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逃げることも立派な手段「すばらしき世界」





先日、書いていたことが放置気味だったので早めにnote更新。

ということで公開中の「PERFECT DAYS」はこちらの地方の映画館では上映していないのでまだ観れていない(泣)
明日からお仕事休みだから明日はちょいと遠出して映画館に行く予定。

目的はもちろん「PERFECT DAYS」よ✨


先日また映画「すばらしき世界」を観賞したらラストの余韻が凄まじくてしばらくはボーッとしていたよ。
私の好きな映画であってオススメでもある映画は「すばらしき世界」である↓


2020年9月10日 公開


西川美和監督が役所広司と初タッグを組んだ人間ドラマ。これまですべてオリジナル脚本の映画を手がけたきた西川監督にとって初めて小説原案の作品となり、直木賞作家・佐木隆三が実在の人物をモデルにつづった小説「身分帳」を原案に、舞台を原作から約35年後の現代に置き換え、人生の大半を裏社会と刑務所で過ごした男の再出発の日々を描く。


〈あらすじ〉
殺人を犯し13年の刑期を終えた三上は、目まぐるしく変化する社会からすっかり取り残され、身元引受人の弁護士・庄司らの助けを借りながら自立を目指していた。そんなある日、生き別れた母を探す三上に、若手テレビディレクターの津乃田とやり手のプロデューサーの吉澤が近づいてくる。彼らは、社会に適応しようとあがきながら、生き別れた母親を捜す三上の姿を感動ドキュメンタリーに仕立て上げようとしていたが……。






※ネタバレあり




殺人刑務所の中でも何度も事件を起こしていた三上。

13年の刑期を終え、旭川刑務所から出所して今度こそカタギとしてまっとうに生きるとの決意を胸に上京後の求職は仕事取るのが難しい三上さんと同じ気持ちだったかも、求職中はとにかく働きたくて働いている人を見ては羨んだ。

顔がアレだからスーパーで万引きを疑われ最初はまた揉めるだろうと思ってたら、スーパーの店員がめっちゃ良い人で安心した。
お詫びにとビールまで出してきてめっちゃ良い人!やっぱ六角さんだわ!
劇中、地元が近所だったことを知り意気投合。

自動車教習所のシーンでは笑って焼き肉屋の帰りの出来事には毎度観てハラハラ。

いろいろあるが自分を殺して社会に合わせることが良いことなのか、三上さんは真っ直ぐな人だからそれが凄く許せなかったよね。


三上さんの周りにいる人がみんな優しくて暖かい人、三上さんも就職先が決まり、元妻からも連絡来たり、段々と希望が湧いてきて、これからという時に、、、悲しい。



見上げた空は すばらしき世界 だった。


ラストの階段降りてからエンディング終わるまでの何とも言えない感じが好き。
余韻に浸かってる間エンディングのしみじみ音楽もまたマッチしていた。


個人的には映画 うなぎ の続編みたいなストーリーで、見てない人は、「すばらしき世界」の前に観ることをオススメします。




1997年 公開


最近観た映画だったがタイトルがなぜ うなぎ なのか不思議で観たら納得。



オススメ映画からオススメ映画であった。


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