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2020年2月の記事一覧
『誰にもわかるハイデガー: 文学部唯野教授・最終講義』(筒井康隆)を読んで
『誰にもわかるハイデガー: 文学部唯野教授・最終講義』を読みました。
『センスメイキング』ではハイデガーをやけに持ち上げている、そんな印象を持ちました。人は物心ついたときから世界を解釈し、世界と関係しながら存在している。
つまり、人は文脈のなかで生きていると。このあたりは社会学にも通ずるなあ。
で、そこでハイデガーを知りたいなと思い、本書を手に取りました。装丁は黄色でボリューム感はほどほど。