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趣味の写真におけるSNSや周囲の評価からの脱却

こんばんは、和穂です。
梅雨で湿度も高く、空気が重いですね。
暑さ相まって熱中症には気をつけましょう。

さて今日の記事の内容です。

皆さんは自分の写真を、
周りの評価を気にし過ぎず、表現出来てますでしょうか?
先にお伝えしておきますが、
周りの評価を気にする=間違い 、ではありません。
ただ、時にそれが落とし穴となるのです。




1.周りの評価と自分がしたい表現の対立

2022年4月撮影。岡山県津山市 鶴山公園。
2022年4月 岡山県某所
2022年4月 岡山県真庭市 月田駅

特に若い世代であれば、というか勝手な偏見ですが…
「写真を始める≒SNSを始める」
そういうものだと思っています。僕もその一人です。

2年前…2022年1月にカメラを買いました。
それと同時に始めたインスタは、
いいね、フォロワーが全然増えないし、
閲覧数さえも少なかったです。

その対策として、皆さんもよく耳にしたり目にする、
「SNS映え」「SNSは明るい写真が良い」
この2つに走ったわけです。
確かに少しはいいね、フォロワーも増えました。
周囲の人も明るくて綺麗だ、と評価を頂く事もありました。
その当時の写真がこの3枚です。

でも、これは本来撮りたい自分の写真ではなかった。
僕が好きなのは
かっこよくて、美しくて、ドラマチックなもの。
たとえそれが地味だとしても。

SNSの評価を気にしては、でも撮りたい写真とは違う。
そうしていると、自分の写真が訳わからなくなった。
何が良くて、何が悪いのかさえ分からなくなった。
そんな感じで約半年近くチグハグし続けていました。



2.SNSや周囲の評価からの脱却…その先は

このままではずるずると引きずる。悪化するだけだ。
ここで一度、インスタも更新を辞めてみよう。
周りの意見も大事だけれど、
自分が好きだと思える写真を撮ろう」
そう思うようになりました。

そこからはひたすら、
好きな写真を見ては実践の繰り返しでした。
撮影も、編集も。見ては学ぶ。
何故良いと思ったか?何故微妙と感じたか?
その理由をひたすら探す。

SNSは更新を止めただけで、
自分が好きなジャンルの写真をひたすら探すのに、
良いツールとなっていました。

僕は作品を見て、
撮影方法やレタッチ方法を学ぶスタイルで、
具体的な説明とかは寧ろ殆ど見ていません。

そんな調子でまた半年程が過ぎた頃。
2023年に入った頃から自分らしいスタイルが確立されていきました。



3.写真スタイルの確立

2023年4月 岡山県真庭市 茅部神社
2023年4月 岡山県真庭市 醍醐桜
2023年4月 岡山県津山市 鶴山公園

それは、コントラストがはっきりとした、日本の風景や景観、美しい時間を撮るという事。

紆余曲折ありながら行き着いた先が、これでした。
もちろん改善の余地は大いにあると思います。
ですがカメラを買った当初と比べれば、
個人的には大きく進化していると感じています。

そして2023年に入ってから、
SNSの更新を本格的に復活しました。
インスタではなく、X(旧Twitter)です。
評価からの脱却、と言いながらも、
やはり写真は見てもらいたかったのですし、
今なら何かが変わるのではないかと思っていました。

当初はインスタ同様、
いいねもフォロワーも少ない日々でした。

でも一つだけ、大きな違いがありました。
それは、憧れていたフォトグラファー達が、
写真を見てくださり、フォローバックまでしてくださった事。

カメラを持つ前から好きだったフォトグラファーと
繋がれる機会が来るとは思わなかったし、
何よりも自分の写真に、自信が持てるようになりました。

そして数字にも少しずつ現れ、
2024年7月現在ではフォロワーも5000人までに増えました。
まだまだ少ないですが、数も質もレベルアップしていきます。



4.まずは「好き」を突き詰める事

僕の写真が確立されていった一つの大きな要因には、
周りからの評価からの脱却にあります。

もちろん、全てを無視したり受け入れない、ではありません。
評価に比重を置きすぎない事が大切だと思います。

貴方は誰の為に写真を撮っていますか?
もしそれが知人やクライアントの為なら、
そこに合わせて写真を撮るべきかもしれません。

でも、そうではないのならば。趣味なのならば。
明るかろうが、暗かろうが、
ド派手であろうが、地味であろうが、
はたまたどんなジャンルだろうが。
趣味として撮りたいのならば好きにすれば良い。
楽しまなきゃ嘘だよ。

色々な意見があると思いますが、
自分自身が好きだと思える写真を撮る、という事が、
一番きっと楽しいし、成長すると思っています。

僕の意見はこんな感じですが、
もちろんSNSの反応や周りの評価からも得られる事は、
絶対あるとあると思います。
あくまで一つの主張、意見と思って頂けると幸いです。

…なかなか普段文章を書かないもので、
少し恥ずかしさを感じつつもこれにて終わりにします。
読んで下さり、有難うございました。

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