・高齢者・小児などを対象に様々な機関で検証が行われており、その結果が40件以上の国際論文として発表されてます。これらの論文を通じ、InBodyは被験者に関係なく一貫して高い精度を持つことが認識でき体成分分析機器として最も正確で高度な機器といえるのではないでしょうか。


現役時代の活用例


ではここからは、私がプロ野球に在籍していたころに実際に取り入れられていた活用方法を、一部ご紹介させていただきます。
まずチームの決まり事として、1か月に1度の測定が義務づけられていました。
これは定期的に測定することで、体の状態のほかに運動量や季節による気温の変化により体に何か変化がないか確認していくためです。
このような分析結果を確認をしておく事で、自身のベストのコンディショニング方法を見つけ出していく事が可能になり、より安定したパフォーマンスに繋げようと取り組んでいます。

先ほどもでてきた季節の影響の面でいうと、特に夏場は測定回数を増やし、より細かく分析することを心がけていました。
皆さんもご存じの通り、近年の夏の暑さは異常で、外にいるだけで倒れてしまいそうな程の猛暑の日ばかりだと思います。
そんな過酷な環境下でも、プロ野球ではほぼ毎日試合が行われるため、日々かなりの疲労を蓄積する事となります。
常にベストのパフォーマンスを発揮していく為には、個人でも高い意識を持ちコンディションを整えていく必要があります。
なかでも先発投手は長いイニングを投球していくので、脱水により足が攣ってしまう選手も現れます、このようなアクシデントを改善していく為にも、試合中に奪われる水分量や減ってしっている体重などを、試合前、試合後に測定する事で、試合中にどれだけの水分補給が必要なのか、その他の栄養素は何をとるべきか、エネルギーの補給量、摂取するタイミングなど、より細かな試合中のコンディショニン管理にも活用していました。

数多くの項目を分析できるようになっています

また、シーズンオフの体づくりはもちろん、長いシーズンを戦っていく中での体の変化把握したり、体の弱い部分をみつけトレーニングを行いどの程度の効果が出ているかが部位ごとにわかるので、トレーニングの効率化を図る事も出来ます。
また、最近は無料のInBodyアプリで測定データを確認する運用方法が増えているようで、今後さらに効果的な活用法が出てくるんではないでしょうか。


まとめ


今回ご紹介させていただいた高性能機器のInBodyですが、これだけの精度で体の細部を分子レベルで測定できる機器なので、価格の方も決して安いとは言えません。
現在InBodyでは、75万~275万円のラインナップ(計8機種)の製品を取り扱っています。

こうしたコンディショニング管理は、成長期である学生のプレイヤーにも非常に重要であると思います。
野球だけではなく様々な競技において、コンディショニングに対する意識は年々高まっています。
アマチュア球界にも今後、パフォーマンス向上や怪我防止に対する取り組みが広まり、選手自身が高い意識を持つ流れになってほしいと思います。

こういった機器の導入にもクラウドファンディングにチャレンジする事で環境改善に取り組めます。
用具や備品だけでも相当の費用が掛かかる中、皆さんの叶えたい事を実現する為に全力サポートでお手伝いさせていただければと思います。是非一度、提案だけでも聞いてみるのはいかがでしょうか?

著者紹介


ライブリッツ株式会社 中村恭平
9歳から野球を始め、立正大淞南高校を経て富士大学から2011年広島東洋カープにドラフト2位で入団。1年目から主に先発として登板して3年目にプロ初勝利。中継ぎに転向した2019年43試合に登板し、12ホールドを挙げるなど活躍し、2021年まで11年間プレイ。現役時代の故障経験や動作解析によるパフォーマンス向上を経験した事から、データを用いた取り組みの重要性を感じ、現役引退後の2022年4月にライブリッツへ入社。今後はアマチュアスポーツ界の技術力向上やケガやリハビリに対する意識改革に貢献していきたいと考えている。

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