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スポーツ指導者のためのトレーニングマガジン!野球・サッカー・バスケの現場で活躍するトレーナー(理学療法士・柔道整復師)が、各競技に特化した「怪我予防のためのストレッチやトレーニン…
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2020年11月の記事一覧

ハムストリングス肉離れ後のケア・トレーニング

スポーツ選手で多い怪我の1つである、ハムストリングスの肉離れ後に十分にリハビリをせずにスポーツ復帰し、再発を繰り返したり、他部位でかばうことで腰痛が発生するなどの問題を抱えるケースが多くあります。 痛みの発生だけでなく、十分なパフォーマンスを発揮できないケースも見られるため、そのリハビリは非常に重要になります。 肉離れとは 肉離れとは名前の通り、筋肉が損傷している状態となりますが、気をつけなければならないのが、筋肉と共に腱が損傷していないかを確認する必要があります。 ハム

成長期の踵の痛みの原因とは

スポーツを行っている小学生などにおいて踵の痛みを訴えることは非常に多くあり、この踵の痛みを繰り返してしまい安静と復帰を繰り返してスポーツ活動に制限を与えているケースも少なくありません。 踵の痛みは単なる成長痛と判断してしまいがちではありますが、実はセーバー病と呼ばれる成長期特有の怪我の可能性があります。 セーバー病とは セーバー(sever)病とは踵の骨である踵骨(しょうこつ)に痛みを訴える怪我として知られています。 セーバー病の特徴として10歳前後の男子に多く発生

足関節のセルフチェック・トレーニング

スポーツに限らず発生頻度が多い怪我である足関節捻挫後、十分に柔軟性や筋力が改善しないままスポーツ活動を続け、他部位でかばっているスポーツ選手に多く出会います。 まず始めに 捻挫をしたことが記憶にない ということが問題として挙げられます。 もしくは捻挫は他の怪我に比べて症状が比較的軽度であることが多く、怪我と認識していないケースも多いかと思います。 足関節捻挫は靭帯の損傷を伴い、炎症(腫れや熱感)を伴えば少なからず何かしらの組織は損傷されていることになります。 炎症発

腹筋の正しいやり方

トレーニングを継続しようとしても 痛みや不調が原因で諦めてしまったことはありませんか? トレーニングによって痛みが出てしまうというお話はよくお聞きします。 気合いを入れてトレーニングを始めてうまく継続できていたけど 腰や肩が痛くなってしまいトレーニングをやめてしまった方も少なく無いと思います。 せっかくやる気になって楽しく継続的に続けられていたのに 痛みが原因で諦めなければいけないなんて、とても残念なことですよね。 そんな残念な思いをしないで済むように今回のnoteはト

腰椎分離症の予防ストレッチ・トレーニング

腰椎分離症とは?腰椎分離症は腰椎と呼ばれる腰骨の疲労骨折を指し、小学生から高校生にかけて発生する成長期に多い代表的な腰の怪我です。 腰椎分離症が発生する要因として、成長期の発育段階にある腰椎に対して腰を反ったり、捻ったりする動きが繰り返されことにより発生します。 野球のスイング、サッカーのキック、バスケットボールやバレーボールでのジャンプなどが挙げられます。 腰椎分離症とは 腰椎に対して伸展・回旋の負荷が蓄積することによって発生する疲労骨折。 中学生を中心としたの成長期の男