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2020-07-27の開発

現役のエンジニアが毎日どんなことを学んで,どんな開発を行っているのか雑にアウトプットしてみる試みの15日目です.

工数見積もり

開発を行う際に,それの開発にどのくらいの時間がかかるのかを見積もることが結構多い.それは,開発スケジュールやマイルストーンの計画を立ててプロジェクト全体の進め方を決めるために必要となる.

工数見積もりは,個人的には大切かつ結構難易度の高いものだと感じている.いつもやっている作業や,影響範囲が小さいものであれば見積もるのも楽だが,大きめの開発スケジュールや,やったことのない作業となるとかなり難易度は高いと思っている.

こういった難しい工数見積もりをするときに気をつけていることが2つある.

1つは,実装レベルまでタスクを分解することだ.(これはその作業はほぼ実装を行うことに等しい)
個人的には,commit の単位くらいまでタスクを分解できたらかなり精度が高いと思っている.もちろん想定していなかった処理などももちろん出てくるし,その粒度までタスクを細分化して考えるのはかなり難しいし時間がかかると思っている.自分は,そもそも「見積もりは難しいもの」という前提の元,タスクの細分化や整理に時間をかけることが多い.

2つめとしては,実装以外のテストや,不具合修正のためのバッファを十分に設けること.自分も「実装だけなら1日くらいで行けると思います」という具合に,答えてしまうことが多いのだが,実際のテスト→不具合修正→リリース作業というステップにかかる時間を考慮した結果,デリバリーまでに1週間かかってしまったなんてことも全然あり得ると思っている.


工数見積もりは,正直自分もいまいち正解がわかっておらず常に試行錯誤して精度を高めようとしている最中なので,精進していきたい.
(多分ほかのエンジニアの方も,未知の問題に対する工数見積もりには手を焼いているんじゃないかなぁと思っている)

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