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リモートワーク環境における全社会議の場を「カルチャー」とするために

株式会社LabBaseでLabBase eXperience ユニット(以下LX)のユニット長をしているびんです。
LXとはPeople eXperience(PX)とBrand eXperience(BX)を統合して2022年9月にできたユニットです。簡単にいうと人事/広報を統括するユニットで、パーパスや事業推進に向けた組織づくり全般に取り組んでいます。ミッションや役割は下記の図を参考にしてみてください。

LXのミッション
LXの担う役割とPX,BXとの関係

今回の記事では、リモートワークが主流である環境において、全社出社会議をどのように位置付けしていくかについての内容を書いていきます。
同じような環境で何か課題をお持ちの方などの参考になれると嬉しいです。
(以下、”全社出社Day”、”全社オフサイトデー”、"全社出社会議"など類似した言葉が出てきますが全て同義です。)

まず、前提の話

LabBaseは「リモートワーク」「出社」の働き方を選択可能としており、完全フルリモートワークというわけではありません。ただ、実態としては多くの方がリモートワークであることと、関東圏以外在住者も約20%程度います(2022年11月時点)。
また、部署単位あるいは全社単位でのオフラインデーを設けており、定期的に対面で会える機会を作っています。
2022年1月に掲げたワークスタイルガイドラインを参考までに貼っておきます。

2022年1月に掲げたLabBaseのワークスタイルガイドライン

全社出社会議・・・企画とか色々大変

さて、本題に入っていきます。
全社会議の企画を担当されたことのある方なら、共感いただけるかと思うのですが、事前準備色々大変ですよね。
スケジュール、内容、予算、出欠確認、会場との打ち合わせ、、、などなど。それなりのプロジェクトマネジメント力もが試されるくらいの役割かなと思っています。正直ちょっと面倒に感じることもあるけれど、全社員が集まる場ですから、もちろん妥協するわけにはいかないイベントです。
当社では、過去にはメタバースで全社会議を行ったこともありました。

他にも、先日発表したCI刷新の全貌を社内向けに発表する機会として、新パーパスに紐づく私たちとしてありたい組織の姿を全員で議論する機会として、全社出社の場を設計していました。

2022年6月24日の全社出社会議の集合写真
2022年9月30日の全社出社会議での議論の様子

企画の幹事をしていて気づいた発見

私も何回か全社会議の企画を担当したのですが、中身は結構重要なことだったり新たな取り組みを行う場なので、会社としての重要な成長ポイントであると感じました。一定の定期的な開催の場として行うのか、テーマ性を持って1回1回の会に意図を込めて行うのかでは非常に大きな差が出るであろうと痛感したのです。
そして、会社としての重要な成長ポイントであるということはその会を仕切る幹事もまた重要かつ名誉ある役割であると考えました。
LXのミッションは「パーパス実現や事業成長のためにLabBase(コーポレート)における全ての体験をエンパワーし続ける」こと。この重要な場を社員にとっても大切な体験と捉え、会社のカルチャーにしていきたいと思うようになりました。

全社出社会議をカルチャーにするために、、、ネーミングにもこだわり全社へ展開

2022年9月の全社出社会議で一緒に幹事をしてくれたメンバーと共に意見を出し合い最終的には以下のようになりました。

全社出社会議ー→エンジン
全社出社会議の幹事→キャプテン

以降、全社向けに発表したスライド内容を一部添付しつつ、説明します。

エンジンとキャプテンの概要

個人的にはエンジンというのが込められた意味も含めて秀逸で、この案を出してくれたコーポレート本部ののすけさん(ニックネーム)には大変感謝してます!

会社のエンジンにするための場づくりとしての進め方

当社の場合、全社出社会議(以下、エンジン)は3ヶ月に1回のペースで行っていますので、意外と早いサイクルで回ってきます。その都度に幹事(以下、キャプテン)を挙手性&事務局からの指名制で決めて、より良いカルチャーにしていきたいと考えています。
各エンジンごとにそのタイミングで取り上げたい経営テーマを代表の加茂とも連携し、全体のプロジェクトマネジメントや具体的な中身はキャプテンに進めてもらうようにしています。私は事務局としてキャプテンの相談に乗るなどしています。

エンジンを進めるための体制

キャプテンになるのは通常業務のアドオンになるので簡単なものでもないですし、一定のスキルも必要です。だからこそ、キャプテンは個人にとってもより良い成長機会になることを伝えるために、どのようなメリットがあるのかも明示しています。

キャプテンには魅力がたくさん!こんなことには気をつけてね、というのも併せてお伝え。

カルチャーになっていくかはこれから

色々とご紹介はしましたが、実際のところはまだまだこれからです。形骸化しないように継続した改善も心がけつつ、また何かいい事例ができたら発信したいと思います。

リモートワークという環境が当たり前になりつつある昨今、みんなで会うことが”特別な状態”になる企業さんも多いのではないかと思います。だからこそ、このような機会を会社としてどう捉えるかは様々ですが、何か取り組みのヒントになったら嬉しいです。


今回ご紹介した内容でもいいですし、LXの取り組みのことなどもし組織づくりにおけるお話をしたい方いらっしゃればお気軽にご連絡ください〜


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