フリーランス→正社員→フリーランスを経て、どっちがいいか考えてみた @saayoo345
こんばんは!メディア事業部のさよです! ついに東京でも、外出自粛の要請が出ました。最近バタバタしていたので、今週末は家をきれいにしよう、そう心に決めています。
今週は "ラブソルと私" というテーマで、それぞれの想いを綴っていきます。
ラブソルのアライアンスメンバーとして2020年1月からメディア事業部のマネージャーを担っている私ですが、この1年、フリーランスから正社員、再びフリーランスへと、ラブソルとの関わり方は変化してきました。
今は、基本は週一のミーティング参加以外リモート。取材などの仕事のアポイントで会う以外は、テキストベースでのやりとりが多いです。
「フリーランスになりたいんです」という相談を受けることが増え、即答で「やめとけ」とまず止めてしまう私が、ラブソルで2つの働き方を経験したからこそわかったことをお伝えします。
1度目と2度目の差は、覚悟
ラブソルに入社したのは、2019年6月。そこから半年ほど正社員として働いていました。
代表2人とはオンラインサロンという場所で出会い、もともとライティングや撮影・動画編集の経験があった私は、サロンでもよく何らかを作っていました。「なんかそういうことができる子」という印象くらいは持ってもらえてたのではと思いますが、まさか、一緒に働く日が来るとは。
2019年2月、突然仕事を失った私は「どうしよっかな」と呑気にコーヒーを飲んでいました。
他も大勢いるやり取りの中で「会社を辞めた(正確にはクビになった)」と言った私にゆかみかさんは「生きていけんのか!」と助け舟を出してくれました。とりあえずランチにとラブソルを訪れたことのが2019年3月。
アパレルの撮影案件、イベントの運営、ちょっとしたデザインなど、私にできそうな仕事を見つけては、「できる?」と振ってくれました。
1ヶ月前、いや、2週間前は全く想像できなかった自分の環境の変化。そこから3ヶ月ほどは今と同じ、アライアンスメンバーとして「月いくら」という形で業務委託契約を結びました。
突然のフリーランス。志をなければ準備もない。ましてや覚悟なんてあるわけない。この頃の私は「フリーランスは嫌だ!怖い !」とずっと言っていた気がします。
何がって、仕事同士の管理というか組み立てというか、その全てを自分で管理することが難しかった。
前職から受け継ぎ持ってきた仕事と新しい仕事とのバランスが取れず、「これまでは整った状態で仕事をもらえていたんだなぁ」と実感する日々。任されている範囲が狭いのではと不満を持っていたちょっと前の私に、どの口が!と激しく後悔したのでした。
怒ってくれる人が、いるorいない
これまで代表2人でやってきた会社で、「正社員雇用をする」ことの重み。
それでも決断してくださったお2人、そして半年という短い期間で再び旅立つ私と今もこうやって仕事をしてくださることに、感謝しかありません。
なぜ会社員が良いと思っていたかというと、フリーランスでは「自分のできる範囲の仕事しかこない」という怖さがあったことで、そんなに縁も人脈も持っていない私は、これ以上成長していくことができない、と考えていました。し、今でもそう思います。
「成長」には新しいことへのチャレンジと同じくらい、自分が足らない部分の認識と修正が必要だと思っていて、後者は特に、フリーランスには機会が与えられません。
ダメだったら次から仕事がこないだけ。ゆるりと仕事が減っていく怖さ。人は、「興味がない方が優しくできるものかもしれない」と思っている私には、何よりも怖かったのでした。
ラブソル、普通に怒られます。それはアライアンスとなった今も一緒。何に怒られるかというと、社会人的なマナーはもちろんですが、「自分の人生」に対して甘いこといったりすると怒られます。
「ちゃんと“自分で”考えなさい」というメッセージ(と、思ってます)。素直でいた方が色々なことを吸収できる時代、ちゃんと怒ってくれて頭を柔らかくしてくれる存在がいるのは、ありがたいことだと思います。
2度目のフリーランス、覚悟はどう生まれたか
絶対会社員主義だった私は2019年の12月から再びフリーランスになるわけですが、流石に2度目。1度目と同じミスは繰り返しません。(多分)
