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サービスとして何を売るべきか?の考察

起業をするにあたり何をサービスにするべきか?というか、何を売るべきか?について考えていた。中小企業の経営者が持つ悩みを解決するという事で広義に捉えればコンサルサービスとなり、考えるべき事は「我々のコンサルサービスは何を売るべきか?」となる。

①そもそもコンサルは何を売っているのか?

まずはコンサルが何を売っているか?について考えた結果を簡単にまとめてみた。便宜上、切り分けて表現しているが、実際は組み合わせで提供されている。ちなみに下に行くにつれてスケールはしやすい。

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②その中で我々は何を売るべきなのか?

その中で我々は何を売るべきか?を考えた結果、主として「頭の使い方」を売るという結論に達した。任期の無い中小企業の経営者は、長いと数十年経営を続けなければならない。その中で可能な限り高い再現性を保ちながら経営をする為には、環境変化に柔軟に対応可能な「頭の使い方」を習得する必要があると考えたからだ。

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また、「頭の使い方」とは何か?と問われたら①論点の設定方法②示唆の抽出方法となるだろう。論点や示唆は多くの人に認知され使われている言葉だが、完璧に使いこなせている人は少ないと思う(自分を含め)。

※ また、頭の使い方を体系的に学ぶには下記の講座が良い。
(書物などでも良いが、経験上誰かに教わらないと中々身に付かない)
https://www.kanataw.com/

③なぜフレームワークは使えないとされてしまうのか?

余談になるが、これまでの考察の中で「なぜフレームワークが使えないとされてしまうのか?」という事も朧気にだが見えてきた。
経験的にフレームワークを嫌う人は多く、「フレームワーク思考=思考停止」のように考える人も一定数存在している。
また、使えないとされてしまうフレームワークはMBA的なフレームワークが多く、先人たちが作り上げたモノである。
それは、先ほどのマップの「知識」であり「整理された静的なモノ」である、そのため到達に至った頭の使い方を理解出来ていないと応用が利かず、結果的に「使えない」と判断されてしまうのであろう。決して、フレームワークが使えないのではなく、提供側が「頭の使い方」を理解出来ていないだけだと思う。
・どんなに良いフレームワーク(箱)でも中身がゴミでは全てゴミ箱となる
もう一度言ってみるが、フレームワークが使えないのではない。フレームワークと上手く付き合う事で、より重要度の高い論点に対して頭を使えるようになる。


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