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東京のフィンランドMETSÄ PAVILIONメッツァパビリオン

東京にあるフィンランドに行って来ました!
東京都港区フィンランド大使館の敷地内にあるMETSÄ PAVILIONメッツァパビリオン。
こちらの建物の目的は2021年夏の東京オリンピック・パラリンピックにてフィンランド代表チームの公式パートナーハウスとして使用される他、多くの企業イベントや文化的なイベントを開催するとのことです。約15ヶ月の間様々な企画が開催されるとのことでした。

私は今回ワイルド・アット・ハート ~
フィンランドのモダンデザインとアートのコレクションへ遊びにいきました。(2020 年 10 月 2 日(金)~ 年 10 月 12 日(月)まで)フィンランドの現代デザインを感じるエキシビジョンです、お時間が合えばぜひ!

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メッツァとはフィンランド語で森という意味です。こちらの建物は一見コンクリートのように見えますが木材建材で作られています。国のフラッグシップになるパビリオンですからやはりここは森と湖のフィンランドというだけあって内外自然を感じることができるデザインになっています。

室内はよい木の香りに包まれ、まるで森にいるかのような心地の良い空気を感じることができました。


着目したいのはやはりここでもサステナビリティ。15ヶ月のパビリオンという役目を果たした時、単に壊してしまうという観点でなく特殊な建材を使うことで解体・輸送・再構築が可能だということに世の中の流れを感じます。

これはデンマーク人の建築会社にお勤めの方から聞いた話なのですが、コペンハーゲンで公の施設など新しく建築物を建てる時、デザインや機能だけで競うのではなく、なんとその建物の役目を終えた時、地球に負荷をかけない方法で還元するのか、そこまで案を出さないとコンペに出る権利すら得られないと聞きさすがサステイナブルな成熟社会だなあ、あまりにも日本との違いに驚きました。
それが約1年前のことです。日本はようやくサステイナブルという言葉が定着しつつあります。しかしあまりにも言いすぎて、流行になってしまってはいけないと危惧しています。
サステイナブルな社会は自分ごとになって初めて循環するのだと思っています。だから大きな事例や立派なことに目を向けることももちろん大事なのですが、まず自分でできることから実行する、ここを大事にできたらなあと思います。
自分ごととしての捉え方は北欧に住まう人たちのライフスタイルの中にヒントがたくさんあるような気がしています。外をみて自分を知るではないですが、自分にとってちょうどよい暮らしを追求していきたいなと改めてメッツァパビリオンから考えることができました。

15ヶ月の間、様々なイベントが企画されているようですよ。私も色々参加したいと思っています!

メッツァ・パビリオンの公式ページにてチェック







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ニイクラ アキコ|北欧ライフスタイル研究家/片付け収納インテリアコーディネーター
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