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【株スクール講義レポ最終回】株スクール「株ダービー」の第6回講義に出ました。【売買記録&メンタル編】

経緯知らない方はこちら↓↓

【株スクール講義レポ】株スクール「株ダービー」の第1回講義に出ました。【株式投資の概要編】
【株スクール講義レポ】株スクール「株ダービー」の第2回講義に出ました。【株式投資の基礎知識&中期投資戦略の概要編】
【株スクール講義レポ】株スクール「株ダービー」の第3回講義に出ました。【チャートの基本編】
【株スクール講義レポ】株スクール「株ダービー」の第4回講義に出ました。【チャート分析編】
【株スクール講義レポ】株スクール「株ダービー」の第5回講義に出ました。その①【リスクリワード編】
【株スクール講義レポ】株スクール「株ダービー」の第5回講義に出ました。その②【決算短信編】

今日は、株式会社アイキカク(お金のガッコウ マネ学)の株スクール「株ダービー」の第6回目の講義を聞いてきたので、復習&アウトプットを兼ねて、ココに内容を記していきたいと思います。(最後までオンラインでした。。。ちなみに、今回が講義最終回です。

※こちらはスクールの内容の一部のみを抜粋してお伝えしています。

※あくまでオムナイト伯爵の所感なので、参考程度にしてください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

株スクールの第6回目講義

オンライン②

(画像は恐れ多くもイメージです。)


今回学んだ内容は、
「売買記録とメンタルについて」でした。

以下、学んだことを箇条書きでまとめます。

売買記録について

売買記録の取り方は、大きく分けて以下の2つです。

・業績

・定性情報


まず、業績の書き方について、
① まずは四季報を使って、過去の「確定した」情報を書きます。
(通期分の情報だけでOK。中間決算等の情報は不要。)
…決算日、億円単位で売上高・経常利益・純利益・一株益、四季報で確認した期日を書きます。

② 次に、四季報を使って、予想値を書きます。
…これも同じく、億円単位で売上高・経常利益・純利益・一株益、四季報で確認した期日を書きます。

③ 会社の決算短信が発表されたときに、その情報を更新していきます。
…決算短信で確認した期日を書く。

④ 以降は、四季報や決算短信が発表されるたびに、新しい情報を書き足していきます。

‘①~④を各銘柄について、記載していく感じです。
頻繁に記録する必要はなく、3か月に一回チェックするだけでOKそうですね。


③で、会社の決算短信が発表されたときに、その情報を更新していくと書きましたが、
各決算時期で確認すべき事項が異なります。

・本決算(4Q)
→予想値を達成したか?
+次の年度(2Q、4Q)の予想値は?

・第1四半期(1Q)
→前年比の増減率は?
+2Q、4Qに対する進捗率は?
+2Q、4Qの予想に修正はあるか?

・第2四半期(2Q)
→予想値を達成したか?
+4Qの予想に修正はあるか?

・第3四半期(3Q)
→前年比の増減率は?
+4Qに対する進捗率は?
+4Qの予想に修正はあるか?

進捗率は、企業が本決算に向けてどの程度目標を達成しているかを表すものです。

本決算の売上・利益の予想を100%として、
1Q:25% → 2Q:50% → 3Q:75%
と業績が順調に伸びると仮定すると、
1Qで50%の売上・利益を達成した場合、業績の調子が良いと考えられます。

ただし、年末商戦で売上を伸ばすなど、企業には独特の季節性があるため、
進捗率に加えて、前年比での増減率を必ず確認する必要があります。

ちなみに、上記の情報は、決算短信の1pで確認できます。


上記の売買記録を継続して記録していくと、進捗率みただけで、上方修正が「匂う」ことがあるそうです。
例えば、1~2Qで進捗率良くて、やってる事業の調子良さそうなのに、予想値が変わらないとかだと、上方修正あるかも?となってその銘柄を積極的に購入する理由の一つになり得る。
なんてことがあるそう。

そこまでできるようになると、The 投資家って感じですよね。。。
そのレベルまで行けるように頑張ります!!



