2016年3月の記事一覧
中野 純/美しく暗い未来のために
失われた夜の闇をふたたび普及させるために、生きてきた。
昔にもどりたいのではない。古き良き時代にはもどれないし、もどりたくもない。いい加減、二十世紀的な生きかた、二十世紀的な社会を葬り去って、ただただ、もっともっと先へ行きたい。もっとずっと先へ行くために、夜の闇を復興したいのだ。
終電で行くミッドナイトハイクをはじめとして、ひたすら闇を求めて遊びまくる『闇を歩く』を上梓したときは、酔狂だと思
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3月21日(月・祝)「ミニスキュル・シングス」公演前日告知ラジオ!
http://snac.in/?p=4319
今公演のテーマのひとつは「プレイ」です。
立川貴一は演劇、吉田アミは音楽を背景に持ち、それぞれそこから創作を進め、
「プレイ」つまり「演じる」こと、「演奏する」ことの接触点を探ります。また、公演自体の構造として、場所を選ばないもの、舞台空間を共有・連続して上演できるもの、という試み
橘川幸夫の情報的余生の生前葬開始準備中について。
◇人生は50歳までと思う。それは長い歴史の中で決められたことなのだろう。僕も、50歳になった時、無性に空虚な気持ちに襲われた。それが何かを理解するために10年かかった。50代というのは、それを理解するためにあるのかもしれない。
◇現在は66歳。20歳の頃、こんなに遠くまで来るとは思わなかった。来てしまえば、20歳の頃と変わらない景色だ。景色は同じだが、違うことがある。生は常に死を意識した生である