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【イベントレポート】シゴトとアソブを両立させる”ワーケーション”体験イベント

2019年11月22日、株式会社ランサーズの「新しい働き方LAB 渋谷キャンパス」にて、シゴトとアソブを両立させる”ワーケーション”体験イベントを開催いたしました。今回のイベントは、10/30〜31日に行われた【1泊2日@伊豆下田】地域課題解決ワーケーションに参加したランサー主体で企画・運営されました。

ワーケーションとは?

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ワーケーションという言葉をご存知ですか?「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語で、新しい働き方の一つとして、日本航空や三菱地所など大手企業も導入を始めています。

私自身、10/30〜31日のワーケーションプログラムに参加し、実際に体験してきました。

・海や山の自然あふれる環境で仕事をする
・東京のようにせかせかしていないスローライフの中で過ごす

地域課題解決ワーケーションが行われた伊豆下田には、ここでは書ききれないほどの魅力がたくさんつまっています。

この体験をもっと多くの人に知ってもらいたい。とはいえ……

・自然が豊かなワーケーション先に行く時間がとれない
・踏み出すきっかけがない
・ひとりで新しい働き方を実践するのに不安

と、思う人が多いでしょう。「それならば」ということで、今回は東京でワーケーション気分を味わえるイベントを開催しました!

今回のイベント企画者は、10/30〜31日のワーケーションにも参加されたこの4名。

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(左から、生畑目さん、仲条さん、俵谷(筆者)、まみさん)

生畑目 星南さん:SENA株式会社代表取締役。営業資料の作成、営業支援の仕事を主に行う。
仲条高幸さん:フリーランスエンジニアとして活動。プログラミングスクールを運営・開催。
あいすまみさん:イラストレーターとして活動。その他、ライティングのお仕事、Web周りのお仕事も行っている。
俵谷(筆者):フリーランスWebライターとして活動。最近は編集やディレクションにまで手を広げている。

ワーケーションで何をするか”妄想”する

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東京で「ワーケーションをする」といっても正直ピンと来ませんよね。そこで、イベント参加者の皆さんには「ワーケーションに行ったらやりたいこと」と「ワーケーション中のスケジュール」について考えてもらうワークショップを実施しました。

ワーケーションをしていると……
私の経験では、観光が楽しくなって仕事が疎かになる、反対に仕事に没頭しすぎて観光や現地の人と交流できないということが起こりました。ワーケーションを全力で楽しむにはとにかくスケジュール管理が必須です。

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配布された大きな用紙に付箋で、ワーケーション中に行いたい「仕事(ワーク)」と「遊び(バケーション)」と色分けして貼っていき、スケジュールを作成します。みんなできるかな?

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下田の地図を見ながら、「ここも行きたい」「あれもやりたい」という方もいれば……

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「何もしようか……」と戸惑っている方も。

まだ訪れたことのない場所でやりたいことを予定に落とし込み、可視化する機会は日常でなかなかありません。最初は戸惑う人が多かったですが、皆そのうち自分なりの予定を埋めていました。

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この方は、「釣り」で予定が埋め尽くされていました。とても、個性あふれる予定!

最後は、グループになって自分の予定を発表。一度妄想してみることでイメージが具体的になってきたのか、「今日の今日まで下田という場所を知らなかったけれど、自然と歴史のある街だと知って行きたくなった」と発表する声が聞こえてました。

スキルノウハウを活かして、地域の企業の課題解決

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なんとなくワーケーションのイメージが湧いたところで……

つづいては、今回のワーケーションのテーマ「地域の課題解決」をテーマにしたワークショップ。

「地域に住みながら、首都圏の企業の仕事をする」

このような事例は今、テクノロジーの発達により急速に増えています。首都圏に住むフリーランスが地域の仕事を受ける。逆に、地域のフリーランスが、住んでいるのとは別の地域の仕事を受ける。日本全国どこでも自由に動き回れるフリーランスが、場所にとらわれずに仕事をする形も増えてくるでしょう。

「働き方が変化する今、スキルを持ったフリーランスが働き手不足に悩む地域にワーケーションに行くことで、課題解決につながるのでは。」

という考えからスタートした地域課題解決ワーケーション。今回の体験イベントでは、下田に実在する企業の課題をテーマにしていることもあり、企業の課題をリアルに感じることができます。

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最初に行ったのは、「課題ヒアリングシート」の作成です。参加者が4つのチームに分かれ、最終的に、企業が抱える課題解決に向けてどんな情報が聞けるとよりよい提案につながるか考えます。

最後に、チームごとのヒアリング項目を発表しました。共通する項目があると思えば斬新な視点から出た質問もあり、チームの個性が見られる発表でした。

グループで発表。面白い意見が続々と。

次に行ったのは、課題解決のためのアイディア出し。どうしたら自分たちの強みを生かしつつ、企業の課題を解決できるかをチームメンバーと協力して考えます。

自己紹介をしてメンバーの得意なことをどう組み合わせて課題解決できるか考えるチームもあれば、下田市の人口や年齢層などの情報を集めて解決案を考えるチームも。

どのチームも白熱した議論が繰り広げられ、次々とアイディアを出していきます!

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その後、チームで発表の時間です。

あっという間に制限時間が来て、最後は課題解決のアイディアを他のチームに向けて発表。

・食材を自分たちで好きに盛り合わせる、下田弁当プロデュースコンテスト
・高齢者向けの月額制の配食サービス
・知名度アップのため、面白い社歌と踊りを作る

など……ユニークな意見がたくさん飛び出しました。


ワークショップ終了後、参加者のひとりが「現地に行ったことはないけれど、実在する企業のリアルな課題をテーマにしたワークショップだったので、参加者同士協力しながら仕事を作っていくイメージが沸いた」という感想を話してくれました。少しでもワーケーション気分を体験できたようで、企画メンバー一同嬉しく思います。

実際に地域で行うワーケーションイベントも今後継続開催される予定ですので、Facebook等チェックしてください!

懇親会

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グループワークで頭をたくさん使った後は、ピザとアルコールを片手に懇親会!

ワーケーションに限らず、今やっている仕事、趣味、その他もろもろ……。話に花が咲き、あっという間に時間が過ぎました。

初めて会ったと思えない、話し合える仲間。これもワーケーションの醍醐味の一つですね。

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そして、最後は……みなさんでお決まりのL(ランサーズ)のポーズで集合写真!

まとめ

今回のイベントを通して、皆さん少なからず、地域へ関わりたい、自分のスキルを地域に役立てたいという思いがあることをひしひしと感じました。このイベントが東京と地域を繋ぐ架け橋となり、参加者が地域へ足を運ぶきっかけになれば、企画者冥利に尽きます。

編集後記

今回、一緒にイベント企画を行ったメンバーからも感想を集めました!

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by あいすまみさん

<ライター:俵谷>

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