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初めまして! 「Living History KYOTO」事務局です!

「Living History KYOTO」は、京都で育まれてきた歴史や文化を生きた歴史として再現することにより、文化と文化財を未来へとつないでいくためのプロジェクトを行う団体として、2023年9月に設立した民間団体です。同じ思いを持つ有志が集まり活動しています。

現在、二条城に後水尾天皇が行幸された寛永行幸から400年の節目となる2026年に「二条城・寛永行幸四百年祭」を開催することを企画し、今後さらに仲間を増やしていくことを考えています。

また、「二条城・寛永行幸四百年祭」を一過性のイベントとして終わらせるのではなく、2026年以降も継続して、毎年、二条城にて「寛永行幸祭」を行うことで、文化や文化財を未来へつなぐとともに、そのような事業を推進できる人材の育成に取り組みます。

取組の方向性・目的
◆ 2026年「二条城・寛永行幸四百年祭」の開催
◆ 2026年以降の「寛永行幸祭」の開催
◆ 文化や文化財を未来へつなぐための取り組みとその担い手の育成

このnoteでは、「Living History KYOTO」の活動の報告や、「寛永行幸とは」「後水尾天皇と寛永文化とは?」など、「二条城・寛永行幸」にまつわるさまざまな情報発信をお届けします!どうぞよろしくお願いいたします。

まず、記念すべき初投稿でご紹介した写真は、二条城・二の丸御殿(国宝)です。

二条城に後水尾天皇が行幸されるにあたり、大御所・徳川秀忠と3代将軍・家光は、徳川家康が建てた〝慶長二条城〟をスケールアップさせました。敷地を西に拡げ、秀忠のための本丸御殿を建築し、堀を増設。二の丸御殿の南側には行幸御殿、中宮御殿などを建築しました。家康が築いた天守は淀城に移築され、代わりに伏見城から5重の天守が移されたと言われています。

このとき、家光の居所となったのが、写真の二の丸御殿です。内部は狩野派が描いた約千点にも及ぶ障壁画が彩り、現在、御殿内には精密な模写画がおさめられています。原画は展示収蔵館で、年に数枚公開されていて、実物をみることもできます。ガラス越しですが、かなり近くから見ることができます。二条城へ行った際には、こちらも訪れてみてください。400年前の狩野派絵師の筆づかいをぜひ、じっくり見つめてください。(事務局 うりう)

――――――――\\ご支援よろしくお願いします!//――――――――
「Living History KYOTOは、「二条城・寛永行幸四百年祭」の実施に向けて、2024年2月19日から5月19日までクラウドファンディングに挑戦中です。リターンには、二条城の協力を得て、通常非公開の空間への入室や閉城後の特別貸切などを用意させていただきました。ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
★クラウドファンディングサイト(Ready For)
「二条城 寛永行幸|四百年の時を超え、平和と文化の大饗宴を再び。」

https://readyfor.jp/projects/nijojo_kanei400

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