ラブソルにいた時から自分の仕事も並行して持たせてもらっていたので、それを持って出たことで、少しだけ心に余裕があったことはもちろんあります。
でも多分一番大きいのは、「自分の力で仕事を生み出す力」を学べたこと。私はそれまで、降って来る仕事をジィっと待って、きたら150%くらいで打ち返すということをして満足していました。
頑張ってはいるし、喜んでももらえるんだけど、回数が少ない。
「チャンスが少ない」と環境のせいにしていたけど、そうじゃなかった。こちらから先手で「こういうこと必要では?」と話しかければ、「必要だったんです!」と次に繋がることってたくさんある。ラブソルで働く中で、幾たびも目にした光景でした。
「自分にも、できるだろうか?」
ライターは、比較的フリーランスが多い職業だと思います。ただ、副業でやるならそれが一番いいと思っていました。なんせ、毎月コンスタントにもらえる確証がないと、一本ごとのお仕事では不安定すぎて生活が成り立たない。
「どうしたら月契約がもらえるのかな〜」とか、「私と繋がっていようと思ってもらえる付加価値は何かな〜」と、どんな仕事に対しても考えるようになったことは、大きいと思います。
ラブソルの打ち合わせは、一度見て欲しいと思うくらいです。「(割と手一杯なはずなのに、)またあなた、仕事増やしたね…」と笑ってしまうくらい、こんなにできることって多いのかと、驚きます。
相手が喜ぶかな? を考え尽くすからこそできることだと思います。
学んだことは本当にたくさんあって、それはほとんど、生き方のようなもの。
レスが速いのは相手の仕事を止めないため。自分から仕事を取りに行くのは、「任せようと思える人がいれば相手は助かる」から。次を意識して出し惜しみをしない。目の前一人、一つに全力出してその場で決めること。とにかく目の前の相手、相手。
全ては、求められる人となるために。
求められたことを返すことで、自分に自信もつくんだなあって。
たくさん、怒ってもらいました。30もすぎて、結構いい大人なのに。本当に愛情爆発の2人で、時には反抗したりもしました。(ごめんなさい)
でも、再びフリーランスとなった今、1度目に感じた孤独さというか、先行き見えない不安みたいなものは、あんまり感じなくなりました。相変わらずあっちゃこっちゃと飛んでいってしまう性格ではあるけれども、多分、一つの帰る場所を持っていると感じられるからだと思います。
ライターという仕事で言えば、書いた記事が客観的にどうなのかを見てもらえることは大きい。
正社員とかフリーランスという話ではなくなったな。フリーランスでも、どこか所属している場所があると安心感があるのかな、という話になってきた。
結局どちらでもいいとは思いますけど(おい)、大事なのは「チャンスをくれた人たちに、どう自分の仕事で返していけるか」それ考え続けることのような気がしています。言葉だけじゃなくて、仕事で。
今日公開されたこちらの取材でお話を聞いていた時のこと。記事には入れませんでしたが、印象的だった話があります。
「女の子同士でキャッキャやるのは楽しくて、でも仕事だし、仲良しごっこになってしまうとなかなか難しいんですよね。」
前職、女性だらけのカフェで働いていた彼女が店長として気をつけたことは距離感。これ、女性だからという区切り方もあれですけど、あるんですよね。
信頼と仲良しがごっちゃになるとあんまよくない。何がよくないかって、「ちゃんと伝えなきゃいけないことが言えなくなって緩やかに下り坂になる」が問題だと思います。
これが一切ないのが強み(強み?)であるラブソルです。
キャッキャしてたと思ったら、急にモードに入りますからね。
これは、代表2人の、ラブソルに関わる人たちが「ちゃんと自立して生きていけるように」という思いゆえ、そして「仕事」への責任感の強さゆえかと思います。
ただ、その高低差はなかなかおもろいので、機会があれば、ぜひ覗いてみてください。
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LA BOUSSOLE
メディア事業部 / ライター
柴 田 佐 世 子
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