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運動器疾患を担当するセラピスト向けマガジン! 経験豊富な6人のセラピストがオンラインセミナーを中心に教科書だけでは解決できない臨床の悩みに対する情報を発信していきます!!若手セラ… もっと読む
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#アスレティックトレーナー

脊柱に対するトレーニングプログラム

脊柱に対するトレーニングとして体幹深部筋の活動を促すプランクなどの体幹トレーニングをイメージすることが多いのではないでしょうか。 一般的に体幹トレーニングでは横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群などの体幹深層筋(ローカル筋)の機能改善により胸郭・腰椎・骨盤帯の安定性を向上させることが期待できます。 プランクでは主に体幹前面の腹筋群による制御を高めるといった目的があり腰椎に対する伸展ストレスを軽減するのであれば、プランクのような体幹トレーニングは有効と考えることができます。

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膝関節トレーニングプログラム

膝関節に対するトレーニングの考え方 膝関節は大腿骨と脛骨による大腿脛骨関節と、大腿骨と膝蓋骨による膝蓋大腿関節により構成され、股関節と足関節の中間に位置し、スポーツにおいて傷害の発生率が高い部位でもあります。 スポーツにおいて発生する膝関節疾患は、ジャンプなどの着地の失敗、タックルなどによる直接的なコンタクトなどによる前十字靭帯損傷や内側側副靭帯損傷などの急性疾患、いわゆる使い過ぎのオーバーユースによって発生する膝蓋腱炎や腸脛靭帯炎などの慢性疾患に分けられます。 膝関節疾

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捻挫後の動作エラーと機能不全の分析

身近な足関節捻挫各種スポーツ競技において最も多いケガとしてあげられるのが足関節捻挫とされています。 しかし、この捻挫はスポーツ外傷の中でも比較的軽度なものと捉えられがちで、十分な治療やリハビリテーションを行わず競技復帰したために、可動域制限や荷重時痛の残存、再発の繰り返しに悩むケースが少なくないと思います。 足関節捻挫受傷者の約40%は慢性足関節不安定症(CAI)に移行するとされていて、これが再発の原因と大きく関わっているともされています。 また、可動域の制限など足部・

股関節トレーニングプログラム

股関節に必要な機能を考える 股関節は寛骨の寛骨臼と大腿骨頭によって構成される球関節であり、それぞれの方向に作用する筋肉の働きによって寛骨と大腿骨頭の位置が変化することにより、ランニング、ジャンプ、キックなどスポーツに求められる多様な運動が可能となります。 その反面で股関節は骨盤を介して脊柱とも連結し、機能不全を有する場合には近接する腰椎での代償を招きやすいため腰痛などの発生率が高いことも事実ではあります。 股関節の重要性は一般的にも認知度が高く、股関節が硬い。股関節を使

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