停止車両評価インストラクター講座inしまね&ひろしま
新しい運転能力評価のご提案
安全に動かさない車で速度感覚以外の運転能力評価ができる。訪問先でも施設内でも簡単に60分程度のスクリーニングです、ご本人と共に操作能力や必要な運転感覚を実車で確かめられる評価です。
今年は、中国/四国地域では島根県、広島県、徳島県での開催となります。あくまで少人数制ですが、皆さまのご参加をお待ちしております。
停止車両評価
Honda安全運転普及本部と共に四国の運転支援メンバーと開発した停止車両評価の実践と教習所と病院をつなぐ観点となる運転支援の考え方をお伝えさせていただきます。運転支援において、ご本人様の納得が一番大切であると本田技研工業株式会社安全運転普及本部と同じ認識で活動しています。どのような考え方かといえば教習所の技能検定に近いですね。運転能力評価は「運転基礎感覚」と「運転基本操作」の二つの柱からなります。シンプルですね、運転基礎感覚は視野や注意機能、車両感覚等からなり、基本操作はハンドルやペダル等の操作能力、運転姿勢などを確かめます。動かさない車で行うので訪問事業や病院・施設敷地内でも安全に実施出来ます。最近、市町村様からのお問合せが増えて、運転に関するご講演の依頼を受けることが増えてきました。是非とも医療・福祉などで運転支援に携わる皆さまにご受講いただきたいです。
「説得より納得」
私たちが運転支援で最終的に目指すゴールは「ご本人の納得」この言葉に尽きると思います。机上検査はあくまでもヒトの機能的な部分を数値化するものであって、ご本人がイメージする運転行為とは違います。ですから戸惑いや思い込みが起こるのかもしれないです、その視点は医療職者ではあたり前の捉え方、ドライブシミュレーターを導入する病院・施設も広がりましたが全ての方に体験いただけるところまでには至っていません。しかし、車さえあれば速度感覚以外の能力を確かめることができる、何よりご本人が納得頂けるということが大きいです。ゴールは障がい者の方の運転の再開ではありません、運転能力の自己理解、つまり納得なんです。
You can do it starting tomorrow
今年のキャッチコピーは”You can do it starting tomorrow”つまり「明日から出来る」です。研修を受講頂いた次の日から取り組んでもらえることをイメージしています。内容はシンプルに考え方を整理して皆さまとディスカッションを通じて整合する、そして体験することで実践力が身につくもの、「見て、聞いて、体験する」このプロセスを1日の講座にまとめました。
運転支援に携わる皆さまにご参加いただいております。
インストラクター講座をご受講いただいた皆さまの職種割合(2023年12月末)
作業療法士80%
言語聴覚士8%
理学療法士7%
医師・看護師・保健師・教習所指導員等5%
ご参加をお待ちしております。お申し込みは下記URLをご確認ください。