昨日のNHKスペシャルを見て

今日は自分の事じゃなくて、テレビを見た感想を書きたいと思います。

(更新頻度を上げすぎて自滅する気もするけど、忘れないうちに)


NHKの番組って大河ドラマ・朝ドラくらいしかみないけど

たまに、ザッピングをしていて目に留まるとそれからチャンネルを変えられないことがある。

おそらく、CMが無いからというのも影響していると思う。


番組制作をする上でCMの入れどころは かなり重要視される。

たとえば、19時からの1時間番組だったら、

19時30分前後はなるべくCMを入れない場合が多い。

19時30分にNHKのニュースが終わって、多くの人がチャンネルを変える時

CMだと飛ばされることが多いからというのが理由。

あと、民放で1時間の番組だと実尺(CM・提供を抜いた時間)は

だいたい45分くらいになる。

以前にNHKの番組(今では大人気の番組のパイロット版)を制作した時は、

1時間の枠で実尺が59分とか58分だった気がする。

これはこれで、単純に編集しないと行けない尺が長くなるから面倒くさい。

(※一概に尺が長いから大変だと言えないのが、

  尺が短いとその分カットしないといけない所が多くなり、

  撮影した素材から取捨選択をしつつ、

  話がつながるようにしないといけないので、これはこれで大変な作業)


話を本題に戻すと

昨日 8月6日 

仕事が終わって家に帰って晩ごはんを食べたあと

ザッピングしていた手が止まり、最後まで見続けてしまったのが

NHKスペシャル「証言と映像でつづる原爆投下・全記録」

アメリカの原爆の開発計画の現場責任者の手記、

原爆を投下した爆撃機のパイロットのインタビュー映像

当時の日本の指導者へのインタビュー映像など

NHKだからできる、

膨大なアーカイブ、たっぷりかけられる時間、巨額の制作費

で作られた番組だった。


政治を語ろうとか、あの出来事は正解だったのか?とか、

あれがなければ、こんな事は無かったんじゃないか?

とかを語るつもりは全くない。

それらを語るには、自分が持っている知識

(自分で得ようと思って得たもの)がなさすぎる。


見終わった感想は

「過去にこんなことがあったんだ」と知ることが

大切なんじゃないかな?という事。

最近の若い人は戦争を知らないからとか、色々言われるけど、

昭和を生きた人たちにとって、明治維新の争いは昔のことだったように

今を生きる人たちにとって、第二次世界大戦は昔のことなんじゃないかな?と思う。


違いがあるとすれば、記録として残す術が格段に増えたこと。

後世に伝える手段が増えたこと。


出来事を伝える映像・書類を見た人がどう感じるかは、

その人次第。

でも、

そんな出来事があったんだということを知っているか、知らないかでは、

些細かもしれないが、考え方に差が生まれてくると思う。


NHKの回し者ではないが

2020年08月13日 午前0:15 ~ 午前1:15 に再放送がある。


あと、先日亡くなった三浦春馬さんが出演するドラマ

「太陽の子」が8月15日に放送される。


僕は知らなかったが、

日本でも原子爆弾を作ろうと研究していた人がいたということ。

その人が主人公となるドラマ。

(テレビ番組は中立な立場で放送しなければならないが

 どうしても制作側の思惑が入りこんでしまうから

 すべてを事実だと思って鵜呑みにしちゃいけないんだけど)


「そんな事があったんだ」という知識を得るために、

見てみようと思った。


※三浦春馬さんの演技を番宣で見たが 衝撃的だった。

 そんな意味でも見てみようと思う。

 謹んでお悔やみ申し上げます。










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