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マジか家族で鮨屋に行ったの1回だけ

たまには「鮨屋で…」(09年11月5日)国民の祝日は年に15回。その中の一つ、文化の日は私の結婚記念日だ。娘が「この30年で、家族で鮨屋に行ったのは1回だけ」と言った。よく覚えていないが、本当か。 

結婚記念日くらい回転寿司より、みんなで本当の鮨屋に行きたい、ということらしい。諸事情があって今年もかなわず、地味な結婚記念日となった。妻と娘には申し訳ない。 

勤務中の病院で息子が手術を受けた。先輩の医師が担当してくれた。すぐ復帰したが、手術前は不安だった。妻が形式的に病院に行くなど、結婚記念日どころではなかった。

兄が無職に。子供たちが面倒を見ればいいのだが寄り付かない。8カ月も家賃を滞納しており、私がまとめて支払った。今後どうなるのか。兄の行末も心配で落ち着かない。

あさみちゆきさんの「鮨屋で…」を聴く。「…父と座った鮨屋のカウンター ちょっと 大人になった気がした…」。この歌は両親が離婚、会えなくなる父と娘が、別れの日に鮨屋へ行ったという悲しい物語だ。

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