SlackとAPI連携が、働く自由とデジタルオフィス実現の要である
こんにちは。Slackと組織コミュニケーションの専門家、ラボラティック株式会社でチームエンジニアを務めている地藏(ちくら)です。
今日は、リードエンジニア目線で、Slackについて書いてみます。エンジニア目線らしく、弊社サービスとAPI連携についての切っても切れない関係を語ることにしました。
NEWORGでは、Slackとの連携をAPI経由で行っています。連携している内容は下記の通りです。
SlackワークスペースへのNEWORGのインストール(正確にはAPIというよりは認証でしょうか。)
Slackからパブリックチャンネルのチャットデータ(メッセージやリアクション)を取得。
Slack利用者の方にDMでアンケートを実施。
NEWORGから、DMで連絡事項をお知らせ。
チャットデータの取得と解析
NEWORGでは利用者の操作によってワークスペースに追加されると、public チャンネルにbotが参加します。private channel ,DMには入りません。botから見える発言やリアクションだけが取得されるので、private channelやDMにNEWORG botを参加させると、その発言やリアクションも取得できるようにはなります。ただ、コミュニケーションの解析で最も意味があるのはpublic channelsでのやり取りなので、よほどのことがなければ推奨はしていません。
チャットデータの取得は、Slack APIの conversations.history を使い、チャンネル毎に行います。ラボラティックの過去のプロダクトでは、Realtime APIを使い、発言やリアクションがある毎に当社サーバにSlackから情報が飛んでくるようにしていましたが、これは、負荷状況を自分たちで制御するのが難しく、また、収集したデータから、コミュニケーションネットワークが構築されます。その際、チャットデータの内容については評価をしません。この、コミュニケーションネットワークがどう変化していくかによって、組織の状態を把握し、改善をしていくことができる、というのがNEWORGの一番の特徴です。
アンケートの実施
アンケートは、NEWORG botが個別のメンバーにDMを送ることで行います。
ここでは、chat.postMessageを使いますが、内容はblock kitを使ったフォームとなっており、回答の返信はNEWORGサーバ上に設定したエントリポイントに対して行われます。
SlackとAPIとサービスと・・・働く自由。
ラボラティック社のサービスは、Slackが提供するAPI連携なしには語れません。サービスを作る、という視点でも、Slackが私たちにもたらすものは大きく、そして、そこにもSlackが目指している世界があるのではないか、などと人知れず思ったりしています。そして、Slackのデータと向き合うことで、デジタルオフィスの可能性は広がり、働くことをさらに自由にしていくのではないかと考えてます。
今後も、さらにお客様に必要なデータやサービスを提供していくので、ご期待ください。
チーフエンジニア
地蔵
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