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エコロジー&水問題
南仏のペルピニャンに友人を訪ねた時のこと。
最近の暑さと自然の話になった。水に問題があり、彼女達が言うのはこの辺りの湖の水だんだん減り、木々も色が変わり暑い気温に枯れてしまう。3年前からの各年の違いの写真を見せてもらい愕然とする。
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実際に近くの湖に散策に行った。水の線が写真からわかるでしょうか?
3年前にはこの上の線まで水があったそう。だから今ではここで釣りや泳いだりできるが、シャワーはなくなり、街のプールも無くなった。
昨年には、ペルピニャンで42.3℃を記録したそう。5月末に訪れた私は、快適で雨が降ったりしたら肌寒いほど。
到着後、「明日は雨だから大したことはできないね」と、、、
でもこの雨は恵みの雨で、翌週からは暑くなると言う。yumiや観光客には残念な雨だけど私たちにとってはありがたいらしい。
水はとても問題らしい。
キャトリンヌは言う。「あなたは子供がいなくてよかったわよ、未来の人のことを考えたら心配になると、、、私も子供はいないけど何年後かのことを考えて、たいそうなことをしなくても、一人一人が少しずつ気をつければ、この気候の変化を止めることができる。」と、、、
たった3年で湖の水が減ってしまったことに危機感を持っていて、彼女たちは、今はもう玄関の入り口の庭には何か植えたりせずに、また刈ったりせずに自然のままにしている。雑草から生える花に蜂が寄ったりする。水もまかないらしい。自然のまま。
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そして彼女たちがシャワーする時も、最初の冷たい水はジョーロに取って置いて、それをもともとあった庭の植木にあげたりするし、トイレも節水してるし、車も3年洗ってないらしい。(日本やったら汚い車とか言うんでしょうけど)雨どいに通った雨水もタンクに貯めて庭や植木に使うそうだ。
食器はもちろん食洗機を使ってるけど、手洗いのものは二層シンクにして節水。洗いものの時は水を出しっぱなしの私。頭が下がります。
話は変わるが、日本でも少しずつ始まっているコンポスト。
フランスでも進んでいて、ペルピニャン周辺では今年の1月から義務になったそうで、役所から配られるタンクに野菜、果物、お茶の葉、卵の殻などを入れて肥料にして、また庭に撒くようで、庭のない人は?と尋ねると道に共同のものがあって皆、そこに持っていく。いれてはいけないモノもある。肉、魚、花はダメで、果物の種は時間がかかるかなら入れないそうだ。
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ここでまた、わかってない人やバカな人は、肉や魚の残飯を入れるから虫がたかって悪臭になる問題があるらしい。
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バルセロナでもフランスでも道の真ん中に瓶や段ボールなどの大きな回収ボックスがある。(私が知ってる限り、20年前にフランスでは村に一つ瓶の回収ボックスがあった)
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日本は町会や家の前に捨てて回収するシステムだけど、役所が回収する前にお金になるものは、早朝から山盛り自転車に積んで持って行く人がいる(ある意味泥棒)。フランスでは写真みたいなのだから、持っていけないよねー
日本はこれも改善しないとダメなことと思うけど、見逃してるのが現実。
友人達が話すのには、水がない問題は、フランスの北の人でもそこまで感じてないようで(私たち日本人もまだ緊迫感は薄いと思う。)
なかなか現実を見ないとわからないのが現実。
彼女たちの話を目の当たりにして、私はこんな警鐘を鳴らしてるのなら、少しでも何か始めないとダメと感じた。
自分のからだを労るように、地球を労らないといけない。
手遅れにならないうちに私たち自身が守らなければならない。
地球温暖化から地球沸騰化へ
日本は便利が過ぎる。とてもありがたいことで、世界から見ると、清潔だしなんでも整っているしこんないい国はないと、海外に行くとしみじみと感じる。でもこれに甘んじといると、いつか自然からのしっぺ返しが来るのでは?と、、、友人達がエコに真剣に取り組んでいる話を聞くと感じる。
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フランスで買ったお水。ペットボトルでなく紙だった。キャップはプラだから果たしてこれがいいかどうかはわからないけど、飲料メーカーも容器自体の見直しを考えて欲しい。買い物でもらってたプラの袋も、再生できるものはOKといいながら、販売店の経費削減につながるからか、必要なものまでなくなり、紙袋まで有料化になるのは論点が違うように感じてる。飲み物のプラ撤廃には動きはない。
隣の火事は他人事と思わず、延焼すると思わなければならない。
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