続いて、定性情報ですが、
ここには、売買の根拠や感情を記録していきます。

① 準備は万全だったか?
中期条件は満たしているか、チャート分析をしたうえで根拠ある売買をしたかどうか。チャート分析スクショとかあると良いかもしれません。

② 売買の前後や最中で何を感じたか。
特に高揚感や喪失感があると、下手な売買につながりやすくなるので、それをモニタリングして、予防策を作っておくのが重要です。

③ 買った価格や利確・損切の価格などの数字の情報(ここのみ定量的です)。

前にも書いた気がしますが、株式投資において上達するコツは、プラスを増やすのではなく、ひどい売買をなくしていくことです。
売買は、上手くやろうとしても上手くいかないもの。下ヒゲで買って上ヒゲで売るのは不可能なのです。

「上手くやる」という視点よりは、
事前の分析により、「銘柄選び・チャート」の根拠があるということを重視するのが大事です。

売買成績は「改善」によって良くなります。
過去の売買成績を見直して、売買の根拠があいまいなもの、まったく根拠がないもの、単純なミスなどひどいパターンを見つけ、それらを無くしていくだけで、勝率は格段によくなっていきます。
勝とう勝とうと前のめりになるのではなく、ミスをしないように落ち着いて冷静に分析&売買をし、ひどい負けをなくしていく。
この意識を常にもって、投資に臨みたいですね。


ちなみに売買結果は、6か月-1年ごとに、以下の9つを集計すると良いそうです。
(株スクールの生徒は、集計用Excelファイルをもらっているので、記入するだけで自動で計算してくれます。便利。)

① 売買回数
② 元金ベースの利回り
③ 勝敗累計(利確の売買回数、損切の売買回数)
④ 勝率(利確の売買回数÷①)
⑤ 「売買した」銘柄それぞれの株価ベースの利回り
⑥ 「手札(買ったけど、まだ売ってない)」銘柄それぞれの株価ベースの利回り
⑦ 「売買した」銘柄の平均利回り
⑧ 「手札銘柄を含む」銘柄全体の平均利回り
⑨ 日経平均の利回り


なぜ、日経平均と比較するのか?
株価の形成には、
・個別会社の業績・将来性が評価される部分
・全体市場(ここでは日経平均)の値動き分
の2つの要素が影響します。

つまり、会社の業績によらず全体市場に持ち上げられる形で株価が上昇することもあり得るのです。
平均的(平凡)な業績の銘柄の株価は、伸びるにしても日経平均程度かそれ以下のパフォーマンスになってしまいます。

同等かそれ以下の運用成績なら、日経平均に連動する投資信託を買えば良いのです。
日本における株式投資は、日経平均に勝たないとやってる意味がないのです。

まあ、その通りですよね。。。
真面目にコツコツ努力して、丁寧に分析を続けていれば勝てる!とナベキング先生も言っていたので、それを信じてオムナイト伯爵も努力します。。。



最後に、メンタルについてです。

まず、これは当たり前の話ですが、基礎があってこそメンタルが引き立つのです。
株の基礎を十分に理解していない段階で、感情や心理について考えてもあまり意味がないです。
まずは、基礎(知識、チャート分析)を習得することに集中し、一通り銘柄抽出から売買までができるようにしましょう。



自分自身との向き合い方

お金が得られることに対する高揚感や、お金が無くなることへの恐怖は、人間なら誰しもが持ち合わせる性質です。
自己資金が売買結果次第で増減する以上、
買い注文を入れた後は、多かれ少なかれ感情が揺れます。
売買とは本来そういうものです。

