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大自然と遊ぶ。海と山が混ざり合う、LAC小田原『PLUM HOSTEL』|コミュニティマネージャー梅宮さんインタビュー

株式会社LIFULLが手掛ける、場所に縛られない自由なライフスタイルを提供している多拠点サービス『LivingAnywhere Commons 』(以下、LAC)。そんなLACの拠点数は2022年に、ついに50拠点を超えました。

そんな中から今回、2022年9月に新しくオープンしたばかりのLAC小田原にあるゲストハウス『PLUM HOSTEL』コミュニティマネージャーの梅宮さんにインタビューを実施。

LAC小田原の魅力やLACとの出会い、今後の展望などについて取材しました。

梅宮勇人(うめみや・はやと)さんプロフィール
LAC小田原にある3つのゲストハウスのうちの1つ『PLUM HOSTEL』コミュニティマネージャーを務める。神奈川県横浜市出身で、高校卒業後はアメリカの大学へ進学。そこで海外の人にもっと日本を知って欲しいとの想いから、将来は自分でゲストハウス業に携わることを決意。2015年にアパレルの会社を退職し、地元神奈川県にある小田原でゲストハウス『PLUM HOSTEL』を開業。2022年にLAC小田原の拠点として提携。

もっと日本の魅力を海外の人に伝えたい

ー小田原にゲストハウスを作ろうと思ったきっかけや経緯を教えてください。

最初のきっかけは大学時代です。地元神奈川県内の高校を卒業後、アメリカの大学に進学しました。アメリカの大学では、いろいろな人と交流できて楽しかったです。と同時に、もっと海外の人に日本の魅力を伝えたいなと思ったんですよね。当時はインバウンドが流行り始めていて日本にもたくさん外国人が訪れるようになっていました。なので、自分の地元に近い小田原にも来てほしいなとぼんやりと思っていました。

アメリカの大学卒業後はアパレル関係の会社に就職しました。もともと旅行が好きだったので、長期休暇を使って最低でも1年に1回は海外にも行っていました。休みを利用してカンボジアに行ったときに、初めてゲストハウスを利用したんですが、みんな気さくに話しかけてくれてとっても楽しくて。そのときの経験がきっかけで、いつか自分もゲストハウスを作りたいと思いました。

その後、7年前にずっと勤めていた会社を退職したのち、地元横浜に近い小田原にゲストハウス『PLUM HOSTEL』を作りました。

LAC小田原『PLUM HOSTEL』でのワンシーン。中央にいるのが梅宮さん

ーなるほど。ゲストハウスを作ってからなぜ今年、LACと提携したのでしょうか?

一番の理由はコロナの影響ですね。
もともとインバウンド需要で海外のお客様をメインのターゲットとしていたのですが、新型コロナウイルスの影響によって海外からのお客さんが一気に来なくなってしまい、どうしようかなと困っていました。
加えて、売上が落ちて厳しいという状況は自分のゲストハウスだけでなく、小田原にある他のゲストハウスも同じでした。

そんな中で、自分の昔からの友達がLACを紹介してくれたんですよ。

LACのコンセプトやビジョンにとても共感し、小田原にある『PLUM HOSTEL』、『GoodTrip Hostel&Bar』、『Tipy records inn』という3つのゲストハウスで話し合い、LAC小田原として提携を決めました。さらには、この3拠点で協力して小田原の観光を盛り上げる『オダハラブレイク』というユニットも生まれました。

そして2つ目の理由として、自分自身、まだまだ知らないこともたくさんあるし、宿泊業以外にもよりキャリアを発展させるために、もっといろいろな面白い人達と出会いたいなと感じました。LACユーザーは面白いことをやっている人たちもたくさんいると聞いたので、宿のオーナーとしていろんな人たちと会いたいと思い提携を決めました。

