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私の才能はすべて「人」に向かっていく。人の魅力をかたちにして伝えるプロデューサー【ストレングスファインダー活用講座】


私が経営する会社 ラブソルは、ありがたいことにここ2年の間、いただくお仕事も、働いてくれるメンバーも増える一方です。
共同代表の実加と二人で立ち上げ、「二人が楽しくて幸せならいいや」と始めたあの頃からは、想像できないような毎日を送っています。

たくさんある会社の中からラブソルを選んで来てくれたメンバーたちは、私たちにとってとても大切な存在。
ここに来たからには、お仕事の中でも、関わる人との中でも、糧となる経験を積んでいって欲しい。

そう願い、まだまだ小さな会社ですが、昨年末から社内研修をスタートさせました。

この記事では、ラブソルの社内研修として開催された「ストレングスファインダー」を活用した講座を通して、世界一働きやすいチームを作るという挑戦の過程をお伝えします。


「研修」はもっともっと楽しくできる

昨年12月には、NewsPicks インフォグラフィックエディター櫻田潤さんを講師にお招きして、一年を振り返り、一年後の自分の姿を思い描くワークショップを開催しました。


(ビジュアルレポート制作:小野寺美穂)

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あまり楽しい響きではない「研修」という言葉ですが、実は私、会社員時代は結構好きでした。
業務から離れて新しいスキルや考え方に触れられるし、その過程では、必ず自分自身を振り返ることになる。
あまりにもやることが多すぎる現代ですから、そういった時間は貴重だと感じていたんです。

その頃、社内に用意されていた研修は、確かにそこまで楽しいものではありませんでした。

もっと、「研修」は面白くできる。

そんな風にも思っていたことも、確かです。
せっかく自分で会社をやっているのだから、世界一面白くて、ためになる研修をやっていこう。
そう決めて始めたラブソルの「社内研修」の第二回目が、先日開催されました。

今回の研修は、米ギャラップ社が提供している強み診断ツール「ストレングスファインダー」の認定コーチりょうじさんによるワークショップです。

社内研修だというのにバナーまで用意する気合の入りようなのです
(バナー制作:小野寺美穂)

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目指すは、ラブソルを「世界一働きやすい会社」にすること

せっかく一緒に働くことになったのだから、のびのびとその力を発揮して欲しい。

ご縁を得ても、実際に仕事を辞める理由のほとんどは、人間関係だと言われています。きっとたくさんの期待を胸にお仕事に臨むはずなのに、そんなの悲しいですよね。

会社という組織で働く以上、人間関係から逃れることはできません。
人と人とが関わる時に、「私はこういう人間です」という適切な自己開示は、信頼関係を築く上でとても大切なのです。

しかし、これが実は難しいことなんだなと感じています。なんでもかんでも曝け出されても戸惑ってしまうし、さりとて言葉にしなければ思いは伝わらない。

その塩梅は会社という場所になると、より難しくなります。あくまで仕事をしに来ているのだから、何を考えているか、どんなことを大切に思っているかなんて、一見関係ないような気もしますよね。

しかし、私は関係ないとは思っていません。

会社は個がより集まって、一定の成果を目指して活動する場所。個々の才能を存分に発揮してもらわなければ、成果を出すことはできません。
そして人は、びくびくしていたら萎縮してしまいます。心理的に安全な場所でなければ、才能を発揮することはできないんですよね。

さらに、才能はそのままにしておいたら、その強さゆえに武器となることもあります。闇雲に振り回したら、周囲の人を傷つけてしまう可能性もある。

それぞれが伸び伸びとその才能を発揮できる場所を作るためには、個々が自己理解をした上で、適切に自己開示をしなければなりません。そして、お互いにそれを理解し、尊重していく必要があります。

