“新しい”のに馴染んでいる。 歴史ある商店街に突然現れた沖縄初のゲストハウス型ホテル LESTEL NAHA #PR #旅するラブソル
沖縄・那覇市。国際通りから公設市場を通り、右に左に続く路地たちを横目にまっすぐ歩いた先に、太平商店街という数10mの商店街があります。
ここにかつて金物屋だった建物をフルリノベーションし、新しい宿泊施設が生まれました。
ここは、昭和の香りが色濃く残るアーケード型の商店街。言葉を選ばなければ、一見異物感を感じてしまいます。
地元の方、日本人観光客、海外からの観光客と絶えず人が通るこの道で、多くの方が一度立ち止まり、「ここはなに?」と覗き込みます。
ホテルなのにホテルな“だけ”じゃない 。
衣食住のプロが集まりその知見とチャレンジが詰まった新しいホテルの形。
他と何が違うのか? ラブソルの宿泊体験を通して、その新しさに迫ります!
2019年9月にオープンしたばかりのLESTEL NAHAに、ラブソルメンバーでお邪魔してきました! 新たなマガジン #羅針盤の指すところ と称して、旅先での記録を公開していきます。
「おしゃれな見栄え」だけじゃない、商店街に妙に馴染むその理由
●LESTELに到着! どれを頼むか迷う、カフェでドリンクを注文
那覇空港から車で15分。LESTELの入り口は、オープンカフェになっています。
メニューには豆からこだわったコーヒーやスロージューサーで作るコールドプレスジュースなどがずらり。400~500円と値段がお手頃な気すらしてくるラインナップです。
私は大好きなバナナジュースを見つけたので、注文!ちなみにお隣が八百屋さんなので、仕入れはそちらからだそう。ちょっと隣に買いに行く、地域と仲良くしている感じがすでに素敵です。
旅先なのに買いたい衝動にかられるほど、食材が安い
作りたてで、すごく美味しいです♪ 東京のこの手のカフェだったら平気で700~800円取られそうなものですが… 提供されるものが「ちゃんと美味しい」って、当たり前な様で、意外と当たり前ではないんですよね。
ホテルの利用者以外にも、ただ休憩するために立ち寄る方々もちらほら。おじいちゃんやおばあちゃんも、自然に入ってきます。
大きな木製の扉を開けるとすぐにウェルカムスペースが。外のカフェで飲み物を買った方も、この空間を利用していいのだそうです。
そしてこのスペース、食べ物は近隣のお店で買ったものを持ち込んでもOK! 商店街にはたくさんのご飯屋さんが並んでいて、目の前のお惣菜屋さんでは150円でお弁当を購入することが可能!!
旅行に来ると外食ばかりで疲れてしまいがち。おばあが作った手作りのお惣菜なんかは、身に染みますねえ。
中央のローテーブルには食中心の選書がずらり。ゆっくりドリンクを嗜みながらパラパラと雑誌をめくるだけでも、センスアップしそうな気さえしてきます。
なるほど、LEST=“読書”か、そういう意味があるのかな?
ちなみに7席あるカウンターが、PCでお仕事をするときにちょうどいい高さで、旅先でお仕事をしたい方にも全力でおすすめできます。電源も借りられます!
●個室
さて、入り口で随分ゆっくりしてしまいましたが、LESTELの特徴はチェックイン・チェックアウトがないこと。
ただでさえ慌ただしい旅行中に煩わしさを感じるNo,1がチェックイン・チェックアウトだと思っているのですが、そのストレスをなくすために、宿泊者のみが利用できるシステムで管理しているのだそう。
到着後ノンストップでベッドにダイブ! なんて、最高です。(随分カフェでゆっくりしてましたが…?)
今回宿泊させていただいたお部屋はこちら!
部屋にはそれぞれお名前がついていて、お世話になったお部屋の名前は、YUTASHIKU。調べてみたところ、「よろしく!」という意味なのだとか。
光がたっぷり入る3ベッドルーム。コンクリートづくりの無機質な空間に、アクセントとなるインテリアの数々。色の使い方も、ものすごく素敵です。
もともとアパレルの店舗デザインをしていた方がデザイナーとして参画しているんですって。
せっかくなので他のお部屋も見せていただきました。
どのお部屋にもテーマカラーがあって、素敵。朝日をさんさんと浴びて起きたい!という方もいれば、日頃の疲れをじっくり取りたい、という方もいますよね。こんな「熟睡ルーム」も、悪くないかも…!
●ドミトリー
LESTELは、個室だけではなくドミトリーもあります。
「=安宿」なイメージの強いドミトリー、LESTELでは新しい木の香りで満たされていて、「ここに泊まりたい!」 ってなります。男女共用と女性専用のお部屋があります。
上下に寝泊まりする方の動きが気にならなそうな、しっかりとしたフレームの二段ベッド。ベッドごとにロールカーテンがついているので、プライベート空間も光の量も調節できます。
そしてベッドの脇には1人2口のコンセントが。
携帯にパソコンに…と充電するアイテムが何かと多くなりがちなので、助かりますよね。
●シャワースペース
シャワースペースはなんと、ブラックがメインカラー。めちゃめちゃシックです。
ライト付きの鏡は、メイクも捗りますね。アメニティはシャンプー・コンディショナー・ボディソープが完備。ドライヤーも3台あります。
コンセントが余っているので、ヘアアイロンも使えます!
個室にはバスタオルとフェイスタオルがついていたので、女性であれば、メイク落としや洗顔・スキンケア用品と歯ブラシを持っていけば良さそうです。
この日の夜、夜の商店街に繰り出し夜遅くに帰ってきたのですが、寝るための支度にストレスなし。むしろ、寝る時間が同部屋の方とずれる場合などは、シャワースペースが部屋と別ってとても良い。
そして、めちゃめちゃよく眠れました。太陽の光で自然に起きるって、最高です。
滞在中、素敵だなとなんども前で立ち止まった、絵や写真たち。
そのテイストは、本当に様々。
この海の写真、一番好きでした。
「絵のある生活をしてほしい」
LESTELのプロデューサーがパリで暮らしの中で感じた身近にアートのある生活。それを体験してもらえるようにと、LESTELにはいたるところに絵画や写真が飾られています。
この絵はなんと、近所に住む80代のおじいさんが「ここに飾ってほしい」と持ち込んだものなのだそう。
一見画風が全く違うと感じるものも、なぜか調和してそこにあるべきかのように飾られています。
新しいものを取り入れ、いつしかなじませていく沖縄の“チャンプルー文化”。
新しくても、何故か調和していく。LESTELがこの街に馴染む理由は、この沖縄の文化あってこそ、なのでしょうね。
夕刻、灯の消えるお店とつくお店が入れ変わる頃、商店街は「千ベロ街」へと姿を変えます。
それに合わせるかのように、LESTELも夜仕様へ。こんな場所が近くにあったら、気になってふらりと寄ってしまいそうです。
まだまだ長い、沖縄の夜。(そのお話はまた次回の記事で)
何か新しいものを求めて知らない場所へと向かいますが、知らぬ街を心地よく過ごせる、そんな場所も探していたのかもしれません。
つかず離れず、ちょうどいい距離感での「おかえりなさい」。
そんな言葉で心が暖かくなる場所が、LESTEL NAHA でした。
こちらの記事は、LESTEL NAHAのPR記事です。
執筆:柴田佐世子
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