細部までこだわり抜ける人に 〜喫茶ラブソルデザイン講座レポート〜 @derami_no
おはようございます。デザイン事業部のでらみです。
7月4日土曜日、弊社の運営するコミュニティ「喫茶ラブソル」でデザイン講座が開催されました。本日はその模様と、デザインを生業とする私が感じたこと・考えたことをお伝えしてまいります!
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講師をつとめてくださったのは、喫茶ラブソルメンバーのきむらせいじさん。せいじさんは、デザイナーとして活躍される傍ら、デザイン専門学校の講師として、学生さんにデザインを教えていらっしゃいます。
今回はデザインソフト・Illustrator の使い方のレクチャーのあと、質疑応答が行われました。
※バナーに記載されている、「ショップカード制作」は内容を変更した上で、第2回目(7月18日(土)21時〜)に行われることとなりました。
この講座の参加者の中には、Illustratorを触ったこともない、という方もいれば、日常的に使っているという方まで。そんな中、どの段階の人にとってもわかりやすく、興味が持てるような言葉選び、内容選びをされていたせいじさん。
私も講座などで人に教えることが増えてきたため、「教える」という観点でも、たくさん学ばせていただいた1時間でした。
自らの怠惰を思い知った、Illustrator基礎講座
講座の前半ではIllustratorの基本的な使い方について説明してくださいました。
▼ZOOMの画面共有機能を使い、Illustratorの作業画面を共有しながらの説明(分かりやすい!)
時折、課題が出されます。
▼第一問は「ペンツール(ベジェ曲線)を使って丸を描いてみよう」
私は普段仕事で頻繁にIllustratorを使用しているため「余裕でしょ〜♪」とのんきに構えていました。
しかしそれも束の間、意外と上手く描けない…!
その後に続く説明でも、初めて知るショートカットや機能がたくさん…!
思えば日頃から、ちょっと調べたり、覚えたりすることを後回しにしてしまい「こんな風にしたいけど技術的に難しいかも…。時間もないし、今回は出来る範囲でやろう。」とスキル不足を言い訳にすることも。
せっかくいただいたこのきっかけを活かさない手はあるまい! コツコツとショートカットや機能をインプットしていこうと心に誓ったのでした。
今一度、基本に立ち返って
後半は雑談&質問タイム。
その中で挙げられた「デザインするにあたってどんなことに気をつけたらいいですか?」という質問に対するせいじさんの回答がとても印象的でした。
まとめるとこう。
・お客さんの顔をしっかりと想像する
・目的を果たすことが重要。そのために適した考え方・色・形を選択する
・情報のデザインできないと表現のデザインはできない
これにはドキリとさせられました。お客さんの顔が想像仕切れていない、目的を明確にし切れていない、情報を整理し切れていない。そんな状態でつくり始めてしまってはいないか…? もう一度基本に立ち返ってみよう。そう強く思ったのでした。
大盛況!第2弾の開催決定
あっという間の1時間。参加いただいた方からもたくさんの反響がありました。
そして嬉しいことに第2弾の開催が決定!
7月18日(土)21時〜
この日は各々が制作したものを持ち寄り、せいじさんにフィードバックしていただきます。(なんと贅沢な…!)
今後のイベント情報につきましては、メンバーがtwitterにてお知らせしてまいります。気になる方は #喫茶ラブソル で検索すると、今後の情報やこれまでの活動内容がご覧いただけます。
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今年の3月、えいやっと半ば勢いでスタートさせた喫茶ラブソル。だんだんと「らしさ」が見えてきました。
何か大きなプロジェクトや目標に向かって「頑張る! 」という場所ではなく、今ある現実や、今持っているものを愛おしんだり、面白がったり、共有したりする居場所。
イメージするなら、喫茶店のいちばん大きなテーブルで、コーヒーを飲んだり、おしゃべりをしたり、教え合ったり。わいわいガヤガヤ、時々もくもく。
ふらりと集まり、ふらりと帰り。
やさしくて、あったかくて、私も運営している身ながら、とても大好きな居場所です。
集まってくださっている方も、まさにそんな方ばかり。やさしくて、あったかくて。でもコアの部分に信念やアツいものを持っていて。
今回講師をしてくださったせいじさんもそう。いつも穏やかで、控えめで、とがったところがなくて。でも今回、デザインの話をしてくださっている姿に「ここだけはゆずれない」というこだわりを感じました。
私も、ものをつくる人間として、揺るがないものを持ち併せていたいと、せいじさんの姿を見て改めて思うのでした。
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