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運転寿命の延伸に向けてPart1 ゴールを決めて生活すること

運転が出来なくなる時が必ず来ます。

運転寿命を延伸することと合わせて、返納後の生活も考えてみましょう!

先ずは、歩くことは日頃の習慣ですが、電動カートははじめて触れる手段です。少し馴染みがないので、試してみるのがお勧め。

運転をしないのなら自転車があるとよく言われますが、安全にペダルを踏むのは体の筋力やバランスがあってのこと、早い段階で自転車に乗る習慣があればいいですね。


いつかは返納する時期が来ます。

また、バスや列車などの公共交通機関を使って「プチ旅」なども経験しておくと良いですね。皆で貸し切りバスも楽しいですが、いろいろと思わぬトラブルが起こる個人旅も頭の柔軟性を高めるのに役立ちます。決してケンカにならないよう、腹を横にして気持ちにゆとりをもってハプニングを楽しんでください。YouTubeでイメージするのも良いです。


生活行為は「認知」「判断」「操作」です

運転をはじめとする人の生活行為は、「認知」「判断」「操作」という一連のプロセスから成り立っています。しかし、加齢に伴って脳の機能は低下しますし、筋肉もトレーニングしなければ萎縮してしまいますし、若いときほどの筋力は出なくなります。しかし、「亀の甲より年の功」ということわざがあるように、経験知を活かすと判断力が高まり、筋力やスピードの衰えをカバーしてくれます。ただ、情報が入る部分の目や耳などの感覚器は必ず衰えますので、「予測力」が大切になるのです。「判断」は過去の経験や情報を元に行動を企画する行為ですから、運転というスピードが伴った場合は瞬時に判断して、ブレーキやハンドルを操作しなければなりません。


では、安全に運転するためには何が必要なのでしょうか?まず、自分の能力を高めること、そして車の機能と構造を理解すること、最後に天気などの外的要因を予測することだと考えています。
ご自身の健康は大事ですね、特に体幹と下肢筋力が低下しているとそもそもブレーキが甘くなりますし…反応速度も鍛えること大事ですね。加えて、運転はスピードが必要な行為ですから、瞬時に適切な行動が求められる訳です。年齢と共に低下する脳機能ですが、日頃から判断速度を高められるよう自分に時々ストレスを与えることがいいかもしれないです。
そして、クルマの機能ですが安全機能は進化し続けていますが、逆に売れるためのデザインも進化しているように思います。カメラ機能が増えた分目視することが疎かになっていないでしょうか?
まずは、「目視」→「ミラー」→「モニター」の順ですので、自分の目で見ることを一番に考えましょう。そのためには体幹機能が必要なんですね。柔軟性なければ後ろを向けないですから。
運転すると環境に影響されます。特に朝夕の逆光となる運転ルートは危険度が高まりますね。バイザーやサングラスも必要ですが、そもそもその時間やルートを考えることも必要ですね。朝霜のついたフロントガラス、冬の早朝なんかも危ないですから、良好な視界を保つことを心がけたいですね。

安全に運転する要素

では、Part1はこの辺りで…ペンを置くことにします。
ご一読くださり、ありがとうございました。
最近、自治体からこのテーマでの講演依頼が多くなりました。ありがとうございます。

徳島新聞に参加された方が投稿下さいました。

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