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アルゼンチンの話

パタゴニア 旅メモ
※2018年9月に父と行ったパタゴニアでケータイにメモしていた日記です。

20180916
ブエノスアイレス到着。
あんまり考えずタクシー使う(レミースというハイヤーだったけど)
はろー。9年ぶりのアルゼンチン。
最後に来た時は緊張しまくって、女一人旅を成功させるためにアンテナ張り詰めてたな。
久しぶりのアルゼンチンはみんな優しくて愛想が良くて、ちょっと不安になるくらい。
ほんの少し、自分の手の届く範囲のお金を出せば旅は気苦労も減る。
ホテルのレストランでワイン2杯ずつ、前菜、魚、デザート。ご飯とても美味しかった。
魚はcorvinaという白身魚。
ホテルズドットコムのおかげで20%オフに。
4500円くらい、悪くなかった。
ワインはほんとによくまわる。
なのに時差ボケで父も私も3時ごろ起きちゃってねれず。

20180917
パタゴニア旅2日目。
朝早く起きて朝ごはん。
父はすでにお茶漬けに手を出した。
永谷園すごい、香りに抗えない。
クロワッサンとジャムとコーヒーからのお茶漬け。

タクシーはちょっと遠回りされたけど。100ペソ以内ならもう気にしないことにする。

国内線のアエロパルケ(空港のこと)に到着。飛行機は30分以上登場が遅れた。1305着だったけど何時につくんだろう。

1320についてウシュアイア探索。なぁんもない。
なんかちょっと懐かしい。寒い。
街を歩いてご飯をちょっと食べ。高い。

歩き回って疲れて眠くなったので8時に寝てしまった。化粧落として0時にも一回寝る。
今朝6時。疲れてたのかまだ寝れそうなくらい。

ホテルは悪くないんだけど、隣の部屋のいびき聞こえる。コーヒーマシンがない。上から…ネズミの歩くような音がする?

アパートメントキッチン付きタイプの方がウシュアイアはよかったかもしれない、何しろ食事が高い。ただhotel australはツアーも教えてくれるし、現金支払いでお安くなるみたいなので利はある。日本から何をするかガチガチに決めていくなら、アパートタイプが良い。せめてお湯がわかせたらもっとよかった。候補だったla veiaは見晴らしも良かったみたいなので迷いどころ。australは決して部屋の眺めがよくはない。

9/18
ホテルの人が良い人で、時間が過ぎてたのにツアーを組んでくれた。このホテルで大正解!!
世界の果て号と国立公園ツアーはとてもよかったし何より晴れた! 国立公園の光はとても気持ちよかった。穏やかで、寒いけどすーっと心が澄んだ。

ビーグル水道ツアーは眠くてへとへと。でもこの土地にしかない眺望だった。風が強くてダウンにフリースを着込んで望んだけど、かのヤマナ族はここで素っ裸で暮らしてたというから人間は強い。アシカは臭かった。

セントージャというカニを食べて就寝。よく寝れた。父はタラバガニと主張するけど南極ガニ!!

今回の旅は移動に次ぐ移動。
日本から世界の裏に移動して、ブエノスアイレスから南北移動。もしかしたらニュージーランドからチリに移動できたのかな。まぁいいか。

9/19
疲れて寝てしまったんだけど翌日にメモ。
ウシュアイア→カラファテ。45分の飛行機。
カラファテの街はウシュアイアよりやや発展してる、というか人の住んでる匂いがする。
大学生の頃ボランティアで行った片田舎、ビシャアナを思い出すフラットな街並み。
ビーグル水道ツアーで出会ったポリネシアンのカップル、同じフライトだった。市内までタクシーの折半を申し出てくれてラッキー。ありがとうー。
ホテルは一泊延泊を申し込むと快くオーケーしてくれた。

父は勝手にどっかいってしまうのでついていくのが大変。はー。

カラファテのピザ屋はあんまり美味しくなかった。エルチャルテンのバスを予約。chartentravel よりもcalturのお兄さんめっちゃよかった。トレッキングルートも教えてくれた。仕事も早く間違いなし。お店の閉まる最後の最後に滑り込みだったけどありがたかった。スーパーで買い物して就寝。

9/20
エルチャルテントレッキング。
朝早くバスで向かう。11時についてトレッキングスタート。寒いけど、とても穏やかになる不思議な森。帰りぎわなんと後ろを振り向いたら白い峰が見えた。ほんの一瞬、フィッツロイの山並み。
道を下っていくなんと気がついたら目の前にウエムルが。森のゴースト…!


なんかできすぎだったな。
今日も疲れて部屋で夕食。お茶漬け最強。

9/21
念願の氷河!!

なんて青い。天然の青。

一回だけ崩落が見れた。雷のようなすごい音だった。白波がわっとたった。
わくわくした。

何度写真を撮っても足りない。
世界は不思議で満ちてる。

メラニー、また会えるといいな。
ジョン(ショーン?)、ごめん、パパ付きなのでバーにはいけません。
三大陸(厳密にいうと日本は大陸じゃないんですけど)から人が集まるなんて、と話す。

アルゼンチンツアーは最後に必ずお酒。
Welcome to South America! Lol

ディナーのパタゴニアンラムはヘビィ。

9/22
Buenos Aires.
差別されなかった。隣に乗った人が中国人がなに?とか言ってたくらい。じろっと睨んだらスペイン語で隣の若いのスペイン語わかってる、って。なんぞ。
宿は新しいせいか使い勝手はあまりよくなかった(コーナーでなくてツインルームでよかったな…)でも広い部屋でお互いを気にせずゆっくり寝れたのはよかったかも。シャワーもこれまでのどこより水量が多くて満足。そこらじゅう甘い匂いがしたけど。
最後の夜なのでステーキを食べに。ローカルなステーキハウス。美味しくてすんなり寝れるはずだったのだけど…
夜中に腹痛で目覚めてトイレに行ったら嘔吐。食べすぎ?食中毒?しかもずっとお腹が筋肉痛みたいな痛さ。びっしょり汗。
次の日も体調が悪かった。なんて夜。

9/23 アルゼンチン最終日。
ゆっくり朝まで寝させてもらったおかげで体調も徐々に回復。
大好きなサンテルモの骨董市。父は大満足だったみたいでよかった。広場の目の前がホテルで行ったり来たりできてレセプションで休んだりできたので、ホテル選びは大正解でした。父がいなかったらもっと遠いとこにしてたかもな。宿を目的地に寄せまくるの大事だ笑
銀細工のアクセサリーを買うか迷ってやめてしまった。ご縁がなかったということで。
綺麗なビンテージがいっぱいあるので、パーツを買い付けたりするのも良さそう。

市場の手作りジャムやリキュールを売るおばちゃん。リキュールやらピクルスを売っている。
常連のアメリカ人のおじさんが「君は英語がとても上手いから、ご両親がお金をかけて良い教育を受けさせたんだね。ちゃんと自分の子どもにもさせてあげなきゃね。」と言われた。おほ。なんかぐっときたやん。

疲れてたのか、帰りの飛行機はほとんどぶっ続けでねてた。

成田からの高速バス。
さっきまでブエノスアイレスにいて、高速で空港に向かっていたのに。地球の裏側とさほど変わらない車窓なのに、私は家に向かっていて、日本語を話している。

日本の都会の街並みがなつかしいようで、明日を思うといやになる。
ティッシュからブエノスアイレスのホテルのバニラの匂いがしてきた。

#旅 #アルゼンチン #旅行記 #パタゴニア

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