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タロットクロスを縫う #我が家のDIY

以前「転がってた布でタロットクロスを作った」という趣旨のnoteを書きました。

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タロットクロスとは ↑ ここで敷いている布です。

タロットを保護するために敷く布です。

敷くことでタロットの滑りを良くしたり、汚れから守ったりします。あとは雰囲気作りですね。


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今回のクロスは、
仕上がりが85*85(cm) /上図は6つ折りにした状態。
リバーシブル(黒のコーデュロイ&ミント色のシーチング)
です。

タロットの下に敷くだけでなく、物撮りの際に使えると思います。

コーデュロイとシーチングを中表にし、
ひっくり返すためのスキマを開けて、
(スキマ以外を)ぐるりとミシンで縫います。

コーデュロイが滑って曲がるので、縫いしろは2cmとりました。
縫いしろはアイロンで割っておき、角はハサミで落とします。

ひっくり返してアイロンを当て、端ミシンをかけて完成です。
端ミシンをかけるので、スキマのまつり縫いはしていません。

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大きいのでちょっと大変でしたが、真っすぐ縫うだけで完成するのでとても簡単です。

タロットクロスを購入しようとすると2000~3000円はするので自分で作ってしまえばお安くすみます。

原価を覚えていないのですが、「黒コーデュロイを成仏させられた」と感慨深いです。
なぜ「覚えていない」のに「感慨深い」かというと…


─ ここからは思い出話なので読み飛ばして頂いて構いません ─


この黒のコーデュロイは15年以上前に購入したと記憶しています。
(シーチングは、2.3年前にネット通販で購入したものです)

「若い頃は渋谷に通っていたクチ」だったということは以前のnoteで触れていますが、

渋谷にはマルナンという老舗の生地屋さんがありました。
この黒いコーデュロイはマルナンで購入したのです。


私の裁縫技術は「トートバッグが作れる」くらいのレベルなのですが、
当時、唐突に「(欲しいのが市場にないから)ボレロを作ろう」としたのです。

狂気の沙汰です。

真っすぐ縫うだけで作れるトートバッグとは違い、
洋服は立体を意識し、袖や襟、裏地など多様なテクニックが必要です。

しかも、丁度良い型紙がなかったので「Aの型紙の袖とBの型紙の襟を…」などという禁忌を犯し(違う型紙なので形が合うわけがない)
もっと言うならば「ボレロの型紙がないからジャケットの裾を短くしよう」など基礎技術もないのにアレンジ盛りだくさん。

もちろん惨敗しました。

若気の至りです。

そして、この黒いコーデュロイが余ったのです。

以降、十数年…実家の押入れにしまい込み"見ないように"してきたのですが、
この「巣ごもり期間」で、退屈を持て余した母が押入れを掘り起こし、発掘してしまったのです。


真っ黒なコーデュロイというのが使い道が難しく
発掘から更に一年以上放置していたのですが、
そろそろ成仏させてやりたいと思いタロットクロスにすることに致しました。

コーデュロイはほぼシワにならないので、物撮りにはとても良いです。

折角ならリバーシブルにしようと、爽やかな色と合わせることにしました。(シーチングはすぐシワが付くからイマイチかもですが)

まあ、コーデュロイは保温性があるので…これからの季節は膝掛けにしても良いかもしれません(笑)

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85*85(cm)のリバーシブル、タロットクロス。
単にテーブルクロスとしても使えます。


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