開発秘話03：魔法使いは不要説。シンデレラは魔女だった?!

前回、グリム版には「魔法使い」も「カボチャ馬車」も「ガラスの靴」もない。という記事を書きました。

かわりに、グリム版には「ハシバミの木」があり、願い事を言って揺らすとドレスや靴など必要な物が降ってきます。

参考資料：
岩波文庫/完訳グリム童話集/金田鬼一訳
岩波文庫/完訳ペロー童話集/新倉朗子訳

なので、ハシバミの木に魔力があるとか、ハシバミの木の精霊(妖精)が力を貸してくれている。と解釈するのが一般的のようです。

「木や森に魔力がある」
「木に神様が宿っている」(神社のご神木とか)

この考えは大賛成です。私は御朱印集めが趣味なのでこっち方面の考え方の人です。が。

あえて、あえて意地悪な考え方をすると、

「ハシバミの木じゃなくてシンデレラが魔法使えたんじゃない？」

なんて思ったりもするのです。

シンデレラが魔女ならば、グリム版にも魔法使いがいたことになります。
・自分でドレスを用意して
・自分で舞踏会まで行き、
・自分で王子様Getしちゃうシンデレラ。
最強ですね。

このような天邪鬼な考え方から、シナリオのギミックを考え、仕込んでいきます。

とはいえ、イケメンの魔法使い君の登場は必須かなと思ったので、
シンデレラソロ最強チート計画は闇に葬りましたが。

アプリ情報

アプリ名：アンデッド・シンデレラ
リリース：2018年4月19日
15本目のアプリ
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