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2種類のお犬様タロットを見比べてみた

Wise Dog Tarot(ワイズ ドック タロット)

Magical Dogs Tarot(マジカル ドッグ タロット)
2種類のお犬様タロットをニヤニヤしながら見比べていきたいと思います。

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購入時の様子はこちら

大アルカナ

・大アルカナは22枚の絵柄で構成されている。

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上がWise Dog Tarot(ワイズ ドック タロット)
下がMagical Dogs Tarot(マジカル ドッグ タロット)
左から「フール」「チャリオット」「ハングドマン」「サン」です。

【0.愚者(The Fool)】
どちらも白っぽいわんちゃんと蝶が描かれています。
ワイズの方はジャックラッセルテリアでしょうか。頭上に烏、足元に蛇が描かれていて「気を付けて!!」という警告を感じますね。
マジカルの方はウエストハイランドホワイトテリア…かな?
黒ければ、オズの魔法使いのトト(ケアーン・テリア)に似ていると思うのですが。

【7.戦車(The Chariot)】
ど、どちらも「犬ぞり」だぁぁぁ!!(嬉しい)
「戦車」はデザイン的に「犬ぞり」しかないですよね。犬種はアラスカンマラミュートかシベリアンハスキーでしょう。

【12.吊るされた男(The Hanged Man)】
どの絵柄にしようかな~と選んでいるときに、
ワイズの方で「エリザベスカラー」をつけていたのが面白くてこれにしました。犬種はフレンチブルですかね。
ウェイト版のハングドマンの頭に"後光"がさしているのでそれをエリザベスカラーで表現したのではないかなと思います。
マジカルの方は…な、なんだろう…?白地に薄い茶の斑点、顔はリスみたいな柄ですね…?親友の愛犬がこんな感じですがその子はMixちゃんです。
The Seerとは「先見者」という意味です。「See(見る)」+「er(人)」ですね。

【19.太陽(The Sun)】
太陽とヒマワリ、そしてまぶしいほどのわんこ様の笑顔!!
どちらも白いわんちゃんが描かれているのも面白いですね。
ウェイト版に白い馬がいるからでしょうか。
そう考えて見るとマジカルの方は馬みたいな跳ね方をしてますね。

ワイズの黒いわんちゃんは…白い子と見比べてもかなり大きそうですね。
大きいと言えばグレートデーンですが柄と毛並みが違いますね。
顔はアイリッシュウルフハウンドぽいなと思うのですが、全体的にそれほどモフモフしていないのでちょっと違うかなあ…?
さて、立耳の白い犬種ですが!日本犬(北海道犬、秋田犬、紀州犬、白柴)はあえて外して考えましょう。
スピッツ、サモエド、ホワイトシェパード、エスキモードッグ…
しかし、この笑顔…外しといてアレですが日本スピッツな気もする!
マジカルの方は"舌の感じ"からホワイトシェパードでしょうか。


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小アルカナ

過去にもnoteでご紹介してますが、小アルカナには4つのマークがあり
マーク毎に1~10の数字&4枚の絵札で構成されています。

・小アルカナは4つのマーク(剣、杯、棒、金貨)で構成されている。
・剣=風=スペード♠、杯=水=ハート♥、棒=火=クラブ♣、金貨=土=ダイヤ♦に符合している。
・マーク毎に14枚(1~10の数字&4枚の絵札)で構成されている。
・絵札は、キング(王)、クイーン(女王)、ナイト(騎士)、ペイジ(小姓)の4種類。
・トランプに似ている。どちらが先に生まれたかは謎。

ペイジは「城や屋敷に仕える、7〜8歳から十代半ばくらいまでの少年」のこと。
日本語だと「小姓」と訳されます。

「小姓」調べると「貴人に付き従う人」です。
イメージするとしたら織田信長に対する森蘭丸みたいな感じでしょうか。

トランプはキング(王)、クイーン(女王)、ジャック(宮廷に仕える男の召使い)ですので、ナイトが居なくなっちゃいましたね。

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上がWise Dog Tarot(ワイズ ドック タロット)
左から「剣のキング」「杯のクイーン」「棒のペイジ」「金貨の10」

