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あなたは幸せな恋愛をしていますか?

理解ある人でいようとする「私」

生きていると日々様々なことがあります。これは誰とっても同じではないでしょうか?皆そうした毎日を同じ暦の上で生きている。そして人それぞれに人間関係を持っていて、この社会で暮らしています。

自分の考え方や価値観と合わない人とも、なるべく上手くお付き合いしなくてはいけないと考えている人が殆どではないかと思います。日本人はとても優秀だから、争いや諍いがもたらすマイナスの部分をちゃんと知っている。

その分、自己を抑え込み、人知れずストレスを蓄積させている人もかなり居る筈。辛いですよね。誰にも話せず、心を解放することが出来ないって。

かく言う私も同じです。仕事でもプライベートでも、なるべくなるべく穏便に... と相手に合わせ、その場をしのぎつつ生きています。しかし、割り切れることと、それが出来ないことがあるのが現実。少しずつ溜まって行く心の澱みにいつしか耐えられなくなり、疲弊して行くことしばしば。

それに気づけていればケアすることもできるし、休むこともできます。怖いのは、気づいていながら自分の中で打ち消し行為をしてしまうこと。特に恋愛においては、薄々違和感を感じつつも、真実を見ない、感じない、受け取らないといった自己暗示をかけてしまうこともあり、果てには疑問に感じることすら無くなってしまう。 大好きな彼に嫌われたくないないから、愛する人に側にいてもらいたいから...と、どんどん本来の自分から離れて行ってしまうのです。

それでも幸せを感じられている間は良いとして、ふとしたきっかけで「合わせるだけの自分」に気づいたとき、疑問が生じます。

「私はこのままでいいのだろうか?」

それを良いとも悪いとも他人が言うことはできません。あくまでも自分の問題だから、方向性を見出すのも自分しかいないということなのです。

あなたが「恋人の笑顔があればそれで幸せ」と言い切れるのなら、そのままでいいでしょう。しかし、「いいえ、私自身の気持ちも考えもある」と感じるならば、ちょっと立ち止まって現状を見つめ直すことが必要ではないでしょうか。

「私」が幸せでなければ、相手も幸せにはならない

誰でも何かを失うことは怖い、できれば継続して平穏な関係を続けたいと思うでしょう。しかし、人は恋愛関係において色々なことを経験し、変容して行くもの。時が経つと始めは気にならなかったことが、どこか引っ掛かる部分を感じ取り、違和感を覚えるようになるものです。その部分をどう折り合いつけるかは自分次第、解決方法は「私」しか見つけ出すことはできません。そうした時、誰かにサポートしてもらうことはとても大切なことです。自力だけで乗り切ろうとせず、家族、友人、専門家など、広く手助けを頼むことができれば、どう進むべきかが見えてくるのではないでしょうか。

恋愛は一人ではできません。相手が居てこそ成立するものです。では何故恋愛をするのか? それは自分を大切に思っているからです。人を好きになり、わくわくしたり、どきどきすることはとても楽しいし、相手にとって「特別な存在」であることの満足感や、意義を得られるから幸せだと感じる。それが永遠に続き、いつも均衡の取れた状況であるなら、これ以上のことはありません。でも私たちは知っています。そんなことあるわけないって。

そのことに気づいたのならば、自分との対話をして、その状況を客観視してみて下さい。小さくても真実の声が聴こえて来る筈です。その声に耳を傾けて一歩踏み出すことが出来たなら、あなたは相手に依存することなく、きちんと自己判断できる恋愛を見つけられることでしょう。

全て相手に合わせようとする関係はいつか破綻します。その時、現実を呑み込んで否定したとしても根本解決にはならないのです。自身の指標を見つけ出す勇気を持って本当の幸せを手にして下さい。

恋愛は人を成長させてくれる素敵なもの。自分を大切にした恋愛から多くのことを学び、もっともっと魅力ある「私」に育ててみませんか?


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