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京都に車で行ってみた(そして、帰りにいろいろ寄ってみた):2022.9.11-14③

■岐阜(飛騨市)
残念ながら白川郷に寄る時間はなく、五箇山から下道で白川郷まで行きなんとなく周囲の雰囲気だけ味わった上で、飛騨清見までほんの少しだけ、クネクネの山道を避けるため高速に乗る。
この区間が、山道を回避していることからも想像できるが、細切れに20㎞の距離を耐えずトンネルが繋いでおり、集中力を切らさないでいるのに必死だった…。
しかもわたしは年初にトンネルで軽い事故を経験しているので(詳しくは高山③を参照)それ以来対面のトンネルはちょっと緊張する場所なのだ。

「つらいわ〜」と思わず声に出しながらもどうにか乗り切って、飛騨古川へ。

年初に高山に行った際、先輩に連れられて入ったバーで隣り合った常連の方が勤めている酒蔵があるのが古川で、これから向かう贄川のシェアハウスにお土産として日本酒を買っていこうと思ってのことだった。
ついでに古川ってどんなところだろうと見てみたかったのももちろんある。夕方の街は夏の終わり特有の、いい意味でもの寂しい雰囲気が漂っており、こんなに時間に追われて歩くところじゃないなと思った…

お目当ての酒蔵、渡辺酒店では、お姉さんがとてもわかりやすく接客してくれた。
時節柄ひやおろしや秋のにごり酒などが出ておりどれも魅力的だった。季節ごとのラインナップ豊かで、ぜひまた飲んでみたい。
車で来て試飲ができない人にも最大限味の想像ができるような説明をしてくださり、納得の選択ができた気がする。
以前から気になっていたファブカフェ飛騨を少し覗けたのもよかった。

恵那山が見えるらしい…

そこから2時間半あまり渋い峠道ドライブ。東に向かって進んでいたので、日が暮れるのが早くしんどかった。
久しぶりにたくさん山沿いの道を走ったなあと思った。海に山に、盛りだくさんなコースだった。

■長野(塩尻市)
その日の宿は、塩尻の贄川にあるシェアハウス、坂勘。ここもADDressと提携していて、過去に3回くらい泊まろうとしたことがあったのだけど毎回先方やこちらの都合がつかなくなってしまい、やっと叶った!という機会なのだった。
残念ながら家守のKさんには会えなかったけれど(すれ違ってばかりなのだ)、今回宿泊をつないでくれたNさん初め、個性豊かであろう坂勘の方々と会うのがとても楽しみだった。

20時前に贄川に到着すると、Nさんがとても優しく出迎えてくれた。ちょうどご飯ができたところ!とのことで、何も手伝わずにおいしいご飯にありついてしまった…。
6人くらいでワイワイと食卓を囲む。ひとりひとりと自己紹介をするも、ちゃんとお話しするには時間が到底足りず、ふわっと「何をしている人?」「どこから来た人?」の把握にとどまっていた。
そんな中わたしが思ったのは、多拠点生活モードから離れて久しく、初対面の人と話すのが下手になっているぞ、ということだった…
考察するに及ぶほどの滞在時間ではなかったのだけど、各々好きな物事ややりたいことを持っていて、それを周りの人がちゃんと受け入れる、受け止めている場所なんだなあというのがわかった。

中山道の秋

翌日は塩尻駅の方に出てみることに。私の車にシェアメイトのMさん、Yさんも一緒に乗って街へ出かける。かつて日本仕事百貨で目にして気になっていた、コワーキングスペースなどがある「スナバ」に立ち寄らせてもらった後、Nさんと合流して4人で「シオジリストア」でランチ。
おかずがたくさんで、どれも手がこんでいておいしかった!あわよくば次は夜に来て飲んでみたい。

という感じで昼には塩尻を経ち、帰路に着く。塩尻インターから高速に乗りながら、実は3日後の土曜日にまたライブをしに松本に来るんだよな…そのままいられたらどんなによかっただろう、と考える。
とはいえそうも言っていられないので、木金2日間東京で会社員を頑張ることにして、次の週末はすぐそこである!

おわり。


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