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行動の基準は、 "Good Things."であるかどうか @yuka_lab12

毎日、なんだかあたたかくて過ごしやすくて、幸せを感じています。ラブソル代表の由香です。
冬は冬で生まれた季節だし、寒いけれど好きなんですけどね。

さて、最近、ラブソルでにわかに語り出した"Good Things."という言葉。
弊社の行動規範として、これから何度でも口にしていこうと思っているこの言葉に初めて出会ったのは、カンボジアでした。

カンボジアは縁あって一度訪れてみたら、すっかり惚れ込んでしまった国です。同じ年に、もう一度行ってしまうくらいに。

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一瞬で引き込まれた、一つのホテルの物語


シェムリアップにあるホテルは、ちょっと変わった名前をしていました。

ホテルを予約しなくちゃと思い色々と検索をしていたときに、ふと目に止まったのが、そのホテルでした。

そこには、シンタマニ・アンコールと シンタマニ・シャックという二つのホテルが隣接していました。
玉ねぎみたいで変わった名前を持つそのホテルは、旅行者からの評価が高く、アジアで二位になったこともあるそう。
それだけでも心惹かれるものはもちろんあったのですが、そこにはそれ以上の物語がありました。

"シンタマニ"は、外国資本のホテルではなく、カンボジアが発祥です。シンタマニ財団という運営母体を持っています。

そして、"シンタマニ"とは、サンスクリット語で"良き行いをすること"という意味なのだそうです。
その言葉はそのまま財団の目指すところであり、シンタマニでは収益の一部を地域に還元しているそうです。

歴史から大きな影響受けたカンボジアでは、教育や医療を十分に受けられない人たちがまだまだたくさんいらっしゃいます。
そんな地元の人たちに、医療を提供したり教育の機会を作ったり、優先的に雇用したりといった活動をしているそうです。

ただただホテルとしての美しさやホスピタリティの評価の高さではなく、行いの尊さに惹かれて、私はそのホテルに泊まってみたいと思ったのでした。

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知性ある消費者が選ぶ、持続可能な企業

"To Do Good Things"

良い行いそのものが支持される、そんなホテル。
現地にこだわり、雇用を生み出し、教育をし、利益を還元しているコミニティがシェムリアップにある。

私がそこに惹かれてホテルを選んだように、これからの消費者は、どのようにして自分がお金を払う場所を選ぶのかを主体的に考えていくのだと思います。もう、物そのもののや、価格だけでは選びようがないくらいあふれているから。

ラブソルは、基本的にはB TO Bの会社ですが、企業も、取引をする相手先企業をどのように選んでいくかという、姿勢そのものが問われているような気がしています。
弊社が、どんな企業から選ばれていくのか。同様に、どのような企業を選んでいくのか。

"良き行い"をしている、持続可能性を追求している企業とのお付き合いの方が、お互いを尊重し、同じ方向を見ることができるだろうというのは、想像に難くありません。
自分たちの幸せの為にも、自分たちのお客様の幸せのためにも、そのような企業とお付き合いをしていく方がもちろん幸せであることは間違いないのです。

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すべては、"良い行い"であるか、どうか

どんな人たちと一緒に仕事をしていくか、何をしていくか。
40代を迎えて、私もそういったことそういったことを考えるようになりました。

会社を継続させるためには、お仕事がたくさん欲しい。
それはもちろん本音としてあります。
しかし、ではどんな仕事でもいいのかと考えた時、私はやはり「それは良き行いなのか?」ということを追求していきたいと思います。

私にも夫や子供がいます。
彼らに、どんな背中を見せるか。そして、これまで生かしてくれたこの社会に、自分がどんなものを残していくか。
どうせならそれらは"良きもの"でありたい。
とてもシンプルですが、そんな思いにたどり着きました。

そうすることが、ラブソルで働いてくれるみんなや、ラブソルを選んで下さるお客様に対して、一番良いことではないかと思っているのです。

ラブソルでする事はすべて良き行いである。

胸を張って仕事をするためにも、相思相愛のお客様に出会っていくためにも、行動の基準はすべてそれでありたいのです。
ふわっと曖昧なところも気に入っています。
それが本当に"良い"かどうかは、メンバーひとりひとりに委ねたいのです。

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ここから、幸せな社会人を増やしたい

とは言えまだまだ小さな会社ですので、社会に対して何か大きなことができるわけではありません。
だからまずは内側から、スタッフの働きやすさや身の回りの小さなことから始めていきたいと思っています。
私は自分自身が女性であり、母親であることから、まずは女性の働きやすさにはこだわっていきます。

大企業の正社員として働いていた頃、時短勤務を選ぶのも嫌だった私は、絶対に残業しないように業務を進めながら、定時になると走って保育園にお迎えに行く日々を過ごしていました。
朝は朝で、間に合うように息子を保育園に連れて行くことが1番の優先順位となっていました。

息子の気持ちや私自身の気持ち、体調などはある意味後回しになっていたと思います。
夫との調整、ときにはベビーシッターに頼ること、すべてがギリギリのバランスで成り立っていたと思います。

子育てをしながら働くと言うのは、こんなにも能力を必要とするのか。
正直なその時の気持ちです。
何か1つ計算が狂ったら、たちまち崩れてしまうようなそんな危ういバランスの上に成り立っていた、「育児と仕事」の両立でした。

だからこそ弊社ラブソルでは、出社してくれてもいいししなくてもいいし、フルタイムの正社員であっても、何時から何時まで働くかは正直どうでもいいのです。
また、雇用形態も、業務委託契約でもいいしアルバイトでもいいし正社員でも何でもいいんです。本人が、その時々にちょうどいい雇用形態を選択できたらいいなと思っています。

女性でなくても、親の介護が発生する時だってあるし、子供の具合が悪い時だってあります。
そういった時に、自分の裁量で自分がどんなふうに働くかを決めていける会社にしたいと思っています。

もちろん、余裕があるわけではないので、成果はきちんと出して欲しいと思っています。ただ、そのための教育機会はあらゆる方法で作っていくつもりです。

自分の人生の舵を自分で握ることができたら。
それは意思決定の連続ではありますが、自分で決めたことであれば人は頑張れるのです。

仕事は苦しいものではなく、楽しんでいい。

そうやって幸せに働く社会人が増えたら、その人の家庭はきっと明るく幸せなものになると思います。
だから私は幸せな社会人を増やしたい。

ラブソルがその1つの場になれるよう、まだまだ足りないところだらけですが、努力していこうと思っています。

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