加藤宏基

1987年生まれ テレビ番組ディレクター (東京→福井→金沢→福井) テレビ業界で働い…

加藤宏基

1987年生まれ テレビ番組ディレクター (東京→福井→金沢→福井) テレビ業界で働いてきて思うこと。 テレビの業界を目指す人・興味のある人へ。 自分の経験、思いをつらつらと。

最近の記事

久しぶりにnoteの存在を思い出した朝 気づいたら2.3年ぶりに。 出会ってから3年くらいたつ お気に入りの喫茶店にきたから 思い出したのかも 仕事はあいかわらずディレクター業 プライベートは大きく変化 結婚し子供が産まれた この先 仕事の変化はあるのだろうか? 自分のスキルが上達したとも 正直思わない。 むしろ 手を抜く事を覚えた気さえする 新しいことにチャレンジしたいという 気持ちのみが ずっとあるが 何も踏み出していない 変わらないものがある 変わら

    • 『ディレクター』って何する人?

      初めてお会いした人の前では 自己紹介が必要となるのは当たり前。 『番組制作のディレクターをやってます』 と言うと、 『芸能人と仕事した事ありますか?』 『誰がカッコいいですか?』 『裏表のある人っていますか?』 とだいたいこんな質問が返ってくる。 偶然というか、ありがたい事に、 東京の制作会社にいた頃は ゴールデンの番組を担当していた事もあったため、芸能人にも会った事はあるし、 カッコいい人、綺麗な人、裏表がある人、 それぞれ思いつく人がいる。 でも、そんな事を馬鹿正直

      • 2021年 できることってなに?

        毎年 「今年こそ」と思うことが 「今年もか・・・」と考えながら 一年が終わっていく。 でも そう思うようになったのは30歳になってから。 といっても 早3年を経過した。 20代は 目の前の事に精一杯になったまま終わってしまったが 30歳になってから余裕が出来たことで 色々と考える時間が増えたから 余計にそう思うのだろう。 (時間ができたのに 「今年こそ」と思うことが出来ていないとは  なんと皮肉) 年末年始、例年以上に休みが多く その上 どこにも行け

        • 同じ業界の人と話すことの大切さ!

          久しぶりに時間ができたので、更新してみようと思って、 喫茶店へ。 先月、今月と番組のOAが続き、久しぶりに日付をまたいで仕事をする日があった。 ただ、全く眠くはならず、むしろ目は冴えていて、 仕事は捗っていた気がする。 番組制作会社のディレクターは、(ディレクター全般がそうかもしれないが…)会社に所属しているものの、 それぞれが別の番組を制作しているため、 ほとんど個人事業主みたいなものだと思う。 それ故に、自分の考えを打ち明ける相手がいないからなのか、 年

          vol,3 憧れの世界とギャップ

          今回は昔話の続きを思い出しながら 書いてみようと思う。 普段はパソコンで書いているが、 今日は携帯で。 (待ち時間に書いているので散文になると思われます) それでは、始まり始まり。 夢とか希望を持って今の仕事に着いた訳ではないが、想像していた斜め上から、 現実はやってきた。 同期は自分を含めて5人。 配属される番組はバラバラ。 本心ではバラエティ番組をやりたいと思っていたが、何をカッコつけていたのか? 『ドキュメンタリー"も”やってみたいです』と言っていた。 その

          vol,3 憧れの世界とギャップ

          「趣味」って 難しい

          コロナ禍の中 家で過ごすことが多くなって 24時間を持て余してしまう。 一番 忙しくしていた頃は 「1日が24時間じゃ足りない」と思っていたけど まさか持て余すとは…。 持て余した時間を何に使うか? できるだけお金をかけず、楽しめるものって何だろう? たどり着いた先が「読書」 昔から「本」を読むのが好きだった。 「漫画」「小説」を問わず、一人で過ごす時間を埋める方法として 「本」をよく読んでいた。 大学に入り、仕事についた頃は、「読書」に対する熱もすっかり

          「趣味」って 難しい

          ザ・ノンフィクション

          高校まで福井県で暮らしていた自分にとって 社会人になって東京で働き始めるまで知らなかった番組が  「ザ・ノンフィクション」 この仕事をしていなかったら、名前は聞いたことがあったかもしれないが 自分から進んで見ることはなかっであろう番組。 簡単に言うと、「人」にスポットを当てて、 その人の人生・起きた出来事・乗り越えなければ行けない壁を ありのまま描く番組。 タイトルどおり「フィクション」を交えず描く番組。 (何をもって「フィクション」とするかは、人それぞれに

          ザ・ノンフィクション

          追う人 追われる人

          自分の携帯が鳴る時は だいたいが仕事の内容か、メルマガだ。 プライベートの連絡なんて、一日に数回ある程度。 その代わり、仕事の連絡は電話・メール・LINEなど様々な方法で 飛んでくる。 テレビ番組の制作という仕事を始めた時、(アシスタントディレクター時代)に比べれば、余裕がもてるようになったが、 誰かから連絡が来ると「追われている感覚」に陥り、 「すぐに返事をしないといけない」という強迫観念を感じてしまう。 昔ばなしになってしまうが、 AD時代 会社には非常に

          追う人 追われる人

          vol,2 夢と希望を持って

          Vol,1で書いたのが「内定」をもらうまで。 今回は、内定をもらってから入社(2012年4月)までを書こうと思う。 内定をもらったのが、6月くらいだった気がする。 同期は「確か」自分含めて5人。 (「確か」 というのは この業界は辞める人が多くて  カウントしていない人がいるかもしれないから) 毎年、内定をもらってから 次の年の正月まで(およそ半年)の間に何かしらの課題が出されていた。 多かったのが、 「なんでもいいから5.6分で自己紹介のVTRを作る」と

          vol,2 夢と希望を持って

          昨日のNHKスペシャルを見て

          今日は自分の事じゃなくて、テレビを見た感想を書きたいと思います。 (更新頻度を上げすぎて自滅する気もするけど、忘れないうちに) NHKの番組って大河ドラマ・朝ドラくらいしかみないけど たまに、ザッピングをしていて目に留まるとそれからチャンネルを変えられないことがある。 おそらく、CMが無いからというのも影響していると思う。 番組制作をする上でCMの入れどころは かなり重要視される。 たとえば、19時からの1時間番組だったら、 19時30分前後はなるべくCMを入れ

          昨日のNHKスペシャルを見て

          Vol1, 制作会社に入るまで

          今回から、題名に数字を振ってみた。 自分がどれだけ投稿するか わからないけど どれだけ投稿したかがわかるように。 まずは 東京の制作会社に入るまでの過程を書いていこうと思います。 前提として、当時の年齢は25歳。 大学院を出ているわけでも、大学浪人をしたわけでもない。 大学を3回留年しただけ。(何をしていたかは別の機会に) そんなこんなで就活をする際に、 まともな企業には入社できないと自覚していた。 さらに、毎日、「同じ場所」で「同じ仕事」をすることは自分

          Vol1, 制作会社に入るまで

          note はじめてみた

          オードリー若林さんのnoteを見て 「自分の思いを吐き出すことが、精神衛生上、良いのではないか?」 と思ってnoteを初めてみました。 これからテレビの業界を目指す人はどんどん減っていくと思いますが、 内側を晒すことで、少しは興味を持ってくれる人が増えるかもしれないと 期待しながら書いていきます。 あと、自分の思考、メモ(自分が忘れないように)なんかも 書いていくので、興味がない人は飛ばしてください。 テレビ番組のディレクターをやっていて、他の職業の人と比べ

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