有料講座での学びを実践したデザインチームに起きた、うれしい変化 @derami_no
ラブソルデザイナー・アートディレクターの小野寺です。日々、デザインを通じた企業さまのブランディング支援をしています。
いま弊社では、講座に出向いたり、社内で勉強会を行ったりして、個々のスキルアップとチーム力アップに力を入れています。
WEB制作チームは、ベイジさま主催の有料講座に参加中です。
「学んだことはすぐに実践すべし」をモットーに、インプットしたことを、進行中のプロジェクトにめいっぱい取り入れています。
本記事では、最近インプットしたことの一つ「フレームワーク」を、実務に導入してみてチームに起きたうれしい変化と、大変だと感じていることをそれぞれ綴っていきます。
変化①抜け漏れが少なくなった
「モレやダブリなく、物事を分解して分析や問題解決の効率性を高める。」
フレームワークの効果を、ひしひしと感じています。
直近では、宿泊施設「villa tumugu」のサイト制作において、下のフレームワークを活用して、掲載コンテンツのアイディア出しを行いました。
これまでは1、2人の担当者が直感的に行っていたアイディア出し。「網羅できているだろうか」と、どこか自信のなさを抱えていました。
チームで行うことで、さまざまな角度から検証できているのを感じては、自信と作業スピードのアップに繋がっています。
ちなみに今回、アイディア出しのためにfigmaのマインドマップ機能を初導入しました。リモートメンバー、出社メンバーの垣根なく進められています。
もちろん、全く混乱がないかと言ったら嘘になります。それも含めてチームで話し合い、乗り越えていく過程に面白さを感じている今日この頃です。
変化②「飛躍」が得意でないメンバーが力を発揮できるようになった
クリエイティブの仕事をしていると、「飛躍」の力を使う瞬間があります。
ここで「飛躍」と呼ぶのは、「合理的、論理的ではないが、誰もが納得する結論を導き出す」こと。
この「飛躍」が苦手だったり発展途上だったりするメンバーが、フレームワークという型の力を借りて、一つの成果にたどり着いていくのです。
どうしたらメンバーがクリエイターとして成長できるか、日々試行錯誤を繰り返しているだけに、希望を感じずにはいられません。
変化③途中からジョインしたメンバーが溶け込みやすい
メンバーに仕事を割り振る立場になって直面しているのが「仕事を任せたいけど、任せる時間がない問題」。
挑戦の場をつくりたいけど「あれを整理して、これを準備して…」と考えているうちに「自分でやろ…」と思ってしまう、アレです。
フレームワークに落とし込むということは、業務を細分化することであり、ドキュメントやビジュアルなど、共有可能な状態に落とし込むということであり。
つまり、いつでも業務を渡すことのできる状態になっているということであり…!
参画したばかりでまだ業務を把握しきれていないメンバーにも、「これ、一緒にやってみよう」と依頼してみることが出来ています。
メンバーのポテンシャルや工数が読めない、けれど
つくり方を変えることにはトラブルもつきものです。
新しいやり方で、メンバーがどの程度の力を発揮できるか分からないですし、想定しきれないエラーが起きることもあります。
でも、メンバーやお客さまのためになる可能性が高いと感じたなら、導入時に限っては工数度外視。「最後は自分がなんとかするぜ」精神で、どんどんチャレンジしていきたいと思っています。
属人性を排しつつ、個人の力が光るチームに
フレームワークは、使うことがゴールではありません。最終的には、感覚的な美意識や価値判断がものをいいます。
しかし、会社として安定したクオリティを出すことや、メンバーが能力を発揮できるという点において、大きな可能性を感じていることも、また確かです。
策に溺れず、本質を見失わず、変化し続けるチームでありたいなと強く思っています。
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■システム、ウェブデザイン担当・堀くん
■メディア、コンテンツ制作担当・ほのか
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