『PLUM HOSTEL』オープニングイベントの様子

小田原は大自然の宝庫。どんな人でも楽しめる素敵な街にあるLAC小田原

ーLAC小田原の特徴や魅力を教えて下さい。
自分にあった宿泊施設を選べる点ですね。

LAC小田原の3拠点のゲストハウスともそれぞれ特徴が異なるので、自分にあった宿泊施設を選べます。例えば、ドミトリーのお部屋は苦手で個室に泊まりたいという方には『Tipy records inn』がおすすめです。個室のお部屋を完備しているので、プライベートの時間もしっかりと確保できます。

▲Tipy records inn

また、『GoodTrip Hostel&Bar』はゲストハウス内にBARがあり、そこで出会った人同士で気軽に交流できるのが魅力ですね。

▲GoodTrip Hostel&Bar

ちなみに、3拠点ともすべて徒歩圏内の位置にあります。そして3拠点ともそれぞれしっかりとコミュニティマネージャーが駐在しているので、気軽に1人でふらっと遊びに来てもしっかりとコミュニティに溶け込むことができます。

▲『PLUM HOSTEL』別館

ー続いて、小田原があるこのエリアの魅力は何なのでしょうか?

小田原は『遊べる場所』だと思っています。小田原には海や川、山などまさに大自然が広がっているため、四季を通していろいろな遊び方ができます。

夏であれば、真鶴という電車で15分ほどの隣町にとっても美しい海があります。他の海とは桁違いの透明度で、シュノーケリングにおすすめです。海に潜ってみると、いろいろな魚を見ることができちゃいます。また、岩場の地形もかなりユニークです。

秋に来られる際には登山がとってもおすすめです。実は小田原あたりには1000m級の山がたくさんあるんですよね。山頂はもちろん、登っている途中でも晴れていれば富士山がきれいに見えます。

小田原の美しい海と山 
出典:LAC公式ホームページより

さらに、小田原には神奈川県で2番目に大きい酒匂川(さかわがわ)という川が流れているんですよ。酒匂川の湾岸がサイクリングロードとして整備されているので、サイクリングをするのもおすすめ。秋には紅葉が色づくので、美しい川を横目に、時には富士山を見ながら自転車を漕ぐと最高に気持ちが良いんです。

そしてなんと有名な箱根温泉も、小田原から電車で15分ほどで行けちゃうんですよ。なので登山の後に行ってもいいし、寒い冬にはLACのついでに箱根温泉に入りに行くこともできます。

ちなみに、LAC小田原のすぐ近くには飲み屋も充実しています。お酒を飲むのが大好きな人にもぜひ来て欲しいですね。

ー四季を通じて楽しめるのがいいですね。LAC小田原へのアクセス方法を教えて下さい。
LAC小田原へは、公共交通機関がおすすめです。LAC小田原は他のLACの拠点と比べても本当にアクセスがいいんですよ。JR東海道線と小田急線が通っているので、どの方面からも気軽に来れますね。

さらに、新幹線も通っているのでLACの他の拠点に行くついでに経由地としてLAC小田原に立ち寄るのといった使い方もできるのが魅力です。

小田原の魅力を伝えて、関係人口を増やしていきたい。

ー最後に、LAC小田原の今後の展望やビジョンなどがありましたら教えて下さい。
小田原は海や山、川などがすべて揃っており、本当に良い街なので、関係人口をもっと増やしていきたいですね。

LAC小田原を訪れた人にこの街を好きになってもらい、また帰って来たいと思える場所にしていきたいですね。そして今後は日本人の方はもちろんのこと、もっともっと海外の方にも来てくれるような場所になったらいいなあと思います。国籍関係なく、グローバルな交流を増やしてもっともっと面白いことを仕掛けていきたいです。

《各種SNS》
PLUM HOSTEL 梅宮勇人:https://twitter.com/h_umemiya
GoodTrip Hostel&Bar リッキー: https://www.facebook.com/rikiya.nakamura.96
Tipy records inn コアゼ:https://twitter.com/koaze_tipy

《ライター:廣田悠介


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