本気で届けたい記事に必要なものは、技術よりも「強い想い」ではないか @HNK_715
先日、ラブソルのインタビューメディア「#羅針盤のつくりかた」を公開しました!
取材を受けてくださったのは、ラブソルのデザイナー、小野寺美穂さん。
私、ほのかが構成から取材、執筆まで、企画全体を担当しました。
「企画全体を担当しました」などと言うとなんだかものすごい気がしますが、「羅針盤のつくりかた」の記事を執筆するのは、3回目。
まだまだ駆け出しステージです。
今回の羅針盤のつくりかたは、大きく三つの構成で制作しました。
小野寺さんの、デザイナーという仕事への覚悟、事業部の拡大とともに変化する立ち位置、そして、これからのラブソルデザイン事業部について。
一つ一つ、ひもとくようにお話を伺いました。
記事の中で、「「クライアントさまのこうしたい」という気持ちを叶える姿勢を持ち続ける」と言う話が出てきます。
クライアントに寄り添い、一緒に最善の解を見つける姿勢。
それは、ラブソル全体の姿勢でもあると感じています。
「好き」になるためにはまず知るところから
ラブソルのメンバーは、代表のゆかさんやみかさんをはじめとして、みんなが「クライアントさんが好き」、「素敵なお客さまと仕事ができることが嬉しい」と口にします。
ラブソルにジョインしたばかりのころ、学生の私は「みんな、どうしてそこまでお客さまのことを愛せるのだろう? 」と不思議に感じることもありました。言ってしまえばお仕事上の関係なのに…、と。
今考えてみると、私がクライアントさまのことをよく「知らなかった」だけなのだと思います。
クライアントさまのことを愛して寄り添う、ということは前提として「相手のことをよく知っている」必要があるのです。
相手のことを好きになるためには、一目惚れでもない限りは、まずはよく知らないといけないですよね。知らない人のことを好きになるなんて、なかなかないと思います。
ラブソルでは、新規案件のときには、まず相手のことをよく調べて知ることから始まります。クライアントさまが個人、企業かに関係なく、どのような方なのか徹底的に知っていきます。
TwitterをはじめとするSNSやブログ、人間関係、関連情報…。本当に隅々まで調べている姿をよく目にします。え、そんなことまで知っているの?! と驚いたこともありました。
でも、知れば知るほど、「こんな方なんだ」「こういう事業もされているのか」と興味が湧いてきます。
気がつけば、「こういう提案も好きかも知れない」と自然と相手のことを考える時間ができているのです。もうここまでくると、「好き」以外の気持ちはないと思います。
記事をつくるために、「書く技術」よりも必要なもの
執筆しながら、さまざまな気づきがありました。
記事の中で、小野寺さんは「デザインの技術はもちろん必要だけど、それだけではない。その力を手段として、クライアントさんの要望に寄り添っていく。」と話していました。
記事を書きがら、じゃあ、記事を制作するのに必要なことってなんだろう?
ふと、そんなことを考えました。
記事の制作をはじめたばかりのころ、必要なことは技術にあると思っていました。
でも、何度か書き続けて、伝えたい想いを記事に載せたいとき、技術だけじゃ、誰かに刺さる記事はつくれないと確信しました。
では、技術以外に、何が必要なのか。
その人のことを本気で想い、愛し、伝えたいと思う強い気持ち。
これに尽きると思うのです。
執筆をしながら、何度も何度も表現や言い回しを考える時間。ものすごく大変です。頭も手もフル回転して、あーでもない、こーでもないと続けるのです。
でも、クライアントさまのことが好きだから、この人の想いを伝えたい。そう思うと、何度でも何度でも動いてしまいます。やはり、「好き」という気持ちは人を動かすのだと改めて感じました。
覚悟を決めた人にインタビューをしたら、私にも目標ができました
武士のように、覚悟をもって仕事に向き合う小野寺さん。
彼女の強い意思を持ったお話を聞くと、私ももっと頑張らなきゃ、と奮い立たされました。
私は、これまでビジュアルレポートをはじめとする「描く」ことに向き合ってきました。
でも、これからは「書く」ことにも、もっと本気で向き合っていきたい。
じゃあライターを目指すの? と聞かれると、「そうです! 」答えるのが正解なのか、正直まだ分かりません。
ラブソルは、「文化を伝える会社」。
誰かが大切に守り、育ててきた想いや、文化を伝えることを目指しています。その手段は、ものづくりであったり、デザインであったり、WEBサイトや動画だったりします。
私にとっての手段が、「書く」ことかもしれない、と思っているのです。
今はまだ、書くことで、想いを伝えられる「かも」しれない、と自信を持ちきれない部分もあります。
やはり、どれだけ強い想いがあっても、伝えるための文章力や、語彙力は最低限必要。そういった技術面での不安が、まだ少しあるからだと思います。
でも技術面の不安は、経験を重ねることが解決してくれるのではないかなと考えています。これまでも、毎週ラブソル公式noteを書いたり、オンラインサロンの活動報告を書いたりすることで、少しずつ「書く力」を培ってきたと感じています。
少し前に自分が書いたものと、今書いたものを比べると、読みやすさが圧倒的に違うのです。
これから経験を重ねることで、自信をつけ、いつの日か、「私は書くことで想いを伝えます」と言い切れるようになる。
今年がはじまってまだ一ヶ月、大きな目標ができました。
野元 萌乃佳
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