そのような欲望を消したり、無理に抑制しようとはせず、そこに欲望があることを認め、自ら監視しましょう。

「監視」とは、「自分の傍らにもう一人の自分を置き、自分との対話を試みる」ことで、欲望を持っている自分を見つめてみることです。

ナベキング先生は、売買するとき、横に鏡を置くをオススメしていました。
真の意味で、自分を見つめることができる良いツールとなるようです。

前に、投資でのメンタルについて書かれている本で、
「自分がトレードしている時、後ろでスーパートレーダーとなった自分が、今の自分の売買を見ている感覚で売買をやると良い」
と言っていたのを思い出しました。

これも、自分自身を監視するひとつのやり方なんですね~


以下のような状況では、感情や欲望が売買に影響しやすいため、自分自身への語りかけが特に必要です。

・大きく儲けたい。一発で大勝ちしたいと感じている。
・売買画面を開いた瞬間に、「なんとなく儲かりそう」と感じる。
・連敗が続き、次の売買が怖いと感じている。
・連勝が続き、次の売買が待ち遠しい。
・負け売買の損失額を取り戻したいと感じている。
・売買以外で、大きく感情が動くイベントがあった。

上記を感じた時は時に、自分への監視を厳しくして、その感情が売買に影響しないように心がけたいですね。


最後に、
相場の値動きそのものは、投資家がいくら努力しても直接的にはコントロールできません。
単発の売買結果は、プロでもコントロールできないものです。

投資家がコントロールできるのは、売買の準備(分析)や、株数・損切・利確などリスクリワードの管理などのみです。

今の売買で勝つか負けるかは誰にも分からないですが、
相場で生き残り続けることが出来る姿勢で売買に取り組んでいるか否かは、自分自身で判断できます。
プロセスに集中できていれば、ひどい売買はなくなっていくのです。

そして、
いくらメンタル管理が重要とはいっても、初心者がいきなり成功できるほど相場は甘くないです。
余計な(無駄な)売買も成長の糧と考えたほうが良いです。

初めのうちは、無駄な売買やミスをしてしまうもので、
余計だと気付かずに売買をしてしまうこともよくあります。
しかし、売買記録を取り、分析を繰り返していくことで、なぜ余計な売買なのか、さらには、自分の心理状態がどのような場合に余計な売買をしてしまうのか、に対する「自覚(認識)」ができるようになります。

それを定期的に振り返り、改善していくことで、
勝率はどんどん良くなっていくのです。


オムナイト伯爵は、基礎がまだまだなので、メンタルとか考えるのはまだ早いかもしれないですが、
とにかく、売買記録だけはちゃんと取って、定期的に振り返って、
自分の投資手法を磨いていきたいですね。


今回の講義は以上でした!


これで、半年の株ダービー「基礎編」は終了して、
以降は、「応用編」(半年)、「実践編」(半年)、「特別編」(半年)、となっていくようです。
応用編では、テクニカル分析を中心としたアドバンスな講義、
実践編と特別編では、ファンダメンタル分析を中心としたアドバンスな講義
になっているそう。
楽しみ!!!

そして、今後の記事についてですが、
講義のアウトプットとしてブログにつづっていくのは、基礎編のみとすることにします。

これまで半年にわたってお送りしてきた「株スクール講義レポ」、いかがでしたでしょうか?
ブログを書くのなんてはじめてだったので、かなりお見苦しい部分も多々あったと思います。
それでも最後まで読んでくださった皆様には、感謝しかありません。
本当にありがとうございました!!

以降は、リアル売買で感じたことや、実際の銘柄を使った分析、売買結果などを記事として挙げていきたいと思います。
よければ、今後もお付き合いいただけると嬉しいです!


最後に、長くなってしまったので、別の記事で、
四季報を用いた銘柄抽出(具体的条件)から売買までの流れと、半年の成績をまとめておきます。
よければご参照ください!

【株スクールまとめ】四季報を用いた銘柄抽出から売買までの流れ&半年の売買成績


それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました~!
また~!!

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