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【魚の旨味がギュッと凝縮】 魚のスープ

魚のスープといえば、フランスの「スープ・ド・ポアソン」が有名です。

スープ・ド・ポアソンは、南フランスの定番料理で、魚をしっかり炒めて、魚と野菜のうまみが凝縮したスープです。

今回紹介するレシピは、作りやすいアレンジにしてますので「スープ・ド・ポアソン」ではなく、「魚のスープ」と呼ぶことにします。

材料
・魚のアラ(今回はイトヨリ)     1kg
・玉ねぎ            150g
・人参             100g
・ニンニク            1/2株
・ダイストマト        200g
・フェンネルシード        3g
・サフラン            少々
・ペルノー            50ml
・オリーブオイル         50ml
・ローリエ             1枚
・塩                少々
・水                                                     2L


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(1)玉ねぎ、人参をスライス、にんにくは半分に切る。
   魚のアラは、ウロコ・エラ・内臓を取り除きよく洗っておく。

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(2)大きめの鍋に、オリーブ油とニンニクを入れ火にかける。

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(3)にんにくの香りを出したら、玉ねぎと人参を入れて炒める

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(4)野菜がしんなりしてきたら、魚のアラを入れる。

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(5)強火でしっかり混ぜながら、水分を飛ばしていく。

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(6)水分がなくなってきて鍋が焦げ付いてきたら、ペルノーを入れてアルコールを飛ばす。

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(7)水を入れて沸騰させる。

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(8)アクを取る ※油は取らない

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(9)ダイストマト・フェンネルシード・サフラン・ローリエを入れる。

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(10)2時間煮込む。 

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(11)すり潰しながら漉す

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(12)漉したスープを火にかけ、煮詰める

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お好みの濃度まで煮詰めたら、塩で味を整えて出来上がりです

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作る際のポイント

・魚は、カサゴ・コチ・ホウボウなど岩礁魚が向いています。
・鍋底にこびりつくぐらいの強火でしっかり水分を飛ばすのがコツです。
・アラはしっかり洗っておく。

スープ・ド・ポアソンでは、ルイユ・バゲット・グリュイエールで食べるのが定番ですが、魚やじゃがいもや野菜を入れてブイヤベース風にしてもおいしいです。

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これにラーメンとか入れてもおいしそうですね。

手間のかかる料理ですが、アレンジ次第ではいろいろできるスープです。

ぜひお試しください。













貴重な時間を使って、記事を読んでいただきありがとうございます。有意義でお役にたてれば幸いです😊