文章だけ書ければいいわけではない! 「呼ばれる」ライターになるために @gekkabijin_yui
突然ですが、みなさんは「ライター」にどんなイメージを持っていますか?
ブログを書く人。
書籍や雑誌などの原稿を書く人。
WEBサイトの文章を書く人。
これはライターとして働き始める前に持っていた、わたしがライターに抱いていたイメージ像です。
ラブソルで、業務委託としてライターやSNSの運用を担当している、上村(かみむら)です。
右も左も分からないまま、えいやっと飛び込んでみたライターの世界。なんと一年半が経ちました。
一年半ライターを続けてみて思ったことは、「文章を書くことだけがライターの役割ではない」ということ。
例えば、WEBの記事一つとっても完成するまでに、企画を立てるところから実際に書くまでの間にも、さまざまなプロセスがあります。
書くだけでは、稼げない。
「呼ばれる」ライターになりたい。
では、そのために必要な「プラスα」とは、どんなことなのでしょうか?
チームには必須のスキル、「ディレクション力」
冒頭でも書きましたが、ライターを始める前のわたしは、ライターを、単に文章を書く人のことだと思っていました。
よくよく考えてみると、ただ書くだけであれば、正直誰でもできますよね。
書くことを生業としてお金をいただくためには、プラスαで何かができないといけないのでは…。
では、書くだけではない「価値」の提供とは?
私は先日からとあるファッション誌の編集部が主宰している講座を受講しています。もちろん、ライターとしてステップアップするために。
出版社から依頼を受けて雑誌の記事を書くライターの場合、誌面のプラン提案を行なったり、時には撮影に同行をすることがあります。
撮影では、ディレクターが撮影時の細かいスケジュールや進行について記した「香盤表」を作成しますが、このディレクションの役割をライターが担う場合があります。
ディレクターが担当する「ディレクションという業務」は、チームを導いていく仕事であり、あらゆるコンテンツ制作において重要です。
もし、ライターがこのディレクション能力を持っていたら、役割を兼ねることができるので、それは重宝されますよね!
弊社では、月一回「羅針盤のつくりかた」というインタビュー記事を公開しています。
インタビュー記事を完成させるには、取材依頼書の作成、取材、写真撮影、執筆、バナー制作など、さまざまなプロセスがあります。
撮影はカメラマン、バナーデザインはデザイナーと、さまざまなクリエイターが関わっています。
チームで行うからこそ、ディレクションというスキルが必要になってきます。
記事でもWEBサイトのテキストでも、基本的に文章だけで成り立つコンテンツの方が少なく、必ず何らかの他のクリエイティブが必要です。
つまり、ディレクションこそ、ライターが持っていた方が良いスキルと言えます…!
一つのスキルだけでなく、いくつかのスキルを掛け合わせる
では、ディレクションさえできれば、「呼ばれる」ライターになれるのでしょうか?
先ほど、一つの記事を完成させるためには、さまざまなクリエイターが関わっていると書きました。
しかし、数人でチームを組むということは、それだけコストがかかってきます。プロにお仕事をお願いするわけですから、それぞれに支払いをしていかないとなりません。
しかも、人数分のスケジュールを合わせていかないといけない…。
もし、ライターがカメラマンを兼ねられたらどうでしょう?
スケジュールにも融通がききますし、何よりコストがかからないので依頼をする側のメリットが大きくなります。
実際にライター×カメラマンとして活躍されている方はいらっしゃいますが、わたしの身近にはいません。まだまだこういった掛け合わせのスキルを持っているライターは少ないのかもしれません。
それは、チャンスでもあります…!
文章が書ける人は、世の中にたくさんいます。
そんな中で、「この人だからこそ頼みたい」と思えるライターになるためには、自分の強みを増やすしかないと思っています。
文章を書く以外に自分にプラスできるスキルを増やしていくことで、「呼ばれる」ライターになっていくのかもしれません。
現在、わたしはディレクションスキルを育てつつ、最終的にはデザインまでできるライターになりたいと思っています!
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