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臨床+

運動器疾患を担当するセラピスト向けマガジン! 経験豊富な6人のセラピストがオンラインセミナーを中心に教科書だけでは解決できない臨床の悩みに対する情報を発信していきます!!若手セラ… もっと読む
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2021年4月の記事一覧

下腿アライメント異常の修正-下腿内旋エクササイズ-(解説動画)

今回は、変形性膝関節症や前十字靭帯損傷術後に多い下腿アライメント異常(下腿外旋症候群)に対する運動療法を紹介します。 定期マガジン『臨床+』では、その他にも膝関節疾患に対する理学療法評価・アプローチ(徒手・運動療法)について紹介しています。 ぜひ、こちらもご覧ください。 下腿外旋アライメントとは膝関節伸展位にて大腿骨に対して相対的に下腿(脛骨)が外旋・外方偏位していることを指します。 下腿外旋アライメントでは、膝関節の屈伸運動に必要なスクリューホームムーブメント(SH

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膝MCL損傷におけるリハビリテーションマネジメントの考え方

今回は、スペシャルライターとして中陳 慎一郎(なかぜ しんいちろう)さんをお招きして配信します! 理学療法士・アスレティックトレーナーの資格を持つ中陳さんからスポーツ現場で対応することの多い、膝関節内側側副靱帯損傷に対する理学療法について解説していただきます。 以下、本文となります。 ======================== 皆様はじめまして。 ジャパンラグビートップリーグのクボタスピアーズでアスレティックトレーナーをしている中陳(なかぜ)と申します。 私

知っておきたい! 「足関節背屈制限」評価まとめ

「足関節背屈制限」は臨床上多くの問題を引き起こす原因となります。これまで臨床+では足部、膝関節疾患について配信をしてきましたが、その中でも「足関節背屈制限」が多く取り上げられることがありました。 そこで本記事では、「足関節背屈制限」の評価についてまとめていきます。 足関節背屈制限が引き起こす様々な影響■足底腱膜への影響 歩行において足関節の背屈は約10°、またランニングにおいては約30°の背屈が必要とされます。 Riddleらは、 と報告しています。 荷重位で下腿の

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半月板損傷術後-競技復帰に向けた戦略-

臨床+3週目を担当する佐藤康です。 今月の臨床+のテーマは「膝関節疾患の術後対応」です。 今回、私はスポーツ場面でのケガも多くみられる 「半月板損傷」についてまとめていきます。 術後のリハビリテーションでは、術後の関節水腫(水がたまった)や疼痛を防ぎ、再損傷を予防しながらスポーツ復帰を果たすことが第一目標です。そのためには、損傷の要因となる異常動作の改善を図り、各動作・トレーニングを開始を許可する時期に、オーバーストレスとならないよう見極める必要があります。 その対応に

ACL損傷の評価 Lachman test(動画解説)

今月より隔週で整形外科的テストの方法やコツ、臨床応用について発信していきます。初回はACL損傷を評価するLachman testです。 膝前十字靭帯(ACL)損傷はスポーツ中に発生する頻度の高い外傷ですので、ACL損傷に関わるセラピストも多いかと思います。 ACL損傷の術後リハに関してはこちらの記事をどうぞ。 ■ACLの解剖前十字靭帯は、全長約30〜35mm、横経は約10mmで、2束(もしくは3束)からなる線維束で形成される。 引用:適切な判断を導くための整形外科徒手検

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