私の顔覚えていたのはネゴッコだった
遠野ことば⑦(全➀~⑧)
<と>ドントハレェー=昔話の終了の言葉
初対面の人に出身を問われ、岩手の遠野と答えると「遠野物語の…」と言われます。ドントハレェーは昔話の終了の言葉で、おしまいという意味です。
トグヅ=戸口、トゲェ=表、トッカメグ=ドキドキする、トッケェッコ=交換、ドッチャ=どちらへ、トドッコ=蚕、トベェッコ=少し
<な>ナガス=台所の流し、ナガンス=ありません、ナジュナワゲ=どういうわけ、ナニスダドー=なんだと、ナッテモ=何も、ナモス=あのネ、ナンタ=どうだ、ナンタラマダ=なんだってまた、ナンボスタッテ=なんてことだ
<に>ニギワカ=にぎやか、ニグダマル=温まる、ニググナル=暖かくなる、ニヤル=似合う
<ぬ>ヌガル=泥でグチャグチャになる、ヌゲェー=暖かい、ヌグル=拭き取る、ヌダルグ=塗りつける
<ね>ネゴッコ=ネコ
家にネコと犬がいた。帰省した時、私の顔を覚えていたのは? 飛んできたのは、犬ではなくネコだった。湯たんぽ代わりのネコと寝ていました。
ネンネコ=子供を背負うときに使う上着、ネマル=座る、ネンズン(ニンズン)=にんじん
<の>ノベル=人に物を与える、ノサバル=でしゃばる、ノサル=乗る、ノメル=倒れる、ノンベ=酒飲み
<は>ハガエガネェー=はかどらない、ハガドル=仕事が順調に進む、ハガラ=早々と、ハスリ=台所の流し台、ハッケェ=冷たい、バッケェ=蕗の塔、バンゲ=夜、ハシェル=走る、ハラメグ=心配する