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『対峙力/寺田有希』を読んでみて


こんばんは!ひつじです。
最近読んだ本で、お薦めの本を紹介できたらと思います!

『対峙力』寺田有希

著者である寺田有希さんとは?

簡単に著者である寺田有希さんについて、
ご紹介させて頂くと
(すでにご存じの方もたくさんいるとは思うのですが…)

寺田さんはベンチャー女優としてフリーで活躍されている女優さんです。
卒業されてしまいましたが、2023年1月まで堀江貴文さんのYoutube番組「ホリエモンチャンネル」で約10年間アシスタントMCをされていました!
現在はメンズファッションチャンネル「B.R.CHANNEL Fashion College」等でMCを務めるなど多岐にわたって活躍されています!

タイトルにある「対峙力」とは?

「誰とでもフラットに向き合える力」=「対峙力」

出典:寺田有希「対峙力」
株式会社クロスメディア・パブリッシング(2020年)6P


寺田さんが堀江さんを始め、西野亮廣さんや中田敦彦さん等、数多くの「大物」の方々とやり取りされる中で、試行錯誤して身に付けた

「誰とでもフラットに向き合える力」=「対峙力」
と定義されています。

この本では、そうした大物の方々とのやり取りから得た学び・気づきに関して、エピソードを交えて書かれています。
また、寺田さんは芸能事務所を大学卒業のタイミングで実質クビとなっており、フリーで活動せざる得なかったため、かなり苦労されていたことも書かれています。
実体験を踏まえた等身大な文章がとても読みやすい本でした。

自分なりの感想

コミュニケーション術の本ではあるので、スキルの部分について余すことなく記載されており、とても参考になりました。

ただ、自分的にはスキルについてよりも、
仕事や自分との向き合い方について書かれているところが今の自分に刺さるものがありました。
仕事に対するスタンスや自分を見つめなおす、いいきっかけとなった気がします。

特に印象的だったのが

「評価されたい」と思った時点で、仕事に本気になれていない
☞自分の役割に集中しているか

出典:寺田有希「対峙力」
株式会社クロスメディア・パブリッシング(2020年)124P


「完全に自分だ…」となりました( ゚д゚)

わたしは、転職してから目の前の顧客ではなく、上司やチームメンバーに「嫌われたらどうしよう」「このプロジェクト失敗したくないな」とベクトルが自分に向いており、仕事(その先の顧客)に向き合うことが出来ていなかったんですよね。

他人のすごいところと比較して「自分なんて」と卑下するのではなく、

「自分が他の人よりも得意なところはどこだろう?」
「自分の役割は何だろう?」


と考えることで、仕事に対する価値を発揮し、それが結果的に仕事の成功にも繋がるのだと改めて思いました。

また、この本では、夢や目標との対峙ついても記載されており、ここもグッときた部分でした。

夢も大事。
でも、必要とされる場で活躍できることは幸せ

☞Will・Can・Mustとの向き合い方

出典:寺田有希「対峙力」
株式会社クロスメディア・パブリッシング(2020年)214P

正直、今の自分が悩んでいる部分でもあります。
自分の良さに気付けず、理想ばかり追いかけるのではなく、

「やるべきこと(Must)」に対して、「自分の出来ること(Can)」をやり続けることで、その先に「やりたいこと(Will)」が実現できる

とも書いてありました。

周りの意見を聞いたり、「自分って周りから何が良いと言われることが多いか?」一度立ち止まって考えることが大切なのかも、と思わせてもらいました。
いまの自分にピッタリな本で何回も読み直しております!

余談ですが

先日、寺田さんが2冊目の本を出版されたので
トークイベントに行ってきました!
動画で見るよりも、かわいらしくて笑顔が素敵で
ますますファンになりました。
どちらも本にサインをしてもらい、感無量です。。

2冊目の本についても、既に読み終わったのでまとめられたらなーと思っています!

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