下がMagical Dogs Tarot(マジカル ドッグ タロット)
左から「Sky Alpha Male」「Sea Alpha Female」「Fire Puppy」「Ten of Earth」
マジカルの方はスートの名称が独特です。
訳すと「空の男支配者」「海の女支配者」「火の子犬」「大地の10」です。

この場合の「Alpha(アルファ)」は「群れを支配する」とか「最優位」という意味のようです。

また、写真にはありませんが、「騎士(ナイト)」の絵札は「Guardian」となっています。Guardian dogは「家畜の番犬」です。

ちなみに、絵札の事をタロットでは「Court card(コートカード)」と呼びます。数字のカードにも「絵」は描かれているのでこっちも「絵札」ですもんね…。
「Court」は「裁判所」や「宮廷」という意味で、日本語では「宮廷札」「人物札」と呼ばれています。

小アルカナはどうしても紹介の前に説明が多くなっちゃいますね…。


もう一度画像を挟んでおきます。

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左から「剣のキング」「杯のクイーン」「棒のペイジ」「金貨の10」

「剣のキング」&「空の男支配者」
王冠や立派な首飾りをつけていますね。この画像を選んだ理由はワイズのほうが柴犬っぽかったからです。
マジカルの方は耳がピンとしたドーベルマンさんでしょうか。
ドーベルマンは強く怖く見せるために伝統的に耳を手術して立てています。
ですから、子犬ちゃんの時は耳が垂れていてとっても可愛いんですよ。
是非「ドーベルマン 子犬」で画像検索してみて下さい。見る目が変わります。


「杯のクイーン」&「海の女支配者」
ワイズの方は亀、蟹、ヒトデと海や水を示唆する絵が描かれていますね。
顔は黒いラブラドールに見えますが、足はもふもふしていて何犬なのでしょうか?ちなみにラブラドールは水辺の狩に優れた犬種ですので水属性の杯のカードにはピッタリです。
マジカルの方はまるで人魚姫のようですね!あるいはヴィーナスの誕生でしょうか。この子はプーリー?コモンドール?しかし顔が長くスッキリしているのでちょっと違う…?
いずれにせよ気高くて美しいわんちゃんです。

カップのクイーンを選んだ理由は、以前にも人魚姫の話でご紹介しているからです。

「棒のペイジ」&「火の子犬」
ワイズの方、珍しく首輪とリードがついてますね。飼い犬?全身が見えないので犬種はちょっと難しいですね。
マジカルの方はスヌーピーのモデル、ビーグルちゃんでしょうか。
「ペイジ」を「パピー(子犬)」と訳したのは最高のセンスですね!!!子犬ちゃん可愛いです!!!!!!これが言いたくてパピーを選びました。
尚、「棒のペイジ」の意味は「良い知らせ」「郵便」
逆位置だと「悪い知らせ」


「金貨の10」&「大地の10」
金貨(ペンタクル)の10に関しては以前も書いたのでお犬様カードでも選んでみました。

「ペンタクルの10」は「繁栄」や「財産」「家族」などをさすカードで、
ウェイト版にも家族の一員としてお犬様が描かれていますのでね。縁のあるカードです。

ではワイズ版を見てみましょう。
長い顔にクルクルした毛ですので、プードル…かな?お、青い鳥も描かれていますね。正位置なら幸せが確定しそうです。
マジカル版は、親犬と子犬でまさに「家族」親の顔を見る限りゴールデンに似ていますが、子供が黒い毛色なのでフラットコーテッドレトリバーか?しかしこっちには黒と茶しかいないし…?
それにしても子犬可愛いなあ…。
ラブラドールなら黒・チョコ・黄が居るのですが毛並みが違う気がするし…?
赤い実が10個実っていて「繁栄」示していますね。


タロット好きなもの×お犬様好きなもののお話が熱量カロリー高すぎて予想を超えて長くなりすぎたので2回に分けるべきかとも思いましたが、1回で済ませちゃいます。

普段は自作アプリの話を書いております↓

他のタロット話はこちら↓

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