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「晴絵雨読」これが解体前の社屋です
解体前の社屋(07年9月17日)既に退職されている会社のOBから、7月初旬に絵はがきをもらう。「31日までオリエンタルホテル(市民ギャラリー)に出展しています。時間があればのぞいてみて下さい」と書いてあった。
同ホテルは新浦安駅から徒歩1分。いつもその前を通っているので、出社時に立ち寄った。題名は「ぶらり築地へ」。絵は私にとっても懐かしい社屋を描いたもの。屋上に社旗がはためき、長年見続けてきた風景だった。
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40年以上経つ社屋は現在、取り壊し中で、9月中旬には跡形もなくなった。先輩は社屋がなくなる前に築地に出かけ描いてきた。社屋への思い入れは人それぞれ。私は解体前に、玄関前で同僚3人と記念写真を撮った。
絵はがきによれば、昨年12月に関連会社を卒業したとか。今は絵などを描いて「晴絵雨読」の日々で、悠々自適らしい。「まだ3、4年は働きなさい」と言われた。もう少し会社にいて、新社屋完成を見届けるつもりだ。
※絵・常田純孝氏(日刊スポーツOB)
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