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人類について/気軽なブログ扱いしてます/個人の感想です

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最近の記事

「私は典型的なASDなのか?」

ASDというものを知ってから、診断されたあとも定期的に自問自答していたこと。 私は本当にASDなのか? 本当は違うけどそのように見えるだけではないのか? もちろん実際にはスペクトラムであり、グレーゾーンでも相対的に周囲との違いが大きく感じられることもあるのかもしれない。 前提として、私は医師からかなりスムーズにASDの確定診断を受けるような人間ではある。 でも正直なところ、こだわりや常同行動のような診断基準には当てはまらないといえば当てはまらないような気もするし、感覚過敏も本

    • ASD女性当事者から見たカサンドラ症候群の問題点

      一部加筆修正しました(2023.09.02) 私は2年前にASD診断を受けたゆとり世代の女性(既婚)です。 当時は職場の人間関係に悩んでいて、社会不安障害も一緒に診断されました。 医師が晴れやかな笑顔になるほど典型的なASD傾向ですが、今は職場環境が変わり心身ともに問題なく過ごしています。 診断前後はTwitterで「カサンドラ症候群」というものを知り、他人事ではないと思いしばらく調べていました。 「夫や関わる人をカサンドラにしてしまうのではないか」という不安や、人との関

      • ASD由来の希死念慮が消えた話

        "誰かの居場所を奪い生きるくらいならばもう あたしは石ころにでもなれたならいいな" 昔はよくこんな気持ちになっていたことをふと思い出した。米津玄師の「アイネクライネ」の歌詞です。 私は小さい頃、自分が世の中に存在すること、食べたり話したりすることで、他の生物や自然や誰かを傷付けるのだと思っていた。 牛乳の飲み残しを流すと、水が汚れて地球がダメになるかもしれないと思っていた。 ASDで例に漏れず学校に馴染めない、友達ができない子供だった。積極的にいじめられることはなかったし

        • カサンドラ症候群は差別用語か(英語版/日本版について追記)

          私は英語圏のRational wikiの項目を読み、日本でカサンドラ症候群と呼ばれている概念の輸入元「カサンドラ感情剥奪障害」は差別用語だと感じました。 下記に機械翻訳をそのまま載せます。 みなさんはどう感じますか? 最後まで読んでみてください。 Rational wikiというのはあまり目にしませんが、日本では非科学として誰も気にしないような生物の進化を否定したキリスト教原理主義(インテリジェントデザイン論)に対抗するために作られたもののようです。 カサンドラ症候群の輸入

        「私は典型的なASDなのか?」

        • ASD女性当事者から見たカサンドラ症候群の問題点

        • ASD由来の希死念慮が消えた話

        • カサンドラ症候群は差別用語か(英語版/日本版について追記)

          ニューロダイバーシティについての希望と憂鬱

          私の眺めるTwitterでは最近ASDとカサンドラ症候群が話題です。 どっちが被害者かどっちが苦しんでるかなど色んな意見が出てます。 細かい議論はさておき、どうしても悲しいという気持ちを書いておきます。 私はASDなので、気になることをとことん調べ尽くして理解していくのが好きです。 それが「特性」らしい。 だからASDについての本もどっさり読んだし、ネットでも見つかる限り論文や色んな意見を読みまくった。 悪口に思えるようなことばっかりで、どうやって生きていけばいいのか、直せ

          ニューロダイバーシティについての希望と憂鬱