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美容師がヘアケアメーカーを立ち上げた理由6

前回の続きです


最初に動き出した事


プロダクト部門を作る時に、最初に決めたのは、

サロンさんがよくしてるOEMで1〜3商品で終わるのはやめよう。

あくまで、メーカーとして立ち上げて、

スピード感をもって、一気に商品を、限界まで作ろう

そう決めました。メーカーとして認知されたかったのが1番で、定期的にリリースしていこうと考えました。

ただ、力の入ってない商品で、乱うちするわけで無く、

全商品、しっかりテーマを決めてつくろう

そう決めました。

そうなると、僕の力だけでは、絶対に無理です。

なので、まずスタッフに話し、その次に、

親交の深い個人のディーラーさん、メーカーさんに声をかけて、想いを語りました。

この時に、協力してくれると言ったものの、

恐らく半信半疑だったと思います。

自己開示して、想いを伝える

もちろん、これが人の心を動かす大前提だと思います。

こちらが、自己開示しなければ、人は信用しません。

そして、その向かう方向性に共感しなければ、ついてくる訳も無く、そもそも一緒にやる意味がありません。

その想いに共感してもらったなら、

次のステップは、

感じさせる事です。

これが僕はかなり大事だと思ってて、

想いを熱く語られて、その後、

何にもアクションが起きない事ってよくありませんか?

「一緒にやろう」

って言葉は、よく耳にしますが、その後意外と進みません。

この時に大事なのは、

一緒にやる以前に、自分がいち早く取り組む事です。

人を巻き込む為の大事な事は、まず自分がだと思います。

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ギアを上げる


いち早くです。

いち早く取り組む事。

感じさせる1番のコツは

スピード感です。

スピード感が、本気度を伝える1番の方法だと

僕は考えます。

この3ヶ月で10商品は作りました。

かなりハイペースで。ハイペースで作りながら、

同時にECの使い方や、伝え方、

ディーラーさんへの卸し方、管理、

手探りで、埋めないダメな所を埋めていきました。

勉強してから、学んでから進むというより、

進みながら学ぶ

という体感ベースです。

その時に、急ぎすぎて、流すんでは無くて、

いかに整理して、勉強材料として、知識、経験をストック出来るか?だと思います。

今までやった事が無かったので、

その世界の常識とか非常識な部分がわからず、

結構失敗してる部分もあったのですが、

まわりの方に助けて頂き、今があります。


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聞ける勇気


カッコつけずに、聞く。知ったかぶりをしない事です。

プロダクト部門に限らず、

施工プロデュース部門も、話し合いの時に、

僕は、わからないことは、全部聞きます。

プロダクト部門5名

サロンプロデュース部門5名、美容師以外の社員の他に、アウトソーシングで関わって頂いてます。

彼らは、僕らとは違う働き方を10〜20年してきました。

明らかに、僕らとは違う知識、アイディアを持っています。

もちろん、お客様の意見を直にきける、

僕たちには、良い商品を発想できる力がある

と信じていますが、

この人たちの知識が無いと、何も出来ないのも事実です。


それを聞き入れる、こちら側の器と、

話したくなるような器がいると思います。


僕自身、美容業界を変えたいとか、大きな大義名分があるわけでは無いですが、

自社、まわりの方には幸せになってもらいたい。
関わって良かったと想ってもらいたいです。


labyness は、

labyrinth というサロンから来てるのですが、

happinessとの造語で、

関わる方々が幸せでありますように。

という思い入れがあります。

それの一歩目は、こちらの意見を言うのも大事ですが

相手【お客様、関わる方々】が何を求めてるか?

何をしたら喜ぶか?

そういう事を考えて、日々取り組んでます。

それを口だけで無く、どれだけ行動に移せるか。

それだけだと思います。





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