化粧品応対のコンテスト-2023世界大会編-
10月23日、北海道でツルハグループトータルビューティコンテストの世界大会が実施されました。
各事業会社の一次大会・二次大会を突破した、36名の化粧品担当者が日ごろの店頭活動で身に付けたスキルを発揮する大会です。
惜しくも入賞は叶いませんでしたが、しっかりと実力を発揮したレデイ薬局の代表。
当日の様子を化粧品部の井上トレーナーと、
出場者のますださん、ごとうさんにお聞きしました。
▼コンテストの目的と二次大会の様子
―世界大会の内容について教えてください
井上:コンテストの内容は二次大会と同様です。
1人35分の持ち時間で、店頭に来られて、何かを探されているお客様が目の前にいると想定して、お客様役の方の悩みや要望をお聴きし、その悩みの解決や要望が叶うようなメイク・スキンケアの提案とタッチアップ、クロージングという一連の流れを実施するというものです。
ただし、二次大会と違ってお客様役は化粧品担当者ではなく、一般の方(モデル事務所から派遣された方)。
「アイシャドウ」を探している人の設定でした。
審査員はお客様役の方、各事業会社の会長・社長、化粧品メーカー花王様の教育担当者です。
「この人から接客を受けたい!」と思うポイント(所作・気遣い・会話・応対内容・悩み解決・実習の心地よさ・仕上がりなど)で審査されていきます。
―どのようなメイクをしましたか?
ごとう:私はヒアリングから、メイクテーマを「可愛らしくナチュラル」と設定しました。
可愛らしいイメージを出すため、ピンクのアイシャドウとバーガンディのアイライナー、マスカラはロングタイプのものを使用して目元を仕上げました。
眉は元々しっかり綺麗にあった方だったので、パウダー・ペンシルで描き、眉全体が同じ色にならないように眉マスカラでグラデーションを。
リップはツヤも発色も良くしてくれる、美容液リップベースを使い、口紅はくすみピンクを使うことで、少し大人っぽさを演出しました。
チークはピンクベージュでナチュラルにしてみました。
ますだ:私が担当した方は、メイクは「ナチュラル」、肌悩みは「しみ」というお客様でした。
普段からあまりメイクはせず、色味を使うことがほとんどないとお伺いしましたので、色味をプラスしても、つけ方次第でナチュラルに仕上がりますよとご提案しました。
目元やお顔全体ににしっかり立体感が出るよう、ハイライトとローライトを組み合わせたり、眉はナチュラルに仕上がるようお客様の眉のベースを崩さず仕上げました♬
チーク、ルージュは肌なじみ重視で仕上げましたね。
井上:2人ともしっかり笑顔で応対も出来ていたのが印象的でした。
お客様が担当者の方を見て相槌を打ちつつ、話に聞き入っているように見えましたよ。
入賞者の特徴としては、笑顔を絶やさず気遣いのある応対ができていたり、メイクの左右バランスが良かったりしたように思えました。
―参加してみた感想を聞かせてください
ごとう:初めての参加で、これ以上ない緊張をしましたが、他の参加者の皆さんの緊張感も伝わってきました。だけど、皆さん笑顔でキラキラして見えましたし、会場の雰囲気は楽しかったです。コンテストの前に、お店の方たちの応援メッセージを聞くことができるのですが、とても嬉しく感動しました。
ますだ:確かに、会場はお祭り騒ぎでしたね。
応援パートではで各事業会社のSV(スーパーバイザー)やBSV(ビューティースーパーバイザー)がAdoの『唱』でゾンビダンスを踊る場面もありましたよ☺レデイ薬局の三浦SVや伊音SVもノリノリ・キレキレで踊っていました(笑)。
自分の番でない時は、他の方のコンテストの様子を見学することができて、お客様との会話のキャッチボールや距離感などとても勉強になりました。
コンテストの後は、北海道でおいしいジンギスカンと、〆の夜パフェを食べてきたこともいい思い出です(^^)
―今後の目標はできましたか?
ごとう:今回参加できて、他の参加者の皆さんの「応対」「メイク・スキンケア提案」「メイク技術」いろんな事が勉強になりました。店頭で毎日タッチアップしないとメイクの技術は上達しないし、接客・応対も日々の積み重ねだと改めて思いましたね。
今回、経験できた事を活かしてお客様に喜んでいただけるように、日々の仕事を頑張りたいです。またコンテストに参加できるチャンスがあれば、チャレンジしてみたいです!
