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看護師だった私がお花屋さんのフライヤー制作を受注して知った、デザインをするときに本当に大事なこと @usaayu0604
おはようございます。アライアンスメンバーと呼ばれる、ラブソルで業務委託として働く一人、うさあゆです。北海道からフルリモートでジョインしています。ほんの数ヶ月前までは、看護師として働いていました。
そんな私が、先日、デザインツールであるCanvaを使って、初めてフライヤー作りをしました!
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デザインを始めて2ヶ月ほど。オンラインイベントのバナーデザインは何度か経験がありました。しかし、本格的なフライヤーの制作はもちろん未経験。私に作れるのだろうか…? と思いました。でも、実はこの制作案件、他ならぬ私自身がお仕事を受けてしまったんです…!
ラブソルの代表の由香さんや、デザイナーのでらみさんのフォローを受けながらのフライヤー作りを通して気がついた大切なことについて書いていきます。
デザイン初心者の私が、フライヤー制作の案件を担当することになった理由
「花育教室のチラシ作ってほしいな 」
お花屋さんで、お花を選んでいる時の何気ない会話の中での出来事でした。オーナーさんとは十年来の知り合いです。ラブソルでお仕事を始めたこと、Instagramの写真を見せながらラブソルでしているデザインや、ものづくりの話をしていました。
すると、「教室のチラシ、自分で作ったものを貼っているんだけど、もう少しちゃんとしたものにしたいんだよね」と相談が。
「花育教室」とは、未就学から小学生くらいのお子さんを対象にした、季節のお花を使ったフラワーアレンジのレッスンを行う教室のこと。花に触れることで心を豊かにすることや、花のある生活から心のゆとりを育てることを目的とした花育活動は、全国的にも広がりつつあるそうです。
素敵な活動だな、力になりたいな。作ってみたいけど、私にはきっと無理だよね?
お手伝いしたい気持ちはありましたが、その場では引き受けることはできませんでした。
私個人の力ではとても無理だから、ラブソルで力になれたら嬉しいけれど、会社で引き受けるからにはお金をいただかないとなりません。デザイナーさんに正規の料金で発注したら、いくらかかるんだろう…。きっと負担だよね。いろんな思いが去来しました。
それでも、ラブソルのお仕事に興味を持ってくれたことが純粋に嬉しいと思い、毎週開催されているミーティングで共有しました。すると、話を聞いていた由香さんは、即「それ、引き受けてみたらいいんじゃない!? 」と。しかも、すでにデザイナーとして活躍しているでらみさんや、あゆこさんが担当するのではなく、デザイン初心者の私に担当してねと…! 確かに、そうすることで価格面も柔軟に対応できそうです。
「お仕事を取ってきたのは、うさあゆちゃん。オーナーさんに信頼されているのもうさあゆちゃんなんだから! 大丈夫、フォローもフィードバックもするし、納品するフライヤーのクオリティは、ラブソルが保証する。」
由香さんやでらみさんのフィードバックを受けて挑戦できるなんて、こんなチャンスはなかなかない。私一人では不安だけれど、ラブソルがついているなら絶対大丈夫、フライヤーのクオリティも自信を持っておすすめできる。そしてなにより、大好きなお店の力になれることが本当に嬉しい!
早速、オーナーさんへ伝えると「作ってほしい! 」という快いお返事をいただいて、私の初めてのフライヤー作りが始まりました。
「お客さまに寄り添う」とは、ここまでだったのか! やってみて初めてわかった、ラブソル流ヒアリングの力
街のあちらこちらで見かけるポスターやフライヤーですが、いざ自分が作るとなると、一体何から始めたらいいんだろう? 正直、右も左もわからないという気持ちでした。一人だったら立ち尽くしてしまいそうですが、そこはチームで当たれるのがフリーランスとの違い。
由香さんのフォローで、印刷の知識や見積もりのことなど、レクチャーしてもらいました。デザインに入っていくために必要なヒアリング、フライヤーに入れる要素の整理、ラフの制作を進めていきます。
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オーナーさんが以前制作したフライヤーの情報、お店のWebサイトの情報、花育教室の写真、お店のロゴなど、必要な要素を収集。一通り網羅できたかな? と自分では思いました。
すると、由香さんから、お店の紹介を入れてはどうか? なにかキャッチコピーを入れてはどうか? フライヤーの色合いは、お店で作っているアレンジメントやブーケの色を参考にしてはどうか? など、たくさんのアイデアが出てきます。
かゆいところへ手が届く、そんな心遣いを感じました。
「そもそも、どうして花育教室を始めたのかな? 」と由香さんに聞かれたのですが、答えることができません。情報収集が甘かったのです...。オーナーさんのこともお店のことも、なんとなく知っているつもりになっていたし、元々のフライヤーの情報で十分だと思っていたのです。
でも誰も、「元のフライヤーの通りに作って」とは言っていないし、せっかくお金を出して制作するのに、必ずしもクライアントさんにとってベストな提案になっていないですよね…!
自分が受け手となった時、どんな情報があると嬉しいのか?
どんな情報があるとお店の人が助かるか、どんな思いを伝えたいのか、などもっと想像を膨らませて情報収集ができるようになりたい。事前に持っている情報を整理した上で、初めての人に伝えるような気持ちでヒアリングをしていきたいと思いました。
今回のフライヤー制作を通して、あらためてデザインをするにあたって大事なのは必ずしも「技術」ではなく、「心遣い」であるということに気がつきました。これは、弊社ラブソルの運営するオンラインコミュニティである、喫茶ラブソルでのデザインのイベントで学んだことです。
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学んだだけでは、本当の意味でピンときていなかったことも、実際にクライアントワークとして実践してみて深く理解できました。作業を進める中で、「デザインをしている時間」よりも「情報収集やヒアリングをしてから、それを整理・編集する時間」の方が圧倒的に長かったんです。
さらに、クライアントさんがみなさん上手に自分のしたいことを言葉にできる訳ではありません。相手の意図を汲み取って想像を膨らませる力も必要です。
今回の経験、そして、私が作りたいと思った読み手に伝わるデザイン、クライアントさんが喜ぶデザインの3つの視点を大切に、これからも色々なデザインに挑戦していきたいと思いました。
最初に作ったデザインと、出来上がったものを並べてみると、自分でも正直、驚くほどの変化です。プロのデザイナーからフィードバックを受けながら、初心者の私がCanvaでここまでデザインできたこのプロセスについては、また記事にしようと思っています!
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