そのためのツールとして、ストレングスフィンダーは大きな力になってくれるんです。

ストレングスファインダーを通じて見えた、世界一働きやすいチームラブソルへの道のり。
きっと、同じようにチームで仕事をされる方にとって、ヒントになる部分もあると思います。どうかしばし、お付き合いください。

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自分の強みを通して、自己理解をする

中途半端ですが、上位12個の私のストレングス(=強み)はこちらです。

私の才能は、ギャラップ社の分類によると「影響力」と「人間関係構築力」に強く発揮されるようです。

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私のストレングスは、2011年にストレングスファインダーに出会った頃に出したもの。実に10年の月日が流れております。
その間に会社員を辞め、自分で会社を興していますし、もしかしたら今、診断を受けたらちょっと違った結果が出るのかもしれません。

基本的には、人のストレングスは大きく変化することはなく、上位の中で入れ替わりが起こる程度の変化が多いそうですが…。
興味はあるものの、現時点では再度診断を受ける気持ちはありません。
というのも、私、この自分のストレングスたちが愛しくてたまらないんです。

幸せなことに、私はストレングスファインダーに出会った当初から、周囲に認定コーチがいる環境でした。そのため、正確に把握していたんです。
34の資質はすべて才能であり、ないものを嘆く必要はない。あるものを愛おしみ、伸ばしていけばいいということを。

りょうじさんが今回作成してくれた個人の読み込みシートにも、「完全に私である」とニヤリとしてしまう程、自分が描き出されていました。

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10個のストレングスは、そのすべてが人に向かっていく。

それが、私の特徴です。
人がいないと何も才能を発揮できない。だから、会社を、チームを作って仕事することを選んでいるんだな、とストン、と理解できます。
次のシートでは、さらに人間臭さが描き出されます。

チームで動く時、私はこうしてもらえると心地が良い、というポイントが明確に読み解かれているんです。

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私は、進捗が見えないことをあまり好みません。
100%の完成品を提出するよりも、途中でもいいから「今、どんな状態なのか」を見せてくれる方が、安心して任せることができます。

一人黙々とやる作業よりも、人と話しながら、発散をしながら進める方が心地よいです。

強いチームで、ものすごい勢いでプロジェクトを進めることも好きだけれど、門戸を狭めずに多様な人たちと、楽しみながらお仕事することも好き。
置いてけぼりは、作りたくありません。

そして、好きだからこそ、期待をするからこそ、世間一般の常識やどこかで聞いたことのある言葉よりも、「あなたが」どうなのかを考えて軸を持って欲しいと望みます。

「ラブソルメンバーから見た私」を、コメントしてもらったのですが、ほぼほぼ正確に把握されていました(笑)

前述のとおり、さすがに10年もストレングスファインダーとお付き合いをしているので、ある程度適切な自己開示ができているのだと自負しております。

才能は、自分と誰かを守るために

私は、一人ひとりの違いが、愛おしくてたまりません。
10人いたら、10個違うお土産を買ってくるタイプですから(笑)、人と人との違いは私にとって煩わしいものではなくて、好ましいものなんです。

せっかく縁あって一緒に働くことになったのだから、「こんな指示のされ方をして不快だった」「仕事の進め方が理解できない」という状態のまま我慢をすることも、諦めて去っていくことも、もったいないと思うんです。

自分自身が完璧でないのと同じように、相手もまた未完の人間です。強みも弱みも一人ひとり異なるのだから、表現の仕方も心地よいと思うことも違って当たり前。

強みを武器として、闇雲に振り回して傷つけることに使うのはなく、才能は自分と誰かを守るために。未来を切り開くために使いたい
ダメなところは、許し合えたらいい。

ストレングスファインダーは、自分を、お互いを理解するとき、必ず力になってくれます。
診断を出しただけで立ち止まっている人がいたら、ぜひ、認定コーチの読み解きを受けてみてください。

自分を知ることは、他人を理解するための第一歩でもあります。

りょうじさんは、私が最も信頼する認定コーチのお一人です。

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