見出し画像

村上春樹の長編小説、年代別おすすめ3冊

初期三部作時代からの筋金入り村上春樹ファンの私が送る、年代別にオススメしたい長編小説を3冊紹介します。

20代の方に「ノルウェイの森」

まずは20代の方にオススメの「ノルウェイの森」です。

私が最初に読んだのは、もう30年以上前でちょうど20歳でしたが、本書が出版されてすぐになります。一気に読んで、数日現実世界に戻って来れなくなるくらい、影響を受けました。感受性の高い若い頃に読んで欲しい一冊です。

30代から40代の方に「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」

次に働き盛りの30代から40代の方にオススメの「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」です。

30代から40代は、公私共にプレッシャーや荒波に翻弄されることも多いかと思います。そういった経験があり、本書を読むと、深く共感し静かに涙を流すことになるでしょう。

50代の方に「1973年のピンボール」

3冊目は、50代の方に「1973年のピンボール」をオススメします。

決して大作ではないし、何か人生の役に立つ示唆があるわけでも無いのですが、自分の過去(主人公の場合はピンボール)と向き合い、どう変わっていくのか。これが、自らの「過去」の取り扱いが必要な50代の方にオススメする理由です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ここから先は

0字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?