ますだ:今回入賞することができず、悔しい部分もたくさんありますが、コンテストが終わった際に三好部長が「絶対入賞すると思ったのに!」と言ってくださったり、他の事業会社の会長から「増田さんを1番にしたのに~!」とおっしゃっていただけて嬉しかったです。
まだまだ接客面、技術面においても磨いていかないといけない部分がたくさんあり、伸びしろしかない!と思っております♬
そのためにも店頭活動、バリバリ頑張ります!来年も目指せ世界大会、です!
井上:店頭とは違う環境・限られた時間内で、各事業会社トップの方々の中競うのは、とても緊張もすると思います。一方で、実力アップにもつながりますし、何より担当者がこんな応対出来るんだ!とみんなに見てもらえる・賞賛される場なので、こちらもとても誇らしい気持ちになります。
頑張って化粧品応対をやっている人、多いと思います。
トータルビューティコンテストや各種表彰式はみんなの頑張りが色んな角度から認めてもらえる場所。ビューティトレーニングから続いているTコンの大会も同様です。
自身のスキルアップで「お客様に喜ばれ、ありがとうを言ってもらえる担当者」を増やしたいですし、そのようなスタッフが増えるとレデイ薬局としての企業価値も上がると思います。
皆さん、研修内容を活かした店頭活動よろしくお願いします!
―化粧品担当者の愛用品が知りたい!
―化粧品のことなら、たくさん知っているお2人。せっかくの機会なので、好きな化粧品を3つずつ教えてください。
ごとう:私が好きな商品はこちらですね。
①の「リサージカラーメンテナイザーDX」は、つけただけでツヤのある綺麗な肌に見えて、化粧持ちも良いのでおすすめ。顔色も良く見えるので、ポイントメイクの色も綺麗に見えます。
②の「リサージミルクオイル」は乾燥して肌の調子が悪い時でも、つけるとしっとりもちもち肌になるんです。特に日中の乾燥ケアにおすすめ。私は朝のスキンケアで使っています。
③の「ソフィーナiPハリ弾力注入美容液」は、使い心地がすごく良いんです。肌に馴染んだら、すべすべになるので、頬の毛穴も目立たなくなるのでとっても気に入ってます。
ますだ:私のおすすめはこちらです!
①の「リサージコラゲリードSP」は誘導美容液(洗顔後、スキンケアの最初に使うアイテム)ですが、ハリ美容液でもあり、使用しているスキンケアを最大限に引き出してくれる1品です。お風呂上りは下着よりも先にコラゲリード!(笑)
②の「リサージスキンメンテナイザー」は化粧水と乳液がひとつになった化粧液です。肌に必要なコラーゲンにアプローチして肌を内側、外側から整えてくれます。簡単なお手入れなのに、本格的なエイジングケアができるのでおすすめ。
③の「マキアージュドラマティックムードヴェール(シルキー)」はお顔全体に立体感を演出することができます。お顔の凹凸に合わせて使用できる多色フェイスカラーで、メイク初心者の方にもおすすめですよ。私は世界大会でも使用しました!
―簡単でもしっかりケアができる、リサージシリーズが人気ですね。
ちなみに編集担当も使ってます(^^♪参考にしてみてください!
―社長から見て、今回のコンテストはいかがでしたか?
まずは世界大会に出場したごとうさん、ますださん、
お疲れ様でした。
5月からコロナ対応が緩和されたとはいえ、
非常に化粧品接客をするのは厳しい環境の中、
技術を磨いていただいていること、
1次大会に参加された方も含めて、感謝しています。
本当に、ありがとうございます。
さて、審査員として32名の参加者の実技を見ていたのですが、
やはり接客・接遇・技術が素晴らしいの一言に尽きます。
点数を付けるのも一苦労でした。
実際の実技は35分間実施していますが、
審査員が個々人を見るのは数分なので、余計に難しいです。
ドラッグストアでこれだけの接客を受けられるのは、
本当に素晴らしいことです。
これもひとえにツルハグループで、
15回もの間メイクコンテストを開催し、
日々の努力を発表する場所を提供しているからだと思います。
今後もより多くの化粧品担当者がこのコンテストに参加できるよう、
普段の接客で、メイク実技を披露できる環境づくりを目指していきます。
以上、トータルビューティコンテスト世界大会のレポートでした。
参加者の皆さん、お疲れ様でした。
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