【紫宸殿の桜】左近の桜は梅だった?いつ変わったか、ご存知ですか?
左近の桜と右近の橘
京都御所の紫宸殿のお庭には、左側に桜、右側に橘が植えられています。
儀式の際にはお庭に官人が並ぶのですが、御所からお庭を見て左側には左近衛府の方々が、右側には右近衛府の方々が並んだので、左近の桜、右近の橘と呼ばれています。
それでは、この桜と橘はいつ植えられたのでしょうか?
そもそも京都御所が作られたのはいつ?
最初に植えられたのは「梅」と「橘」
村上天皇の日記『天暦御記』によると、794年の遷都の時に紫宸殿のお庭に植えられたのは、左側に梅、右側に橘でし