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【のほほん音楽閑話Vol.10】ダンスも音楽も生き様?

 最近、社交ダンスを始めました。適度な運動で健康的、と浅はかな期待を抱いてのことでしたが、想像以上の難しさ。ステップが覚えられず脚がもつれる(なんせ脚が長いので……わっ、石を投げないでください)。回転方向を間違えて一人だけ逆を向き、ツッコミのないボケのごとき恥ずかしさ。しまいには「スロースロークイッククイックって本当に4拍子?」と疑う始末。最高の脳トレです。

 「社交ダンスを習っている」と言うと、周りの反応は大きく2つに分かれます。ひとつは「いいなあ。自分もやってみようと思ったことがある」「リズム感が良くなりそう」など好意的な反応。もうひとつは、「スケベな人の集まりでしょ?」「イケナイ恋が芽生えたりしないの?」となかなかの偏見。真剣に社交ダンスに向き合っている方々に謝ってください(笑)。

 社交ダンスはその名の通り「社交」。遠慮して壁際にたたずむ人がいれば順番を譲ります。相手を探している人がいればすっと近寄ってペアを組みます。私の印象は、スマートな大人の教養。色好みのような言われようにショックを受けていたところ、ふと気づきました。邪なイメージを持つのはバンド経験者に多いのです(個人の感想です)。「地球の全女性は俺に惚れている。だから一緒に踊ったら深い仲になっちゃうかも」的な発想は、モテることを至上命令とするロック精神には必要不可欠なのでしょうか(個人の感想です)。生き様の違いならば大いに納得。と偏見に偏見で返すとは大人げない。こんな私で良かったら、シャルウィダンス?


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